竹のハツリスプーン 漆塗り|銀・朱
漆塗りをした竹のスプーン。試作品として少量製作したもので、銀と金、2色1点ずつです。
デザートスプーンのような小さなサイズです。素材は竹。特にスプーン面はかなり薄い造りで、裏側は手で削ってあります。拭き漆よりも堅牢な漆の本塗りをしています。
スプーンの先端部分も薄いので、口当たりも良く、器や瓶の底や角でも扱いやすいです。
色と漆の質感が、薬味の匙としても食卓に映えますし、器も漆や陶器、ガラスなど、いろいろな素材とも相性が良いと思います。
京都の竹を使っています。竹はしなやかな強さがあるため、その特性が生かされた薄い形。
拭き漆ではなく本塗りのため、堅牢度も強いです。スプーン面の表は、漆に銀粉を混ぜてあり、通常の漆よりもやや強度が増します。柄の表面は生漆の溜塗り。裏面はスプーン面も柄も、朱の漆です。
塗りは、京都に工房を構える尋花の後藤さん。和紙素材を使った漆塗りをされる職人で、茶道具をはじめとして様々な製作をされています。
PINTで通常扱っている拭き漆(木目が透けて見えて、価格も抑えめな塗り)は、漆を塗って拭き取りながら染み込ませる手法に対して、こちらは、木地にそのまま漆をたっぷりと塗りつけてゆくイメージです。
漆の量も多く、拭き取られることがないため、漆の塗膜は厚く、強くなります。また、輪島塗などの本塗りとは異なり、下地はなく、木地そのものに塗りをします。そのため、例えば落としたときに、下地が欠けてしまうことなく、木そのものが当たるので、割れ欠けせず、かえって本塗りよりも使い勝手のよい側面も。(もちろん、落ちる衝撃の程度によります)
塗りの工程も多いため、価格はやや上がりますが、拭き漆と本塗りの間というイメージで、長く使う漆器としてはバランスの良い塗りです。溜塗にもいくつかの定義がありますが、後藤さんと相談の上、こちらの作品については本テキストでご紹介する内容を指しています。
▼写真
11 定番型の竹のスプーン2サイズと大きさ比較
PINTの竹カトラリー一覧
https://www.creema.jp/c/pint/item/onsale?category_id=117
【素材】
竹(漆仕上げ) 国産材(京都)
【サイズ】
全長:15.0cm
スプーン面の幅 (最広幅):3.2cm
柄の幅(後端の細い部分):0.5cm
柄の厚み:0.2-0.3cm
【お手入れについて】
・長時間、水に浸け置くことはお避けください。
・硬いブラシで洗うことはお避けください。漆の塗装が削れることがあります。
・水洗いした後には、ふきんなどで水分を拭き取ってください。
・長時間、直射日光に当てることはできるだけ避けてください。反りや割れが生じることがあります。
デザートスプーンのような小さなサイズです。素材は竹。特にスプーン面はかなり薄い造りで、裏側は手で削ってあります。拭き漆よりも堅牢な漆の本塗りをしています。
スプーンの先端部分も薄いので、口当たりも良く、器や瓶の底や角でも扱いやすいです。
色と漆の質感が、薬味の匙としても食卓に映えますし、器も漆や陶器、ガラスなど、いろいろな素材とも相性が良いと思います。
京都の竹を使っています。竹はしなやかな強さがあるため、その特性が生かされた薄い形。
拭き漆ではなく本塗りのため、堅牢度も強いです。スプーン面の表は、漆に銀粉を混ぜてあり、通常の漆よりもやや強度が増します。柄の表面は生漆の溜塗り。裏面はスプーン面も柄も、朱の漆です。
塗りは、京都に工房を構える尋花の後藤さん。和紙素材を使った漆塗りをされる職人で、茶道具をはじめとして様々な製作をされています。
PINTで通常扱っている拭き漆(木目が透けて見えて、価格も抑えめな塗り)は、漆を塗って拭き取りながら染み込ませる手法に対して、こちらは、木地にそのまま漆をたっぷりと塗りつけてゆくイメージです。
漆の量も多く、拭き取られることがないため、漆の塗膜は厚く、強くなります。また、輪島塗などの本塗りとは異なり、下地はなく、木地そのものに塗りをします。そのため、例えば落としたときに、下地が欠けてしまうことなく、木そのものが当たるので、割れ欠けせず、かえって本塗りよりも使い勝手のよい側面も。(もちろん、落ちる衝撃の程度によります)
塗りの工程も多いため、価格はやや上がりますが、拭き漆と本塗りの間というイメージで、長く使う漆器としてはバランスの良い塗りです。溜塗にもいくつかの定義がありますが、後藤さんと相談の上、こちらの作品については本テキストでご紹介する内容を指しています。
▼写真
11 定番型の竹のスプーン2サイズと大きさ比較
PINTの竹カトラリー一覧
https://www.creema.jp/c/pint/item/onsale?category_id=117
【素材】
竹(漆仕上げ) 国産材(京都)
【サイズ】
全長:15.0cm
スプーン面の幅 (最広幅):3.2cm
柄の幅(後端の細い部分):0.5cm
柄の厚み:0.2-0.3cm
【お手入れについて】
・長時間、水に浸け置くことはお避けください。
・硬いブラシで洗うことはお避けください。漆の塗装が削れることがあります。
・水洗いした後には、ふきんなどで水分を拭き取ってください。
・長時間、直射日光に当てることはできるだけ避けてください。反りや割れが生じることがあります。
展示
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