PINTが提案する、”家具未満”シリーズ。

2つ1セットで、天板をのせて使うテーブル脚です。互いに角を内側にして向き合わせると最も安定します。壁につけて使うときは、脚の向きを変えて使うことも。

「ロ」と「コ」の2つに分けることができ、付属の六角レンチで簡単に分解組立できます。ドライバーではなく六角レンチのため、ネジ穴が駄目になることもなく、簡単です。また、ネジではなく金属受けのナットのセットで開け締めするため、何度でも分解組立が可能です。

天板セットで台として常に使うもよし、天板がいくつかあれば、天板を変えて使い分けも。補助台やテーブルの脚として、臨時で使うのもおすすめです。場所もとらず組立や移動も楽なので、使わないときは分解すれば収納も簡単です。

天板はのせるだけですので、テーブルの上で、揺れを伴うような作業や、ものを書くことには適していません。飾ったり置く台や、ナイフ使いや卓上調理を伴わない食事程度は可能です。補助的な台や、簡易テーブルのようなイメージでお使いいただけたらと思います。高さは一般的なダイニングテーブル程度です。

軽く、上品な見た目の栂（つが）を使って製作しています。栂は、本州中部以南の山地に自生する木で、マツ科の針葉樹。針葉樹ですので軽いのですが、堅く、建築や家具に用いられます。

床への接地面にはクッションを別添えしますので、使用場所の状況に応じてお使いください。クッション使用のほうが、安定し、床への摩擦も少なくなります。

PINTの店舗で使用する展示台や、イベントで使う臨時テーブルとして使っています。移動や出し入れがとても簡単なので、普段は天板と一緒に立てかけて置いておいて、追加でテーブルや台が必要な時に出して使います。

天板は付属していませんので、ご用意ください。素材は選ばず何でも良いと思います。サイズも、脚サイズ以上、ダイニングテーブルくらいの大きさでも自由に組み合わせられます。何種類かの天板があると、使用用途もフレキシブルに、より楽しんでお使いいただけると思います。天板の素材、重さ、サイズ等によりますので、不安定にならないような組み合わせを選び、ご判断ください。厚いモルタル素材のような重い天板は、仕様上ぐらつきも生じて危険があるため、避けてください。

天板は、簡易なものでしたらホームセンターなどでもお求めいただけますし、古道具屋さんや古家具店で天板や古板を探されても。

お家はもちろんですが、お店の方にもご利用いただいています。引越しやライフスタイルの変化にも、フレキシブルに使い続けられるので、長くお使いいただけます。

自由に、軽やかに、使い方を作り楽しんでいただけたら嬉しいです。

▼4枚目
無垢材のため、節などが入る場合があります。製品に適さない部位は製作時に除いていますので、お届け品は使用や強度に支障のない判断のものになります。

▼7、8枚目
分解後。「ロ」と「コ」の2つに分かれます。ドライバーではなく六角レンチで開け締めできるので、ネジ穴が駄目になることもなく、簡単です。


＊価格は2個1セットの価格です
＊板は付属しません。板の製作販売の予定もありません。


【素材】栂（つが）　29mm角

【仕上げ】オイル仕上げ

【サイズ】
組立時｜縦38×横38×高さ75cm
分解時｜（ロ）縦38×横38×高さ75cm　（コ）縦38×横36×高さ75cm


▼家具未満シリーズ▼
PINTが提案する、”家具未満”。

”家具未満”とは、その名の通り、家具ではないのですが家具として使えるもの。PINTを運営する私の個人的な好みなのですが、いわゆる一生物の家具を買おうという気持ちなく、これまで生活してきました。住まう人数や環境によって、家も間取りも変わり、引っ越しも多かったのです。そんな状況もあって、大きな家具を持ちたくなかったことや、広くない家でスペースを自由に使ったり、移動も簡単にできる様にと、自前で天板と箱のような脚を組み合わせて部屋を作っていました。収納も使い勝手も楽で、大型家具を持たないというストレスのなさも気に入っていました。

京都に実店舗をオープンした時にも、配置換えを自由にできるように、いわゆる什器や家具は買わず、脚・箱・台に天板をのせてお店を作りました。

お店で実際に使いつつ店頭で販売を始めたところ、自分に近いライフスタイルの方のみにならず、マイホームをお持ちの方がサブの家具として使ったり、店舗に使われたりと、想像以上に幅広く、自由にお使いいただくことができました。

実際に店でも使用してみて1年。地震もありましたが、使い勝手はもちろん耐久性も問題なく、販売をスタートしたのが、こちらの”家具未満”シリーズです。