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海と空をイメージして制作しました。箔や絵の具がキラキラと光り、優しいコントラストを生み出します。

今回は、赤い空に月の組み合わせでどこか妖艶な印象を与えます。

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★作品内容★

木製の球体に日本画用の岩絵具で彩色を施した後、金箔を細く切り貼り合わせて装飾した木製品です。

これら技法は、日本では1300年ほど前から用いられているそうです。
また、金箔を細く切り貼って文様を施す技法を截金(きりかね)と呼びます。これも同様に古くから用いられている技法です。古くは仏像や仏画、今日では工芸作品にも用いられています。
この技術を用いる作家さんは、日本画の技法そのものの扱いに比べると難しく、習得にも時間のかかる技術であるようです。




日本画材の特性を生かして自然の風景を球体に表現できないか？という想い制作しましました。
金箔やパール粉で星を表し、波は細く切った金箔を貼って表現する事でその想いを実現しました。


球体の底を削ってある為、台座等無しで自立します。

作品は、一つ一つ手作りとなります。

★材質★
ブナ、顔料、金箔、膠

金箔は1号色〜4号色を使用しています。純度は23Kほどになります。
絵具は「新岩絵具」という人工の色ガラスを砕いた粉末を使用しています。

★寸法★
直径約6cm


★★★★作品の取り扱いについて★★★★

・直者日光、湿気を避けて展示又は保管していただきますようお願いします。
・ホコリ等は柔らかい筆で優しく撫でるようにして取り除いてください。
・擦ったり強い衝撃を与えること、また水分を避けて扱い下さい。顔料や箔が剥落する場合があります。