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ほっこり幸せ。伝統的な和菓子をお取り寄せ

ほっこり幸せ。伝統的な和菓子をお取り寄せ

お茶とともにやさしい甘味の和菓子を楽しむ時間は、のんびりとした心地よいひとときです。世界には様々なお菓子がありますが、日本の「和菓子」は繊細な見た目と味わいが、老若男女、幅広く愛されています。

 

今回は、代表的な和菓子の意外な歴史や、Creemaで見つかる、作家さんや職人さんたちの心のこもった和菓子をご紹介します。ぜひ休日のほっと一息つきたいときのお供を探してみてくださいね。

(おすすめの特集はこちら)きちんとお持たせにも 和菓子・和スイーツ

【目次】

1.和菓子とは?洋菓子との違い

2.人気の和菓子の種類と特徴

  -和菓子の代表「お饅頭」

  -ふんわりした見た目が魅力的「どら焼き」

  -挟む具は無限大「最中」

  -優しい卵の香りが漂う「カステラ」

  -ぷるんとした舌触りがたまらない「わらび餅」

  -もちもちした触感がくせになる「大福」

3.おもてなしにも◎ 色の美しい和菓子

和菓子とは?洋菓子との違い

和菓子とは、日本の伝統的な菓子全般のことを意味し、主に小豆や餅粉などを原料としているので、ふんわりとやさしい甘さが特徴です。洋菓子は小麦粉や卵、バターや生クリームなどの乳製品が多く使われ、しっかりとした甘さが特徴です。

 

また、季節の花・動物などをモチーフにしたりと形も見た目も様々な和菓子。季節感を豊かに盛り込んでいるのも和菓子の特徴であり、視覚的に季節を感じさせてくれるところが四季のある国・日本らしさといえるかもしれませんね。

人気の和菓子の種類と特徴

そもそも「菓子」という言葉は、「果物」を指す言葉でした。

 

いま私たちが食べているお菓子は奈良時代から平安時代に中国から伝わった唐菓子が始まりだと言われています。鎌倉時代になるとお茶が伝わり、それに伴い茶菓子となる和菓子も発展していきました。

 

一般的な和菓子の種類は、生菓子、半生菓子、干菓子に分類され、お菓子に含まれる水分量と保存性によって分けられています。生菓子は水分量が30%以上、半生菓子は10〜30%以上、干菓子は水分量が10%以下のものを指しており、水分量が低いものほど日持ちするので長く楽しめるのは干菓子になります。生菓子の代表的な和菓子はどら焼きや大福、半生菓子は最中や羊羹、干菓子はお煎餅や金平糖が挙げられます。

 

古くから伝わる和菓子だからこそ、その種類は多岐に渡ります。今回は、代表的な人気の和菓子6種類についてご紹介します!なかなか知る機会のないそれぞれの和菓子の歴史にも注目してみてくださいね。

和菓子の代表「お饅頭」

温泉街などでよく見られるお饅頭。もちっとした皮に詰まったあんこが魅力的で、どこかほっとするような味わい。お饅頭は、室町時代に中国から日本にやってきた中国人によって伝えられたと言われています。


中国では、皮の中に肉が入った饅頭が「マントウ」として親しまれていましたが、日本では小豆を煮て中に詰めたものが流行。江戸時代になると、饅頭好きの将軍や大名も増え、全国各地で名物饅頭が誕生したのだとか。

 

その後、明治から昭和初期にかけては、もみじ饅頭や栗饅頭などの「焼き饅頭」が生まれ、現在は饅頭にもバターやミルクなどの材料を使った「洋風饅頭」も続々と登場しています。

 

中身や見た目を変えても今でも愛されているお饅頭は、日本人に欠かせない和菓子のひとつです。

紅白だるまぱぐ饅頭 2個入

ころんとしたフォルムが可愛らしい御菓子司まんさくさんのお饅頭。パグが紅白饅頭になっている姿は可愛すぎて食べるのがもったいなくなってしまいそう。紅白饅頭の意味は渡す場面によって変わってきますが、日本のお祝いには欠かせない存在です。ちょっとした感謝を伝えたいときやお祝い事の時に贈りたくなる作品です。

