日本には[墨流し]という染色技法があります。
水面に墨を滴下し、棒などで水面をかき混ぜる事で流れを生み、それを転写する事で独特な柄を生み出します。
昔から和紙に加工する柄として使われ、のちに着物にも使われた伝統的な染色技法です。
この - 漂う - 柄はその墨流しの技法を用いて、あえてその水面の流れを少なくし、まさに“水面に漂う墨の柄”を表現したレザーです。
通常の墨流しとは一味違った漂う柄は、職人の遊び心とあくなき美しさへの探究の中で生まれたユニークな逸品となっております。

縦に入れるタイプの名刺入れで、同サイズの３つのポケットで構成されており、マチがない為、小ぶりながらもそれぞれ10枚程度(計30枚程度)入ります。

●仕様
サイズ：100mm×70mm×15mm