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川俣シルクの織元、齋栄織物では自社工場で生産したシルク生地を
使用したシルク製品の開発に取り組んでおります。

「川俣シルク」は国内有数の絹織物の産地、福島県伊達郡川俣町で
約1400年前から織り継がれる絹織物の地域ブランド名です。

ハイエンド向け高級生地を自分達で使用するのは緊張感が伴います。
職人達の几帳面な仕事ぶりや原料の高価さを知っているからこそ、
生地の魅力が発揮され、廃棄の少ない製品づくりがモットー。

いつか「高級だけど憧れのシルクアクセサリー」になれるように。

●数奇屋袋

サイズ：約16.5㎝ × 約23㎝ × 約1.5㎝
(懐紙だけでなく、iPad mini 第6世代も入るサイズです）

表地：シルクメンサテン（シルク60％／コットン40％）
裏地：スーパーダッチサテン（シルク35％／レーヨン65％）
中綿：ポリエステルキルト芯

表地はライセンスブランドのプリントハンカチ用薄地サテン。
裏地はしっかり重厚感があり、とっても滑りが良い交織サテン。
いづれも表面はシルク使いなので、上品な光沢があります。

ふかふか、すべすべ。
大切なものやキズをつけたくないものも安心して入れられます。

●会津染型「柳に雨と唐傘」

福島県喜多方市教育委員会が保管する
『喜多方の染型紙（福島県指定重要有形民俗文化財「会津の染型紙
と関係資料）』の紋柄データーを使用した柄です。

37591点を数える会津の染型紙と関係資料アーカイブの中から、
傘模様が印象的な「柳に雨と唐傘」を選びました。

傘を持って旅に出たくなるような模様です。

「傘」は露払いと厄払いで物事が丸くおさまる縁起物。
柳と雨の斜線方向も縁起を担いで「右上がり」にこだわりました。

実は花札の11月の雨札『柳に小野道風』から着想をえた、
東北の染型彫り師による遊び心があって洒脱なデザイン。

●天然藍型友禅染

天然藍を使用する型友禅（藍捺染）工房で染めていただきました。
明るめの藍色の地と繊細な白線が描く柄のコントラストが綺麗。
型友禅染職人さんの労作です。

藍はJAPAN BLUEと呼ばれ、エシカルな天然染料。
ですが天然染料ゆえに、摩擦や汗、水濡れによる移染が起きやすい。
経年変色を楽しみつつ、お取り扱いにはお気を付けください。

洗濯機洗いはしないでください。