オブジェ 森 オーナメント2023
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オブジェ[森ととり]
柿渋加工した洗える和紙
和紙ですが鉄の様な質感で和洋問わずインテリアに寄り添います
渋紙を凹凸ののあるように彫りおこしたミニオブジェ
楮100%
サイズ 直径 約11㎝ 高さ16.5㎝
オブジェ[森ととり]
柿渋加工した洗える和紙
和紙ですが鉄の様な質感で和洋問わずインテリアに寄り添います
渋紙を凹凸ののあるように彫りおこしたミニオブジェ
楮100%
サイズ 直径 約11㎝ 高さ16.5㎝
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鳥が大好きで鳥のモチーフの物を色々持っていますが、これほど見た目と実際の重さが違う物はないでしょうね^_^ 渋紙の不思議さですね。プロフィールを拝見しましたが、紙の原料から作られているのですか?すごいですね。貴重な紙だと聞いておりましたが、そこまでしないと手に入りませんか?
実は私は渋紙を触るのはこれが初めてではありません。高校生の時に学校の美術の授業でたまたま型染めを習いまして、貴重な紙だと先生からお聞きしておりました。職人さんに紙をわけて頂くのが大変だったと先生が苦笑されていたのを覚えています。授業では渋紙で型紙をつくり、それを布にあて、ぼたん刷毛で染料を入れ、自分で考えた連続模様のパターンを染め抜くという事をしました。柿渋を塗った型紙が着物の型染めに使われるというのも、その時初めて知りました。
その後、ある展覧会で、実際に着物を染めるのに使われていた型紙を偶然見ました。「19世紀末のウィーンの美術におけるジャポニスムの影響」というようなテーマだったと思います。作家の作品と共に、日本の文化がどのように世紀末のウィーンの美術に影響を与えたか、蒔絵の品や金箔を貼った屏風など、その時代に欧州に渡った日本の古い工芸品も一緒に展示されていました。そしてその中に着物の型染めの型紙があったのです。型紙自体は美術品ではありません。着物に型染めする為の裏方に徹する物です。染料が付いて汚れて真っ黒になった物もありました。しかし、その切り絵のように切られたパターンの何と美しいこと・・・
その頃のウィーンの芸術家達の絵には、メインのモチーフの周りに連続模様の装飾が取り囲んだスタイルのものもあり、型染めの型紙の影響もあったのではないかという説明が書いてありました。珍しい展示の仕方でしたが、きっと学芸員の方がどうしても伝えたかったのでしょうね。
クリムトの絵と同じ部屋に、渋紙の型紙が展示されている・・・ 私には印象深い光景でした。
渋紙の型紙の美しさは、世界に誇れる日本の文化でしょうね^_^
日本の中にいると慣れてしまって良さがわからないものも、外国の人から見るとその良さがよくわかる、なんて事もあるのかもしれません。
東京染物語博物館には私は行った事がありませんが、私が見たのと同じような型紙があるのでしょうか。衝撃を受けて切り絵を始められたとありますね。あの型染めの型紙の切り絵のような美しさに感動されたのなら、私も同じように感動された方がいらした事が嬉しいです^_^
それで是非、作品を購入させて頂きたいと思ったわけです^_^
伝統的な文化をご自分なりの方法で新しく表現されて、次の世代に伝えていこうとされているのかな、とお察し致します。
渋紙自体は認知度が低いし、一見地味ですので、その素晴らしさを伝えるのはなかなか大変でしょうね。このCreemaで沢山の方がご覧になられますよう願っています。