＊こちらのアイテムは、生地在庫限りの製作となります。

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“インディゴ”は日本語では“藍”のことです。
古くから親しんで来た藍染めは、別名“ジャパンブルー”と呼ばれるほど、日本の風土と深く関わってきました。

藍染めはもとは天然の藍から作られる染料によるものでしたが、現在では、藍から抽出される染料成分を科学的に合成した“ピュアインディゴ”と呼ばれる、１９世紀に開発された染料によって染められるものがほとんどです。
“ピュア”とつくのは、その染料の成分が、不純物が無く、純粋な色素によるものだから、とか。
今回ご紹介するのも、そのピュアインディゴで染めたものです。
染めは、デニム等で世界的にも定評のある日本の老舗・坂本デニム製です。

インディゴの魅力は、やはりその色の変化、でしょう。
洗う度、天日に晒すたびに、自分だけの色に育ててゆくことができます。

色落ち、色移りなど、多少、ケアが面倒な部分もありますが、良いデニムを１０年、２０年育てるのと同様、この生地の色も、長く着続けていただくことで、育ててください。
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【画像２】
今回のアイテムは、生地の質感、刺繍の愛らしさ、そして美しい染め、この３つが魅力です。
従って、デザインはとてもシンプルにしています。

ゆるいＡラインで、裾はラウンドにカットしてあります。
襟ぐりは、いつものFAVAのアイテムに比べると、やや控えめの開き具合の、ラウンドネック。
両肩に２つずつタックを入れて、バストまでに柔らかい膨らみを持たせて、ゆったりとした着心地にしています。

袖は肘の辺りまでの５部袖、ふんわりとしたフリルスリーブで、袖山に少しだけギャザーを入れています。

＊袖は、７部袖（パフスリーブ）＋カフス＆ループ／ボタンに変更も可能です。
　追加オプションで￥1800（税込）となりますので、ご希望の方はメッセージでお願いします。


【画像３】
襟ぐりは見返しで始末しています。
バイアス仕立てより、高級感があり、襟ぐりがすっきりして見えます。

後ろ中心にスリットがありますので、着脱は楽に行えます。
肩のタックも控えめながらフェミニンなディティールとして効いています。

【画像４】
フレアスリーブは、広げるとゆるい三角形。
大げさすぎないフレアで、気になる二の腕ラインはしっかりと隠してくれます。

【画像５】
後ろ中心の開きは、ループに貝ボタン一つ。
ここも、サンプルはバイアスになっていますが、
実際お届けするものは、見返し仕立てに仕様変更になります。

【画像６】
ボタンはオリジナルの刻印が入ったボタンです。
刻印されているのは、つるバラのモチーフと、
La Felicita (イタリア語で“幸せ”)。
白蝶貝 11.5mmサイズです。
濃紺地にピュアホワイトが映えます。


【画像７】
両脇裾は、ラウンドタイプで、スリットが入ります。
着丈の長いチュニックですが、動きを妨げません

【画像８】
バックはシンプルです。

【画像９】
使用した生地は、大変に高品質な Japan Linnen、日本製のリネン生地に、刺繍では高い技術力を誇る北陸地方で刺繍を施し、
さらに藍染めでは世界的に定評のある坂本デニムにて、染めを行っています。

インディゴ染め、藍染め、ともに、その色が濃いほど高品質とされていますが、それは染める回数が多くなり、手間ひまがかかるためです。

今回の生地は、サンプルで３段階の濃さがありましたが、最も濃い色のものをお願いしています。

刺繍は、今回のアイテムのネーミングとなった、
ブルーアスター（青エゾギク）のような一輪の花の大小が交互に施された、とても愛らしい模様です。
刺繍はふんわりと厚みがあって、とても高級感のある手触り。

光の当たり方で、わずかにパープルを帯びたような色に見えます。
単一色でありながら、ニュアンスのある美しい藍色です。
これが、洗うたびに少しずつ褪色して、色が変化していくのを見るのも楽しみです。


【画像１０】
モデルは身長１５８cm、５０kg、M-Lの中間くらいのサイズ、バスト、肩幅はわりとあるほうです。
全体にゆったりとした着心地で、生地そのものもリネン100%ですので、さらりとして涼しい肌触りです。
わりと薄手のリネンですが、このように全体にしっかりとした刺繍が施されているため、透け感はほどんど気になりません。