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Creemaで旅するイタリア~街が国を作る。多様な文化と歴史を持つ国~

Creemaで旅するイタリア~街が国を作る。多様な文化と歴史を持つ国~

こんにちは。クリーマ編集部の柏村です。

 

少し長いお休みがあると、旅行に行かれる方も多いのではないでしょうか。とはいえ、海外旅行ともなると、思い立ったその日にお出かけ、とはいかないですよね。

それでも、なんとなく遠い国に思いを馳せたり、唐突に遠くに行きたい気持ちになったりすることもあります。

 

そんな時には、Creemaで旅行気分を味わってみませんか?

 

インターネット上で日本全国、はたまた世界各国からの出品が可能なCreemaではいろいろな場所から、いろいろな方が、いろいろな作品を出品中です。Creemaを通して様々な場所の料理や、名産品、景色を楽しむことができます。

 

今回は、ローマやフィレンツェなど観光地としても馴染みの深い街が多いイタリアを旅してみます。

イタリアってどんな国?

まずは、イメージを膨らませるために、イタリアがどんな国か、少し地理的なお話をさせていただきます。

地中海に突き出すような形で、島国でないにも関わらず、国土のほとんどを海に囲まれたイタリア。

 

日本と同じように、南北に伸びた、縦に長い形の国土を持ちます。南北の長さだけで考えると、北海道から関東あたりまでと同じ位の距離です。

 

緯度からすると、イタリアの北部は北海道よりもかなり北側になりますが、国土のほとんどは地中海性気候をはじめとする温帯に位置し、温暖で雨が少なく、季節の移り変わりがはっきりとした国です。首都ローマの気温は、東京の気温と年間を通してほぼ同じと言われており、関東に住んだことのある人には、想像しやすい土地かもしれません。

 

かつての都市国家が集まってできた国であることもあり、ミラノ、フィレンツェ、ヴェネツィアなど、都市ごとに文化や特色が異なることもイタリアの大きな特徴と言われています。

 

少しは想像ができてきましたでしょうか?

それでは、まずは都市ごとの姿を、その風景を描いたアート作品と共に見ていきましょう。

都市ごとに異なる特徴を持つイタリア

ローマ

イタリアの首都であるローマは、紀元前753年4月21日に建国されたという伝説がある長い歴史を持つ都市です。

 

コロッセオやローマ街道など、古代ローマ時代に遺された建造物が今でも数多く残っており、観光地として有名です。また、ローマ市内にはバチカン市国があり、キリスト教の聖地としての側面も持っています。

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フィレンツェ

市街地がフィレンツェ歴史地区として、世界遺産にも登録されているフィレンツェ。

 

花の女神「フローラ」の名前を持つフィレンツェは、初期ルネサンス建築を代表するサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂やダヴィデ像の収蔵されているアカデミア美術館など、街のいたるところに歴史と文化、芸術があふれる街です。

フィレンツェ遠望(水彩画)

ヴェネツィア

「水の都」「アドリア海の女王」などと呼ばれるヴェネツィアは、アドリア海の干潟に作られた都市で、街は118もの小島から成っており、400を超える橋と150を超える運河でつながれています。

 

車は街の入り口までしか入ることが出来ず、運河を運行する水上バス、水上タクシー、ゴンドラなどの船を利用して移動することになります。サン・マルコ大聖堂のような歴史的な建造物を始めとした観光地も多いですが、街全体が世界遺産として登録されており、その美しさは何度も訪れたくなる程と言います。

水彩画 ヴェネツィアの夕日

続いて、旅行で欠かせないことといえば、現地での食事ですよね。イタリアでは普通の食事からお菓子に至るまで、幅広い伝統的な食事が存在しています。

伝統と習慣が根付くイタリアの食事

ニョッキ

イタリアといえばパスタ、と考える方も多いと思いますが、その中でもジャガイモを混ぜ合わせた団子状のパスタ、ニョッキ。

 

「木曜日はニョッキ、金曜日は魚料理、土曜日はトリッパ(もつ料理)」という言葉があるほど、生活に馴染んだ料理です。

この言葉は、贖罪のために金曜日には肉料理は厳禁、質素な魚料理しか食べられない、という決まりがカトリックの人々にあったため、木曜日にはお腹にたまるニョッキを食べよう、という意味で、今でも宗教や宗派に関わらず、この決まりをなんとなく守ってしまう人も多いのだとか。

ニョッキパパさんのゴルゴンゾーラチーズクリームと、ボロネーゼソースのニョッキ

フォカッチャ

ピザの原型という説もあるフォカッチャは、平たく成形したパンの一種で、表面が平らになるよう、くぼみをつけられた形が一般的です。前菜としてオリーブオイルをつけて食べたり、パンのようにメイン料理と一緒に提供されたりすることもあります。

フォカッチャ

ビスコッティ

「2度(ビス)焼いた(コット)」という意味のビスコッティは、その名の通り2度焼くことで硬くざくざくとした食感に仕上げられたビスケットです。コーヒーやワインに浸して食べることが一般的で、イタリアでは朝食として食べられることもあるんだとか。

 

日本でアレンジされたビスコッティは、チョコレートやドライフルーツが入っており、そのまま食べても美味しいものが多いです。

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高い技術と長い歴史に裏付けされたイタリアの伝統工芸

たっぷりと観光、食事を楽しんだあとは、お土産を買って思い出を形に残しましょう。食や文化と同じように、イタリアでは都市や地域ごとに様々な伝統工芸が今なお息づいています。

イタリアン・レザー

数多くのタンナーが活動するフィレンツェでは、現在でも伝統的な植物タンニンなめしの手法を多く採用しており、革本来の風合いや手触りを活かした革が生産されています。また、その発色の良さもイタリアン・レザーの特徴です。

 

1994年には国際基準よりもいっそう厳しい基準を設けたイタリア植物タンニンなめし革協会が設立されるなど、品質や安全性への高い姿勢が表れています。

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また、イタリアには縫製を行わず、木型にレザーをかぶせ、木槌やコテで成形するという伝統的な技法も存在しています。

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ヴェネツィアングラス

「門外不出」として高い技術力を持つヴェネツィアングラスの職人は、敬意を込めてマエストロと呼ばれています。

1200年代には工房からの火災を防ぐため、またその技術を保護するためにヴェネツィアのムラーノ島へヴェネツィアングラスの工房を強制的に移すと当時の議会が決定した程に、唯一無二の技術とされていました。

 

鉱物を混ぜることにより多種多様な色合いを作り出すことができ、また吹きガラスだけでなく様々な技法を組み合わせた、技術と歴史の結晶とも呼べる作品が数多く作られています。

ロックアイス✴︎ヴェネチアンガラスのフープピアス

また、金太郎飴のように何度カットしても同じ模様が現れる「ミルフィオリ」と呼ばれるガラス棒を使用した作品も、ムラーノ島に伝わる伝統工芸のひとつです。ヴェネツィアングラスといわれると、こちらを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

【受注制作】 Venetian moon

ベネチアンガラス花ガラス箸置き(透明ガラスコバルトブルー)

Creemaで旅するイタリアの街・食・伝統工芸

Creemaで旅するイタリア旅行、いかがだったでしょうか。

都市ごとに歴史や特色が異なるイタリアは、一気に旅するのがもったいない位、たくさんの文化であふれています。その中でも、Creemaで体験できる一部をご紹介させていただきました。

 

インテリアや食事、身に着けるものにこういった作品を取り入れることで、いつもの日常がなんとなく新鮮に思えてくるかもしれません。ぜひ、お家でイタリア気分、試してみて下さい。

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