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妊娠・出産祝いは、ママにも喜ばれたい!海外の事例に学ぶ、おすすめのギフト作品
こんにちは。クリーマ編集部の柏村です。
近頃、立て続けに仲の良い友人の妊娠や出産があり、買い物をしていてもお祝いにあげたいベビーグッズや育児グッズを思わず探してしまいます。
出産や妊娠の時には、たくさんの人からお祝いをもらうもの。スタイやおくるみのような実用的なプレゼントは定番ですが、それにプラスして少し変わった、でも喜んでもらえるプレゼントがしたい!
そんな気持ちから、日本だけでなく、世界ではどんなお祝いがされているのか調べてみることにしました。
伝統的な贈り物はもちろん、最近の流行まで、少しだけ変わった目線を取り入れてみませんか?
1度しかないその時を残す、韓国流行のマタニティフォト
韓国では、結婚式の前撮りのような感覚でマタニティフォトを撮影する人たちが増えているそうです。韓国では産後調理院という、産後にケアを行ってくれる専門施設が広く利用されていますが、そのオプションとして含まれている場合もあるとか。
日本ではまだまだ普及していないマタニティフォトの「体験」をプレゼントするのも素敵です。そしてそんな時には、撮影の時に使えるグッズを一緒に贈ってみてはいかがでしょうか。
妊娠中のお腹を可愛らしく鮮やかに彩ってくれる、フラワーサッシュベルト。リストブーケなどと合わせると、より華やかに仕上がります。
カジュアルなマタニティフォトなら、生まれてくるお子さんのお洋服を間に、それぞれのTシャツを着てみても。おとん、おかん、むすめ、むすこと組み合わせは自由なので、お祝いする家族の形に合わせてプレゼントしたくなります。
幸せを願って贈る、フィンランドのククサ
フィンランド北部で作られていた、白樺のコブを利用した木のマグカップ、ククサ。
贈られた人が幸せになる、という言い伝えもあるククサは、幸せを願って親から子に贈られる習慣もあると言います。
子供のうちはミルクや離乳食を。大人になったらワインやブランデーを入れて、と生涯に渡って長く使い続けられる器です。
ククサにインスパイアされたヒノキのマグは、自分で手作りするキットでの販売。手作りが好きな方には、おすすめのプレゼントかもしれません。もちろん、自分で作ったものをプレゼントするのも。ペーパーだけで仕上げられる、簡単タイプもあります。
裕福な人生を願う、 銀のスプーン
「銀のスプーンをくわえて生まれた」という、裕福な家庭に育った人を指す慣用句がある様に、ヨーロッパで広く出産祝いとして根付いている銀のスプーン。
スプーンという食の象徴には、食べるものに困らない様に、という裕福さへの願いがこもっており、また、銀は古くから魔除けとしても用いられていたため、そのような意味でも子供に贈られる習慣があるんだとか。
名前の刻印も可能なベビースプーン。持ち手部分に入れられたハートの透かしが可愛らしく、フォークもあるので実用的なプレゼントとしてもおすすめです。
スプーンそのものではなく、モチーフにしたネックレスもお祝いにはぴったりです。誕生石を選ぶことが出来るので、予定日に合わせてオーダーしたくなりますね。お子さんが大人になってから、ファーストジュエリーとしてご両親からプレゼントしても。
お母さんをお祝いするベビーシャワー
日本でもその名前が少しずつ聞こえてくるようになった「ベビーシャワー」。
アメリカが発祥と言われており、結婚式などで行われるフラワーシャワーと同じ様に、その人に祝福が降り注ぐ、という意味があると言われています。
元々は女性同士で、妊娠中や出産後の情報交換のような意味も含めた催しであったそうですが、現在ではお祝いの要素が増し、男性や子供も含めたパーティ的なイベントになっています。
ベビーシャワーはお祝いされる本人も含めて計画することも多いですが、日本ではサプライズとして実施する方も多いそうです。
ベビーシャワーのギフトの定番は、ダイパーケーキ(おむつケーキ)。可愛くアレンジされたおむつは、会場の中心にあるだけで一気に雰囲気が盛り上がります。
よりパーティらしく気分を盛り上げたいのなら、華やかなインテリアで盛り上げるのがお勧めです。
また、ベビーモチーフのアイシングクッキーは、そのまま並べたりお土産として配ったりするのはもちろん、シンプルなケーキに飾りつけると、一気にベビーシャワーにぴったりな雰囲気になってくれます。
日本の行事に合わせたお祝いのプレゼント
日本でも、出産後は一定の期間ごとに様々な行事が行われます。そこでは様々な準備が必要になりますので、それに合わせたプレゼントも、産後忙しさの続く時期には喜ばれるのではないでしょうか。
お七夜
生まれてから7日目の夜に子供の健やかな成長を祈って、祝膳を家族で食べます。また、お七夜は命名式とも呼ばれており、名前をお披露目する日でもあります。
現代では畏まった命名書は作らない方も多いそうですが、思い出の品として、プレゼントしてみるのも良いかもしれません。
メモリアルフレームとして、足型と一緒に刺繍に残してくれる作品も。生まれたばかりの小さな足は、後から見返してみると感動的に思えそうです。
百日祝い
生後100日目に行われるこの儀式は日本では「お食い初め」と呼ばれることも。乳歯の生え始めるこの時期に、生涯食べることに困らないようにという理由で、食事を食べさせる真似をする儀式は、古くは平安時代から続いていると言われています。
お食い初めで使う伝統的な漆の器を、現代風の形にアレンジした香川漆器の6点セット。器からお盆、お箸までそろったセットで、贈り物にすればそのままお食い初めに使ってもらえそうです。
子供のうちから良い食器に慣れ親しんでほしい、という想いから作られた国産杉の飯椀と汁椀と平皿のセットは、高級感がありながらも、それぞれ日常使いのうつわとして使いやすいデザインです。
国ごとのお祝いの形の多様さと、込められた願い
国ごとに様々な行事や伝統がありましたが、そこにある願いはどこも同じ。お母さんの健康や、子供たちの幸せです。その想いを何十年、何百年とつないできた伝統に基づく贈り物や、海外で楽しまれている習慣は、大切なひとへのお祝いにぴったりですよね。
ぜひ、プレゼントの参考にしてみてください。