チョコレート饅頭(2個)- 驚きのチョコレート饅頭!チョコ餡のおいしさにノックアウト

洋と和のコラボレーションが魅力的な山田桂月堂さんのお饅頭。こちらはなんとチョコレート餡が詰まったお饅頭なんです。まるで板チョコのような見た目のこのお饅頭は、チョコレートをそのまま和菓子にしたよう。伝統銘菓からキュートな羽二重餅まで、秋田県大館市の魅力をギュッと凝縮した山田桂月堂さんの作品はぜひ食べてみたい和菓子のひとつです。

天然酵母の蒸し饅頭(8個入り/乳製品、卵、白砂糖不使用))

天然酵母と国産小麦粉で作られたnaturellementさんの手作り蒸し饅頭。生地はすべて手ごねで餡子も自家製。シンプルな素材だけで作っているので、素材の風味を大切にした昔なつかしい味に仕上がっています。白砂糖、保存料、合成着色料は一切不使用で作られたお菓子は最後までおいしく食べられて、食べた後も爽快感を感じられます。

ふんわりした見た目が魅力的「どら焼き」

どら焼きは、小麦粉・卵・砂糖を使って作られたスポンジ生地に、小豆の餡を挟んだ和菓子です。

 

どら焼きの発祥は諸説ありますが、その中のひとつに弁慶と義経が関わっているというものがあります。義経たちが奥州に逃げている最中に、怪我をした弁慶が民家の方たちに手当をして貰い、その手当のお礼として振る舞ったのが生地をあんこで包んだものだったといわれています。また、どら焼きの円盤型は、楽器の「銅鑼(どら)」からきているそうです。別名で「三笠」とも呼ばれていますが、その理由は奈良県の「三笠山」がどら焼きの形に似ていることからだと言われています。

 

甘くてふんわりとしたスポンジと、上品な甘さの小豆餡との相性は抜群です。最近では「生どら焼き」という洋菓子に近いものなども出てきました。今もなお、身近なお菓子として愛されています。

丹波大納言どら焼き小10個入り

「五感で味わう」をコンセプトに、職人歴20年以上の京都の和菓子職人が、素材と製法にこだわりぬいたという和菓子いけださんのどら焼き。中身の餡には、大粒で煮崩れしにくく、風味が良い「京都大納言小豆」が使われています。一口食べればふんわりと焼き上げられた生地にたっぷりと挟み込まれたあんこが口いっぱいに広がります。

どら焼き6個入り(プレーン2個、栗2個、バター2個)

ほんのり香ばしい香りが漂ってきそうな有限会社むさしや菓子店さんのどら焼き。中身は餡子はもちろん、栗やバターが入ったものもあり、いろいろな味を楽しむことができます。どら焼きの皮には沖縄県産波照間産の黒糖を使用しており、もっちりとした皮に仕上がっています。保存料、着色料は一切使用していないので、お子様でも安心してお召し上がり頂けます。ぜひ3時のおやつにいかがでしょう。

生どら(大) 6個入セット 【冷凍便】生どら焼き 抹茶 マンゴー

たっぷりのクリームと餡をしっとり生地ではさんだ、お菓子の小山田さんの生どら焼き。抹茶味とマンゴー味のクリームがぎっしり詰まって、ボリュームたっぷりです。存在感のある佇まいに、見ているだけでなんだかワクワクしてきますね。冷凍のままならアイスクリームのよう、常温に戻せばまるでスフレのようなふわふわ食感を楽しめます。

挟む具は無限大「最中」

パリっと香ばしい最中生地の中にぎっしり餡が入り、食感も楽しめる最中。

 

起源と言われているのは、江戸時代のあるお煎餅屋にて販売されていた、「最中の月」というお菓子なんだそうです。もち米粉に水を加えてこねて蒸し、薄く伸ばして丸い形に切ったものを焼き、仕上げに砂糖をまぶした煎餅のような干菓子であったと言われています。当時は今のようにあんこが入っていなく、その後、最中の月で餡を挟んだものが売られるようになり、餡をはさんだものが主流となったと言われているのだそう。

