子どもの"初めて"をおしゃれに残すファーストアートとは？

子どもの“初めて”の記念や、お誕生日パーティーの演出として近年人気が高まっている「ファーストアート」をご存じですか？

赤ちゃんがお絵描きをする様子を写真や動画に納めて思い出にするのはもちろん、素敵なキャンバスやネームタグを使えば、出来上がった作品をおしゃれなインテリアとして飾ることもできるんです。

最近では、ファーストアートを親子で制作するワークショップイベントも開催されており、SNSで見かけたことがある！という方も多いかもしれませんね。

注目が高まる「ファーストアート」の魅力ややり方を詳しくご紹介します。また、Creemaで見つかる、子どものお祝いをおしゃれに演出してくれる人気のアイテムもチェックしましょう。

ファーストアートとは、その名の通り、赤ちゃんが初めて描くアート作品のこと。

指を使って自由に描く「フィンガーアート」や、赤ちゃんの手形や足型をとって、動物やお花に見立てるような作品も、ファーストアートと呼ばれているそう。

ファーストアートを行う時期は特に決まっていませんが、赤ちゃんが生まれてから6ヵ月をお祝いをするハーフバースデーや、1歳のお誕生日をお祝いするタイミングでファーストアートをおこなうことが多いようです。

可愛い装飾や衣装を用意し子どもの“初めて”を撮影して楽しむだけでなく、作品をインテリアとしておしゃれに残せるファーストアートは、親子の記念日の演出の一つとして人気を集めています。

[１] キャンバスボードにアクリル絵の具を置く。

キャンバスボードの上に、水玉のように絵の具をぽつぽつと置いていきます。絵の具は3〜5色、お子さまに好きな色を選んでもらうのも◎。

[２] 絵の具を置いたキャンバスボードをジップ袋に入れ、口をしっかり締める。

キャンバスボードの上に絵の具を置いたものをジップ袋に入れます。袋に入れて絵を描くことで手が汚れる心配もありません。(不安な場合は、袋を二重にしても◎)

絵画のようなおしゃれな質感にしたい人は、重曹を使うのがおすすめ。そうすることで、表面が土のように粒々としたおしゃれな仕上がりになります。紙コップに重曹と絵の具を入れて混ぜます。(割合は、重曹1：絵の具2)

割り箸を使ってしっかりと混ぜ合わせて、もっちりとした質感にしましょう。

[３]ジップ袋をしたキャンバスボードの上から、赤ちゃんの手や足を自由に使って絵の具を伸ばす。

袋に入れたキャンバスボードの上から、赤ちゃんに自由に触ってもらいましょう。指で絵の具を伸ばしたり、足で踏んでみたり......もし思うように触ってくれなかったら、お母さん・お父さんがお手本を見せてあげてください。

[４]キャンバスボードをよく乾かせば、おしゃれなファーストアートの完成！ 

ジップ袋からそっとボードを取り出します。取り出す際、キャンバスと袋の摩擦で絵の具が崩れてしまわないようにご注意ください。

取り出したら、直射日光のあたらない涼しい場所で絵の具をよく乾かします。金箔をかけたり、ドライフラワーをつけたりアレンジを加えるのもおすすめ◎

乾かしたら、生年月日やお名前が入ったネームタグを取り付けると、より特別な仕上がりになります。

子どもの初めての作品、ファーストアートを綺麗に仕上げるためにも、意識したいポイントをご紹介します。

ファーストアートでポイントになるのが色選びです。指でぺたぺた押したり、色を伸ばしながら描くファーストアートは、複数の色が混ざるのを想定するのがコツです。

赤やオレンジ、ピンクなど暖色系でまとめてみたり、白に水色や黄緑、黄色など寒色系を組み合わせたり……混ざっても綺麗にまとまる色をいくつかセレクトしましょう。

アクリル絵の具は厚い分、ひび割れがしやすいため注意が必要です。せっかく描いたファーストアートをひび割れさせないためにも、キャンバスボードを乾燥させた後にひと工夫するのがポイント。

ひび割れ対策ができ、キャンバスボードに艶感を出してくれる透明なメディウムを少量の水で薄めてコーティングしましょう。メディウムとは、絵の具と混ぜて艶出しや透明感をつけたり、作品を保護するときに使われる絵の具のことです。

