“気になる”に寄り道。｜“うちの子”そっくり！にゃんとも可愛い猫のレザー作品

いま編集部が“気になる”作品にフォーカスを当て、編集部目線でその魅力をお伝えする「“気になる”に寄り道。」シリーズ。読みものをきっかけに、みなさんにもちょっとした “寄り道” を楽しんでいただけると嬉しいです。

今回は、大好きな猫をモチーフとしたレザー作品を手掛けるK.TAMAOさんの作品の魅力に迫ります。

キリッとした表情から、まん丸お目目の愛くるしい表情まで.....猫好きならではの視点から生まれた素敵なデザインがたくさん。

見ているだけで心温まる、猫たちの世界にちょっと寄り道してみましょう。

皆さんにとって、心が安らぐ瞬間はどのようなときでしょうか？

いつもよりちょっと贅沢なアイスを頬張ったり、好きな音楽を流してぼーっとしたり......好きなことや、幸せを感じる時間は人それぞれ。

わたしにとって、毎日欠かせない、癒しの時間となっているのが大好きな猫の写真や動画を見ることです。

離れて暮らす両親から、毎朝毎晩、送られてくる愛猫の写真。天気が悪く、気分がさえない雨の朝でも、電車のなかで愛猫の写真や動画を眺めているだけで自然と心が温まり、「さあ、今日も頑張るぞ」という気持ちにさせてくれます。

わたしがCreemaで楽しみにしているのが、愛猫にそっくりな作品を見つけることです。ユニークな猫作品が登場するたびに、お気に入りボタンをポチッと。

ビビッときた猫作品を見つけると「見てみて！そっくりな子を見つけたよ」と、素敵な作品を家族へ報告するのが日課になっています。

そんななか、最近わたしの目に止まった“気になる”作品が、K.TAMAOさんの作品です。

ムスッとしていて、なんだかオコ顔の猫さん。まさに、うちの子にそっくり......！

実家で飼っている、グレーと白のハチワレ猫・ふうたくんはふと見ると、ムスッとした表情をよくしているんです（笑）

うとうとと目を細めているだけなのか、何か気に入らないことがあったのか......猫の気持ちはまだまだ分かりません。三角の目になり怒っているときや、まんまるな黒目でびっくりしているとき、美味しいご飯を食べてスヤスヤと幸せそうに眠っているとき。どんな表情も愛らしく、ずっと眺めていたくなります。

そんなうちの子にそっくりなK.TAMAOさんの作品に、一目惚れをしました。

学生時代、レザーを使って抽象的な物や簡単なバッグを作った経験を活かし、「財布などの生活小物を製作してみたい」と思い立ち、作品づくりを始めたK.TAMAOさん。

大好きな猫モチーフの作品を手掛けるK.TAMAOさんの作品は、型抜きではなく、ひとつひとつ手で切り出し、革を手縫いで仕上げています。

革の切り出しから、縫い目の穴あけ、縫いを全て手作業で行なっているので、同じデザインでも微妙に表情が違ってくるのだそう。まさに、世界でたった一つのハンドメイド作品。

K.TAMAOさんの作品の魅力は、特徴的な表情はもちろん、ケースの裏面にも猫好きにはたまらない、“猫の可愛い”が詰まった瞬間が表現されているところです。

グレー白ハチワレのメガネケースの裏面には、背中を向けて眠る猫の姿が。

ふわっふわの白い毛がちょっとだけ見えている、まんまるなフォルム。睡眠の邪魔をしてはいけないと分かっていながらも可愛くてつい触りたくなってしまう、愛らしい後ろ姿がレザーで表現されています。

こちらは、猫を飼っていたら一度は経験する「洗濯物の邪魔」をしている瞬間。洗濯物を畳んでいると、気付いたらタオルの上で眠ってしまっていた愛猫。

忙しいときでも怒るに怒れない、思わずクスッとしてしまう猫の行動が表現されています。

パステルカラーのレザーが白いケースによく映えますね。

バッグから取り出すたびにわくわくした気持ちになれる、小銭入れ。よく見ると、耳を反らせて「イカ耳」になっています。

近所の猫さんが窓から見えたのかな......？小学生の子どもたちが帰ってきた声に反応している？——そんなふうに想像を膨らませるのも楽しい時間です。

裏面にはカードなどを入れられるポケットつき。

カードが落ちてしまわないよう、猫のしっぽの先にボタンがついていて止めることができるので、安心です◎

ブルーの瞳が綺麗なシャム猫や白黒のおかっぱ猫など、いろいろな柄や色をしたオコ顔猫さんがたくさん！

淡いライムグリーンやエメラルドグリーン、山吹色など目の色を変更したいときは、「質問する」のボタンからセミオーダーすることもできるので、“うちの子にそっくり”な猫さんをお迎えしてみてはいかがでしょうか。

ちょっとしたお出かけにちょうどいい本牛革スマホポシェットは、スマホ以外にハンカチやポーチ、小さなお財布などが入り、コンパクトに荷物を納めたい人にぴったりのサイズ感◎

実は昨年の夏に父が子猫を保護し、家族が増えました。茶トラ猫・はっちは普段暴れん坊で家の中を元気に駆け回っているのですが、ふと気づくとこちらをじーっと見ているときがあるんです。

そんな愛猫はっちの姿が思い浮かぶような、じっと眼差しを感じる茶トラ白ハチワレ猫のスマホポシェット。バッグ部分には姫路レザーの本牛革が使用され、革本来の自然な風合いを楽しむことができます。ショルダーの紐は、ナチュラルな牛ヌメ革になっていて経年によって、アメ色に変化するんです。

使えば使うほど味が出て、変化を楽しむことができるのもレザーの魅力です。

一匹一匹に、命を吹き込むように「可愛くなれ」と心を込めて作られたK.TAMAOさんの作品たち。

「お客さまそれぞれにストーリーがあるように、お客さまの今にしっくりくる顔の子がお客さまの元にお邪魔できたら......」と、手にとってくださる方を想像しながら楽しくものづくりをされているそうです。

たとえ同じ色のレザーを組み合わせても、猫の表情はそれぞれ異なり、ステッチ次第で怒った表情にも、にんまりとした表情にも自由自在に表現するK.TAMAOさん。

作品たちを見ていると、うちの子が自然と思い浮かんだり、ほっこりと温かい気持ちになるのは、K.TAMAOさんの猫愛を作品からたくさん感じられるからかもしれません。

あなたにとって大切な“世界でたった一つの猫ちゃん”が、毎日をそっと癒してくれますように。

——そろそろ寄り道の時間もおしまいのようです。

どうぞ次回もお楽しみに。

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