 

また、最中は真ん中に餡が入っているため、中央を意味する「最中(さいちゅう)」より最中と呼ばれるようになったという説もあるそうです。

 

近年では最中の中に餡だけでなく、求肥やアイスクリーム、ジャムなどを挟んだりと様々な楽しみ方が流行っています。

クマの手作りもなか くまの形をした最中セット (5個入り)

クマの形をした最中が愛くるしいfurukawaseikaさんの最中。もち米で作られたサクサクの最中の皮と自家製餡で、いつでも作りたての香ばしさを味わえる手作り最中です。お好みで餡をサンドして召し上がれるので、餡の量を調整できるのも嬉しいです。家族みんなで楽しみながら食べられそうですね。

きんのハンドメイドもなか 福猫withリンゴンベリーコンフィチュール

まんまるとした福猫が可愛らしい、やのやさんの最中。香ばしくパリパリの最中の皮と、甘酸っぱいリンゴンベリーのコンフィチュール、クリーミーで優しい味わいのバターは相性抜群。和菓子でありながら、洋菓子のような雰囲気も感じられるお菓子です。

優しい卵の香りが漂う「カステラ」

優しい甘さが口に広がるカステラ。カステラは戦国時代、ポルトガル人によって日本に伝わったと言われています。当時のカステラはスペインに古くから栄えたカスティラという王国のパンとして長崎の人々に紹介されましたが、やがてその由来となる名前だけを残して長崎の名物として作り続けられていくこととなります。

 

当時のカステラはお菓子というよりも、保存用のパンでした。砂糖がとても貴重な時代だったのですが、中国では砂糖の生産が行われており、海外との唯一の窓口だった長崎には大量に砂糖が渡ってくるようになっていました。製法もどんどん進歩し、カステラに水飴が加えられさらに甘く柔らかくしっとりした食感になり、今に至るとされています。

まごころづつみ

カステラをラングドシャークッキーで包み込んだ、和菓子処 大手門さんのお菓子。こだわりの甘酸っぱいラズベリージャムが、風味豊かに焼き上げたカステラによく合います。一度にサクッとした触感とふわっとした触感が味わえるカステラは、食べ終わった後まで幸せな気持ちにさせてくれそうです。

自家製たまごのバターカステラ

私たちが知っている長方形ではなくケーキのような形をしたför äggさんのカステラ。オリジナルのたまご「ピュアエッグ」という卵の甘みと旨みを引き出した、お菓子を作るために開発した卵を使用。国産小麦粉と国産野ばらのはちみつを使って焼き上げたバターカステラです。バターのコクと香りが豊かで、ほっと一息入れたい昼下がりにいただきたい一品です。

<グルテンフリー>米粉と豆乳のカステラろーる

ふわふわの粉砂糖がまるで雪のようなちびちびさんのカステラ。こちらは、ちびちびさんの地元福智町産の卵、九州産の米粉、はちみつを使ってしっとりフワフワに焼き上げたカステラ生地に、豆乳生クリームを合わせたロールケーキです。アレルギーをお持ちの方も食べられる米粉や豆乳を使用したケーキは、みんなで分け合うことができるので、嬉しいですね。

ぷるんとした舌触りがたまらない「わらび餅」

わらび餅に使われているわらび粉は、とても高価なため、身分の高い人が食べるお菓子だったと言われています。中国の点心の文化や、茶作法の影響によって、今のわらび餅へと進化しました。茶作法が発達するにつれて、わらび餅もお茶菓子として重宝されます。

 

江戸時代には、希少だったわらび粉の生産がさらに激減したため、葛粉を混ぜて作られるようになり、最近では、でんぷんで作られるようになったりと進化しているようです。

 

わらび餅は、材料がわらび粉と砂糖と水だけなので、味わいもほんのりとした甘さが魅力です。そのままでもおいしく食べられますが、きな粉や黒蜜など好きなものをかけることで、さらに甘さが引き立つので二度楽しめる和菓子として老若男女に愛されています。

