日差しが強くなるこれからの季節に欠かせないラフィア中折れハット。
広めのツバが日差しをカットし、おしゃれに紫外線対策できます。
軽い被り心地と天然素材ならではのかぎ編みの風合いが、被るだけで気軽に季節感を演出してくれます。

元々はデッドストック在庫として保管されていたクラシカルな丸頭のセーラーハット帽体（帽子の原型となる材料）を職人が木型とアイロンの蒸気を使った手蒸しの成形技法で再成型。
服のテイストを選ばず、性別も問わないシンプルなデザインへリメイクしました。

クラウン(頭部分)は、日本人の頭の形に合わせて作られた木型で成型されておりフィット感が抜群です。
使いやすい長さのツバは夏の日差しを優しく遮ってくれます。

【素材】　天然草木(ラフィア)　93.8%
　　　　　ナイロン　6.2%

【サイズ】　57.5㎝
　　　　　　ツバの長さ　約8.5cm
　　　　　　クラウンの高さ（頭部分）　約10.5cm
【重量】 　90ｇ

ツバ先に樹脂製のワイヤーを入れているので、手加減で形状を変化させることができます。
変化を付けずに少しダウンしたツバだと、クールな印象に。
波を打つようなカーブを付けてツバ先を少し遊ばせてあげると、柔らかい印象に。
その日のコーディネートに合わせて、ツバのアレンジをお楽しみください。

ラフィアとは、マダガスカル原産のヤシ系の植物のことで、その葉を使用した帽子の素材が「ラフィア素材」。
ラフィアは希少価値が高く、高級素材として広く知られています。

通気性の良さが特徴で、春夏用帽子の素材としてとても人気があります。

このラフィアは、大切に倉庫で保管されていたデッドストックで、状態も非常によい材料です。
少しでも多くの方に、「ラフィア素材の良さを知ってもらいたい」という思いから、手に取りやすい商品として生まれ変わらせました。

元々はツバ先がくるんと跳ね上がったセーラーの帽体です。
これをダウンのツバにするために、熟練された職人が手作業で成型し直していきます。
ツバ先に少しずつ蒸気を当てながら蒸らす、そして、繊維を切ってしまわないように少しずつ伸ばす、この作業を数回繰り返し、時間と手間をかけて丁寧に成型しています。

天然素材は自然のものなので同じ材料でも個体によって僅かな違いが見られます。
蒸らす加減や力の入れ方を微妙に調整しながらの細やかな作業は職人の経験が頼りです。

＊材料が限られているため、売切り終了の数量限定商品となりますのでご了承ください。

【お手入れ方法】
お洗濯不可の商品となりますので、次のようにお手入れをお願いいたします。
・編み目にホコリやチリが入り込んでいることがありますので、帽子全体をブラッシングしたり軽く叩いて落とします。
※ブラシは毛の柔らかい洋服や、帽子専用のものをお選びください。
粘着テープは粘着質が帽子に残り、ホコリがつきやすくなるので使わないでください。

・汚れが付いた場合は水で濡らした布を固くしぼり、叩くようにして落とします。

・保管方法は基本的に帽子が届いた時と同じ状態をお勧めします。
専用の箱がない場合には、型崩れ防止のため中に丸めた紙やタオルを入れて、ツバが上がるものは根本から上にした状態で保管します。
直射日光の当たらない、風通しの良い場所で保管することが重要です。

・虫食いを予防するため、収納時は防虫剤を近くに置いてください。
丸めた紙やタオルを詰める場合は、詰め物の中に防虫剤を入れるのも良い方法です。