〈コットン栽培の問題点。〉
今回お話ししたのは、労働問題について。



子供たちへ課せられる過酷な労働。
問題の背景には、

・コットン生産地の家庭の問題
親の失業や低い賃金水準による家庭の貧困

・親や地域のおとなの問題
教育の重要性や児童労働に関する認識の不足

・雇用問題
安い労働力として子どもが利用されてしまう

・学校・教育環境
学校や教室、教員の不足

・社会的慣習
女性の社会的地位が低く幼児婚や結婚持参金制度などの慣習のため、女の子への教育機会が充分ではない

・政府の取り組み不足
教育の普及や児童労働をなくすための政策が実施されていない

などが挙げられます。




労働問題には様々な問題が、
複雑に絡み合っていますが
この問題を引き起こす根幹にあるのは

「コットンが安い価格で取引される」
ことにあります。


わたしたちが求めるのは、
常に破格な値段の商品。

破格な値段で提供をするためには、
原材料をおさえることが必然となります。



例えば、インドでは、
530kg／haの綿が平均的な収穫量だという数字があげられています。

コットンの相場は右肩上がりといいますが、
平均単価の例でみると、
2021年秋で320円/kgです。（1ドル115円計算）

製造過程での減量など他の要素を踏まえずに、
この数字だけで計算しても、
１haの栽培でおおむね４～６ケ月かけ、
17万円程度となります。

1haのコットンボールを摘み取るために、
どれだけの人が必要なのか、
想像してみてください。


現在は、私たちのまわりでは、
一枚数百円でTシャツを購入することができます。

ですが、
その恩恵を得れるのは
企画・生産・物流・販売に関する様々な企業努力だけでなりたっているとは考えにくいことです。


人権に配慮されず、
適正な給与や手当も支払われず、
長時間働かされた人たちがいたからかもしれないのです。

（もちろん、これは、洋服に限らず、
コットンが使用されている商品全般にいえることです。）


わたしは、この事実を知り、
まず安いを理由に洋服を買う事を辞めました。
そして今身に着けているものを大切に、
長い付き合いができるように努めています。



そして、私の展開しているハンドメイド作品は、
全てオーガニックコットンを使用することに決めました。

わたしにも優しい、みえないだれかにも優しい。
そんな想いの詰まった作品をお届けしています。


ぜひ、みなさんもこの機会に
自分のアクションを見直してみませんか？


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mamatyna madeでは、
オーガニックコットンを使用した作品を制作しています。


現在、
⭐︎生地から糸までオーガニック母乳パッド
　きなり
　https://www.creema.jp/item/12538627/detail

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販売中。
今後ラインナップを増やしていく予定です！



最後までご覧いただきありがとうございました！


【引用＆出典】
インド・コットン生産地の児童労働 | 世界の子どもを児童労働から守るNGO ACE（エース）
https://acejapan.org/cotton/childlabour#:~:text=%E7%A7%81%E3%81%9F%E3%81%A1%E3%81%8C%E6%99%AE%E6%AE%B5%E8%A6%8B,20%EF%BC%85%EF%BC%89%E3%82%92%E8%AA%87%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82

オーガニックコットンについて - 日本オーガニックコットン協会
https://joca.gr.jp/about-organic-cotton/#concerns

コットン（綿花）の知っておくべき4つの環境負荷 - Going Green Haruka
https://www.goinggreenharuka.com/environmental-impact-of-cotton/こ