●受注製作●がまぐちクラッチポーチ〜小さなお話を添えて〜「悩む団長と王冠の青年の話」
「悩む団長と王冠の青年の話」
今夜。団長は悩んでいた。それは今日の午後「
サーカスに入りたい」と突然やってきた青年についてである。
彼は好青年で、非常に澄んだ空気を纏っていた。心地のよい美声で話すそのおしゃべりはセンスと知恵に溢れ、賢さと品が感じられた。
おまけに思わず誰もが振り返るほどハンサムだった。
小さなゴールドの王冠を頭に乗せてやって来て「サーカスに入れて欲しい」と団長に率直に話した。全くもって彼は申し分無かった。
ところが1つだけ。団長を悩ませたのは、彼が蟻だ、という事だった。
賑やかなサーカスのステージの上で大勢の観客達から恐らく彼の姿は全く見えないだろう。
しかし、彼は団員にしないでおくには惜しいと思う程の逸材だった。
外では小さな蟻の男の子が1匹、青年と団長との話にこっそりと耳をすませていた。この男の子もまた未来にサーカスの入団を夢みていた。
団長は未来にもう一度、悩むことになりそうだ。
豪快に開けるがまぐちポーチです。
大きめなのでクラッチとして手に持っても良し、チェーンをつければ肩掛けにも出来ます◎
画像の作品は既に完売しておりますので、生地はご希望をお聞きしてからのセミオーダーとさせていただいておりますので、ご了承ください。
サイズ 高さ13cm×横巾24cm×マチ5cm
表には王冠の青年、
裏には小さな蟻の男の子の刺繍。
今夜。団長は悩んでいた。それは今日の午後「
サーカスに入りたい」と突然やってきた青年についてである。
彼は好青年で、非常に澄んだ空気を纏っていた。心地のよい美声で話すそのおしゃべりはセンスと知恵に溢れ、賢さと品が感じられた。
おまけに思わず誰もが振り返るほどハンサムだった。
小さなゴールドの王冠を頭に乗せてやって来て「サーカスに入れて欲しい」と団長に率直に話した。全くもって彼は申し分無かった。
ところが1つだけ。団長を悩ませたのは、彼が蟻だ、という事だった。
賑やかなサーカスのステージの上で大勢の観客達から恐らく彼の姿は全く見えないだろう。
しかし、彼は団員にしないでおくには惜しいと思う程の逸材だった。
外では小さな蟻の男の子が1匹、青年と団長との話にこっそりと耳をすませていた。この男の子もまた未来にサーカスの入団を夢みていた。
団長は未来にもう一度、悩むことになりそうだ。
豪快に開けるがまぐちポーチです。
大きめなのでクラッチとして手に持っても良し、チェーンをつければ肩掛けにも出来ます◎
画像の作品は既に完売しておりますので、生地はご希望をお聞きしてからのセミオーダーとさせていただいておりますので、ご了承ください。
サイズ 高さ13cm×横巾24cm×マチ5cm
表には王冠の青年、
裏には小さな蟻の男の子の刺繍。
展示
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この度は本当にとっても素敵な作品をありがとうございました!(*^^*)