そのバッグを持つだけで心がパッと華やぐような、
特別な柄のある生地でバッグを作りたいとずっと思っていました。
とはいえ、なかなか「これだ！」という生地が見つからず、実現できなかったのですが、
とうとう、出会ってしまいました！

世界遺産にもなっている高野山のふもと、高野口で生まれた織物、金華山（きんかさん）。
中でも、バッグに適した小さめの柄、独特の色づかいの生地をセレクト。
柄バッグの印象を引き締めるため、バッグの底と開けた時に見える口布、タッセルは単色の本革を使用しました。
地味めアウターなどが増えるこれからの季節、コーデのポイントになってくれる巾着バッグです。

※受注制作となっており、現在、制作に4週間ほどお時間を頂戴しております。

サイズ　約タテ210×ヨコ220×マチ120mm
重量　約230g
素材　パイルジャカード織り（組成は綿、レーヨン、アクリルなど）、裏地は綿、レーヨンコード、国産牛革、真鍮金具
持ち手長さ　ショルダー時 約100cm、手持ち時 約45cm

見た目はコンパクトながら、スマートフォン、ハンカチやティッシュ、長財布、メイクポーチ、B6サイズノート、350mLくらいまでのペットボトルなどが入る収納力を確保。
中身がごちゃごちゃになりにくいよう、携帯電話や鍵などが収納できる内ポケットを1つ付けました。


持ち手はタッセルの反対側を長く伸ばせば肩掛け＆斜めがけのショルダーバッグ（身長164cmで斜め掛けにすると、ギリギリだけど大丈夫、くらいの長さになります）、タッセルのない左右を引っ張ると手提げにピッタリの長さに変化。開閉はマグネットホックです。


底は水色の本革で切り替え。少し起毛したような、独特の素材感のある牛革です。バッグを開けたときに見える口布、タッセルも同じ牛革を使用しています。

やや暗めの水色に、くっきりとしたオレンジの花、その周りをベージュのシャギーが囲みます。一見、派手な色合わせですが、ややくすんだベージュカラーが入っているせいか意外に合わせやすく、コーデのポイントになりつつ着こなしに馴染みます。

金華山（きんかさん）
高野山のふもとにある高野口は、パイル織りという織物で世界的に有名です。中でも、先に染めた糸で伝統の柄を編み込んだ織りを「地柄金華山」と呼び、「パイル織りの最高峰」とも言われ、電車のシートや国会議事堂の椅子、応接セットやトラックの内装などにも使われています。
この巾着に採用したのは、そんな高野口で織られたパイルジャカード織り。生成色で織られた生地を後から染めることで、独特の色合いが印象的な仕上がりになっています。パイルジャカード織りの和名でもある金華山を、ぜひ手に取ってお楽しみ下さい。

※切り替えに使用した革は、濡れたり擦れたりした場合など、色移りの可能性がございます。
※送料を抑えるため、折りたたんでの発送となります。
※なるべく実物のお色を再現しておりますが、画面上と実物では色が異なって見える場合がございます。
※お手元に届いた商品と、掲載されているものが、色味や柄の位置などが異なる場合がございます。1点ものの楽しみとして、ご理解いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。

冬支度ハンドメイド2018