葛わらび餅

透明な見た目が涼し気な吉田屋・ゆるりさんのわらび餅。雪肌のようになめらかな吉野葛を使用した葛わらび餅は、葛餅よりもやわらかくもっちりとした食感でお子様からお年寄りの方までお楽しみいただけます。

比良の本わらび餅

miraikanさんのわらび餅は、「近江徳水」というのど越しがまろやかでとてもおいしい水でつくられた本わらび餅。口の中をとろけるような柔らかさでいっぱいにしてくれます。ぷるぷるした見た目も愛おしく、お土産にはもちろん、自分にちょっとしたご褒美で食べてみたくなる一品です。

宇治抹茶わらび餅 (3 個化粧箱入 きな粉・黒蜜・スプーン付) / 宇治抹茶スイーツ

茶匠 井六園さんのわらび餅は、香り豊かな抹茶のわらび餅。京都に本店を構え、厳選した産地直送の茶葉と伝統のブレンド技術で、お茶本来の味わいを届けてくれます。わらび餅の吸い付くような弾力と、ほどよい黒蜜をぜひ楽める一品です。

もちもちした触感がくせになる「大福」

定番の和菓子のひとつである大福は、餡を餅で包んだ和菓子。大福の歴史を遡ると、江戸時代にたどり着きます。大福という名前の前は、室町時代からあった「鶉(うずら)餅」というもの。大ぶりでたっぷりの餡子を詰めこんだ鶉餅は、お腹いっぱいになることから「腹太(はらぶと)餅」「大腹(だいふく)餅」とも呼ばれ、たくさんの人に親しまれるようになりました。

 

大福には、豆大福・塩大福・草大福などいろいろな種類があります。また、最近の大福には、苺などのフルーツが入ったタイプもあり、大福の甘みとフルーツの酸味が絶妙と人気です。

はこだて雪んこアソート6種×各1個

さつまいも餡がたっぷりと詰まった嘉福堂キッチンさんの大福。職人の手作業で仕上げられた極上のスイートポテトを求肥で包んだ風味豊かなもちもちの大福は、半解凍で雪のようにとろける食感に。ほっこりとしたさつまいもの風味ととろけるような食感をぜひご賞味ください。

生クリーム大福〈完熟いちご〉12個入

いちごとぶどうの観光農園・美作農園さんの大福には、自社生産のいちごともち米が使われています。完熟いちごを使用した果肉たっぷりのジャムと、甘さひかえめのクリーム、やわらかな餅生地のバランスが素晴らしい一品です。

おもてなしにも◎ 色の美しい和菓子

お饅頭、どら焼き、最中、カステラ…、様々な和菓子をその歴史とともにご紹介しました。時代に合わせて、新しい材料、新しい製法が生まれ、よりおいしく、より美しくなってきた和菓子たち。ほかにも様々な種類がありますが、最後に「色の美しい和菓子」をご紹介したいと思います。見た目にも美しい和菓子は、おもてなしにもぴったりです。

【春季限定】豆腐屋さんの桜水ようかん

水ようかんというと夏の印象がありますが、練ようかんに比べて糖度が低く、保存技術が発達していない江戸時代では冬に食べるものだったという説があります。豆腐処味匠くすむらさんの春限定の水ようかんは、国産豆乳・白あん・葛粉を使用。甘さ控えめ豆乳の層と、ほんのり塩味の桜の層、抹茶の層の三層が美しい一品です。

フルーツ琥珀糖3種セット

江戸時代に誕生したといわれる琥珀糖は、寒天と砂糖で作る伝統的な和菓子。最近は「まるで宝石のよう」と人気が再燃しています。虹色雑菓店さんの琥珀糖には白桃、青りんご、巨峰のフレーバーが加えられ、外側はシャリシャリ、内側はプルプルとした食感が楽しめます。

和を感じながらほっと一息

古くから伝わる和菓子。今では当たり前のようにありますが、意外にも歴史に触れる機会は少ないのではないでしょうか。今ではさらに和菓子の種類も増え、和と洋の組み合わせを楽しめるのも嬉しいですよね。

 

Creemaにはこだわりに溢れた和菓子がたくさん。ぜひ和菓子の歴史を思い返しながら、ほっと一息ついてみてくださいね。

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