画材店やホームセンター、ネットでも購入が可能で、ぷっくりと仕上がる盛り上げ加工など、さまざまな場面で利用されています。

子どもが描いた絵を、まるでアート作品のように飾ることができるhattoさんのキャンバスセット。

タグには「first art by ○○○ 2023.04.01」など記念日を記載することができ、ヌメ革でできているため、子どもの成長とともに経年変化を楽しむことができます。

透明感がおしゃれなちえさんのファーストアート用クリアペーパー。キャンバスボードに比べ、背景が透けているのでよりインテリアに馴染みやすいのがポイント。

お名前と生年月日を入れれば、世界でたった一つの素敵なアートの完成です。

木のあたたかみを感じるKURUMIさんのネームタグは、しかく・楕円・くまの3種類から選べます。
キャンバスボードの上に乗せたり、子どもが描いた絵を入れたフレームにプラスするだけでおしゃれなアートに変身。

くまのタグについたリボンが、まるで蝶ネクタイのよう。
 

赤ちゃんが、お母さんのお腹の中にいたときから生えている大切な髪を初めてカットすることを「ファーストカット」といいます。細くて柔らかい最初の髪を作品として思い出に残すファーストカットアートも、ママさんのなかで人気のアイテムです。

インテリアとしてもおしゃれに飾れる、ファーストカットアートの作品をご紹介します。

男の子や、短めの髪の毛も飾ることができる、キャップを被った子どもが描かれたcoromamaさんのファーストカットアート。
キャップところんとした形がキュートなどんぐり帽、帽子なしの3種類から選ぶことができます。

飾り方はとっても簡単。カットした髪の毛をテープでまとめて、切り込みから差し込みテープでとめたら完成です。

ナチュラルな女の子が描かれたCrafthouse Pierさんのファーストヘアカットアート。リボンの先に、ちょこんとしたふわふわの髪を飾ることができます。

ヘアスタイルやリボンのカラーを選べるので、お部屋の雰囲気に合わせて飾ってくださいね。

水引飾りのついたFlower Mizuhikiさんのファーストカットアート。兜や王冠、ころんとした梅結びのなかからお好きな水引シールを選べます。

髪の毛を差し込むときに、押し込んでしまい紙がへこんでしまった...といったお母さんのお悩みに応え、さしこみ口を可愛く飾る(隠す)水引シールがついているので、誰でも簡単に作ることができますよ。

子どもの手形やはじめてのお絵描きを残せるのは、紙だけではありません。子どもが描いたアートとクリエイターのアイデアを組み合わせた、ほっこりする作品をご紹介。

子どもの手形のサイズをそのまま象さんにアレンジしたKICOさんのタオル。丁寧に刺繍が施されていて、お名前や「ありがとう」などメッセージを入れることができます。

その時の手形などを比べて、「大きくなったね」と会話している素敵な姿が目に浮かびます。

お誕生日の装飾としてもおすすめのBaby & Kids Artさんの手形アートは、子どもの手形がポップな色合いの象さんとライオンさんに早変わり。
おうちにあるコピー機や朱肉で手形をとって、携帯で画像を贈ると実寸通りの手形アートを作成してくれます。成長記録をインテリアとして、おしゃれに飾ってくださいね。

出産の記念や誕生日、家族への感謝の気持ちを込めて、世界でひとつのオリジナルアートをプレゼントしませんか？
カラフルなデザインが目を引くnkn_meowさんの作品は、手形・足型のお写真を元に一本一本丁寧に刺繍した幾何学模様のアートです。

よく見ると、もこもこ素材やキラキラの細かなビーズなど異素材の刺繍が組み合わされていて、素材も色味も楽しめます。

子どもが描いた落書きアートを生地にした、L'uniqueさんのリバーシブルチューリップハット。
自分が描いた絵がイラストになるので、普段帽子を被ってくれないお子さまも喜んでくれるかも？

リバーシブルになっているので気分によって表裏を変えることができ、顎ゴムがついているので風に飛ばされる心配もありません◎

オリジナルのアートを身に着ければ、お子さまもきっとお絵描きが好きになるはず。

近年人気を集める「ファーストアート」は絵の具のカラーや量、赤ちゃんの描き方によってとても個性が出る魅力的な作品です。

子どもの貴重な“はじめて”をせっかくなら、大切な思い出として残したいですよね。

Creemaにはファーストアートに必要なキャンバスボードやおしゃれなタグの他、子どものアートが立派な作品に変わるあっと驚くようなアイテムが揃っています。

お子さまの大切な“はじめて”を彩る、素敵な作品に出会えますように。