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ご当地クッキー復刻版！\復刻まつり2024/
ギフトにもぴったりの美しいレリーフクッキーをどうぞ！
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このクッキーには地域振興、特産品PR、恩返しのドラマがあります

クッキーを深くご理解いただけるよう
製作背景をご紹介しますね

最初に作っていたクッキーは
家にある型とひらがなスタンプで
「だておおたきあろにあくっきい」と刻印した素朴なものでした

当時てんねんやは大滝に移り住んで１３年
子供たちも大きくなり
店を始めて１０年目で少し落ち着いてきて

今まで沢山お世話になりっぱなしの地元大滝とご縁の皆様に
これから一生どうやって恩返しをしたらいいかと考え始めた頃でした

過疎地大滝の先を憂いる有志が大滝を考える女性の会を立ち上げ
縁あって伊達市長を招いたお茶会でうちのクッキーを出してくださった
それが事業のきっかけでした

クッキーを一口食べた市長が
これは名物になるかもしれないと
開発に
企業を他から誘致するのは簡単だが
地元の人が自らすることに意味があるとの市長の言葉に深く共感し
ようやく一つ私も地元の役に立つことができるかもと思い
新しい試みに踏み出すことにしたのです


てんねんやがお世話になったのは
経済産業省の平成２６年度補正予算案
地域の産業振興等による経済活性化
地域の活性化に資する企業や産業に対する支援の一つの
ものづくり創出支援事業でした

室蘭のテクノセンターに中小企業の支援で週に１度
札幌から相談員として来られているミラサポの先生のお力をお借りして

慣れない企画書作りから始まり、書類審査、面接
数多の申請者の中で審査を通していただいて
「アロニアクッキーリニューアル事業」が始まりました

札幌のデザイナーさんと打ち合わせは
作っている風景と背景を見たいと
わざわざ大滝の工房まで何度も来てくださり何時間も話は尽きず
「想い」をわかった上で
パッケージデザインをしてくださるありがたさ

通常業務もしながらの新規事業は
ひとりのてんねんやには大変でしたが
完遂できた源はアツい想いでした

子供たちが大きく立派になるほどに
自分の力ではないことを痛感する

見えないところで
知らないところで
気づきもしないところで
忘れてるところで
どれだけ助けていただいていたか

直接触れあっていないとしても
この地の全てに護られてきた
その想いだけが原動力でした


アロニアは
特別豪雪地帯に特産をという
先人のご苦労のおかげで定着しました

栄養価が高いスーパーフルーツで
目の機能改善にいいといわれる
ポリフェノールの一種アントシアニンが
ブルーベリーの２～７倍も含まれるという
注目の健康果実

アントシアニンは
目の焦点を調節する部分に働きかけるそうで
デジタル主流の目を酷使する現代にぴったりです

その一方で、ブルーベリーのように
生でいただくには渋みが強く
それが抗酸化物質であるのですが
個性的なベリーです
でもその個性的なところがたまらない

アロニアには様々な加工品もあり
サプリメントも有名ですが
焼き菓子にするには
濃い紫色が化学変化を起こし
色合いがとても難しいのです

焼きすぎると風味も色も飛んでしまうし
酸やアルカリで全く色の出方が違う
試行錯誤の繰り返し

てんねんやが作っているので
当然素材はヴィーガン
卵バター乳製品白砂糖
添加物やベーキングパウダーもなし

北海道の石臼挽きの全粒粉を配合し
絶妙なしゃりしゃり感を

未精製でミネラルと風味があり
色も綺麗な有機砂糖

薬品抽出でない植物油

味の決め手　日本最北宗谷の塩

そして型は
世界にひとつのてんねんやだけのオーダーメイド

ヨーロッパのアンティークであるような
美しく立体的なレリーフで
アロニアの美しい曲線を出したくて
自分で何度もデザインから起こし

型屋さんが普段作っていない 立体のレリーフ型を
特注で引き受けてくださり
約１年かけて2015年秋に出来上がりました

コーヒーやお茶と共にお皿に置いて
しばし眺めてしまうような
食べてしまうのが惜しくなるような

そして食べてみたら 美味しくて忘れられない
そんな逸品を目指して出来ました

お世話になってばかりの伊達大滝に
大好きな伊達大滝に 今できる恩返しの第一歩を

クッキーは すぐに食べてしまう儚いもの
それでも最大の真心を込めたくて ようやく形も整いました

大切な方への贈り物に
真心こめたおもてなしに
よろしければお使いください

皆様のお心に届くものがありますように