シンプルにきらり。新たな定番アクセサリー、コインネックレスとは？

汗ばむ日と肌寒い日が交互に訪れ、秋服探しに忙しい季節の変わり目。素肌にもニットにも馴染み、定番アクセサリーとして人気が定着してきたコインネックレス、みなさんはもうお持ちでしょうか？

コインネックレスとは貨幣やメダイをモチーフとして使用したネックレスのことで、ゴールドやシルバーのさりげない輝きが年齢層を問わずに広く人気。Creemaでも数多くの作品が出品されています。

今回は、意外と知られていない？コインネックレスの簡単な歴史と、人気のおすすめコインネックレスをご紹介します！

コインネックレスはその名のとおり、円形のコインやメダル、プレートをチャームにあしらったデザインのアクセサリー。

架空の貨幣をモチーフにしたメダルや、なにも刻印のないシンプルなプレートなど幅広いバリエーションがありますが、甘すぎずにほどよくクラシカルな雰囲気で、どんなコーディネートにも合わせやすい！ということで定番アクセサリーとして人気が出ました。

また、コインモチーフは金運や幸運を呼び寄せるモチーフとしても知られており、古くから愛されています。

ちなみに、同じくコインをモチーフにしたアクセサリーに「コインリング」というものもあります。こちらは現在は使用されていない古い貨幣をリング風に加工したもので、そのロマンあふれる存在感が注目を集めています。

コインが持つどことなく上品な風合いが、世代を問わず人を惹きつけるのかもしれません。

チャームになるコインの色や素材、模様によって大きく雰囲気の異なるコインネックレス。

今回は、実際に古い貨幣をモチーフにしたものから、モダンな印象が魅力のシンプルデザインまで、おすすめ作品をご紹介します！　ネックレスブームの再燃している昨今、この機に色違い・デザイン違いで揃えて、秋の落ち着いたコーディネートにさりげなく輝きを添えてみませんか？

金属アレルギーにも配慮したアクセサリー作りをするifuméさんの、300年前のスペイン硬貨モチーフのコインネックレス。表面の植物模様が緻密で美しいですね。小ぶりなコインなので、お出かけの際はもちろん、オフィスコーデにも取り入れやすく、重ね付けにもおすすめのネックレスです。

アクセサリーデザイナーcoco vanillaさんの、14KGFのチェーンにマット調のコインモチーフをセットしたデザインのコインネックレス。チャームのコインがシンプル・モダンで、アジャスターの長さを調整することによってまた違った雰囲気を楽しめます。オプションで長さを変更できるのも嬉しいポイントです。

Jewelry GALLICAさんによる、中世のイタリアで鋳造されていたフローリン金貨をモチーフにしたコインネックレス。表にはアヤメの花をモチーフにしたフルール・ド・リスの紋章、裏には守護聖人と、クラシカルな絵柄に見惚れます。全体は艶消し仕上げですが、部分的にきらりと光る箇所もあり、その絶妙なバランスも華やかです。

Serendipityさんのスイスのコインをモチーフにした作品。表面のつやが抑えられており、シルバー素材で、クールなコーディネートにもおすすめ。あえてコインを変形にしているのがユニークです。18mmと大きめのサイズなので、シンプルな装いに映えること間違いなし。

羅針盤モチーフが珍しい、sal shel imaさんのコインネックレス。羅針盤は「ゴールに導く」「安全」「迷いを消す」などの意味を持つモチーフとしても知られており、新しいチャレンジや目標が生まれたときに、おまもりのようにそっと身に着けるのも素敵ですね。

同じコインモチーフでも、より印象的なデザインのGENAC ROUEさんのネックレス。イギリスで使用されている本物のコインから型を取ったチャームに、クロスモチーフのオリジナルチャームを組み合わせているのが新鮮。カジュアルな装いが、きりっと引き締まりそうです。

トレンドのパール素材がコイン型チャームとしてあしらわれたmacaronさんのネックレス。ナチュラルピンクの淡水パールの上品な輝きは、見る角度によって違った美しさが。カジュアルにもオケージョンシーンにも大活躍してくれるアクセサリーです。

コインモチーフは幸運や金運の象徴であり、幅広い世代の方からアクセサリーの一つとして長く愛されてきました。特に今旬なのがコインネックレス。海外の金貨をモチーフにしたものはクラシカルな印象や存在感があり、シンプルなコインネックレスはオフィスコーデに取り入れやすいなど、コインネックレスによっても特徴は様々。ご自身に似合ったコインネックレスで普段のコーデをより華やかなものにしてみましょう。