薄いピンクの布地上でバロック調的絵柄が描かれた布地によるバック。

バロックとは、（真珠や宝石のいびつな形を指すポルトガル語を語源とする説が有力ですが）16世紀末から17世紀初頭にかけイタリアのローマ、ヴェネツィア、フィレンツェで誕生し、ヨーロッパの大部分へと急速に広まった美術・文化の様式を表す言葉。

均整と調和のとれたルネサンス様式に対し、自由な感動表現、動的で量感あふれる装飾、光と影のコントラストを重視。躍動的で劇的な表現を特徴とするようです。

本品の柄も渦巻いている、インパクトある模様です。
薄いピンクの縮緬(厚手の接着芯を貼っています)にはタテに金糸を走り
横には布地がケバだった状態で織られており
全体には柄が繰り返されており
ギザギザの派がモチーフの根底であろうけれど
曲線で展開される絵柄は
どこかユニークで、愛嬌すら感じます。
でも、稚拙な感じで収まっていないのは
グレーで描かれているからでしょうか。


この布地を買った当初からバックを作ろうと思っていましたが
内布に、持手に合う布地がなく時間が経過してしまいました。
ピンク系では幼すぎ
グレーもいろんなトーンのグレーを試みましたが………。
ダメ出しを繰り返し、
内布には薄紫
持手はグレーと紫が混然とする色で落ち着きました。


表地には厚手の接着芯を貼っています。
持手、内布にはツイル地を使用。
柔らかさはありながら、しっかりしていて、伸縮性に優れ、シワになりにくい布地。。 肌触りはつるっとしていて、滑らか。 独特の光沢感があります。

布地が凝っているためバックの形はシンプル。
単純にものを入れる、ことがしやすい形。
説明会
セミナーなどでの配布される資料、
1993年に行政文書が各省庁で原則A4判に統一されたことから
資料の多くがA４サイズですが
タテでも横でも入る大きさにしています。

持ち手は長さ38㎝
幅は太目の４㎝幅。
しっかり握れるとか
荷物が仮に重かったとして腕にかける、
それが喰い込んで痛い………
ということがないような仕様にしています。


＜＜　仕様　＞＞
■縦　約32cm
■横　約3２cm
■マチ　なし
■持手長　約38m
■持手太　約４cm
■素材　縮緬　　ツイル　ポリエステル　レーヨン
■重さ　1２1g

<<注意>>
■初期不良以外での返品や返金の対応はお断りしております。
■退色の原因になるため、保管等の際は直射日光をさけ、暗所でお願いします。

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