タコノマクラ
商品名:タコノマクラ
品番:NG00154A02
品質:M(同じ素材の中での比較による品質表示)
サイズ:約 103 × 85 × 30 mm(1個体サイズ)
入り数:1 個
総重量:約 65 g(パッケージを除く)
採取地:日本産
名称:タコノマクラ(蛸の枕、蛸枕)
別名/俗称:マンジュウガイ、蓮の葉貝
英語:cake urchins、sea biscuit
学名:Clypeaster japonicus
分類:タコノマクラ科 タコノマクラ属
原産/分布:本州中部以南と四国、九州に分布
タコノマクラは、ウニやヒトデと同じ棘皮(きょくひ)動物のひとつで、ウニ綱タコノマクラ科に属します。本州中部以南から四国、九州に分布し、水深数mから数十mまでの浅い砂地や砂泥地、礫地の海底に生息しています。
長さ約6~12cm前後、巾6~10cmほどの楕円形に近い丸み帯びた長五角形で、厚みは3~3.5cmほどで中央が小高くなっています。(ウニの中では)厚く堅い殻をもち、本来、その表面はとても短い棘でびっしり覆われています。長さが2mm前後の大棘、縁がノコギリ歯のような小棘、また叉棘もあるそうです。全体は褐色で上面の花模様は濃褐色ですが、傷ついたり死んだりすると苔が生えたかのように濃い緑色に変化します。
棘皮動物の多くは五放射相称の特徴をもっていますが、タコノマクラは左右相称で、ウニの中でも一般的なウニが正形類であるのに対し、不正形類の方に分けられます。とはいえ、5、というポイントは同じで、背面(上面)に、5弁の花のような特徴的な模様があります。5弁のうち1つだけは先端が開いており、そちらが前方だと言われます。花びらの中心の5つの小さな穴は生殖孔で、腹面(下面)の中央には口(穴)があり、後側の端には肛門(排泄孔/穴)があります。
花模様の部分は、管足という独特の器官が出るところで歩帯と呼ばれ、5つの歩帯が放射状に並んだものです。管足によって、砂や泥の中でも酸素を取り込み呼吸をすることができるそうです。殻にくっきりと花模様を作っている小さな穴は管足がとれた跡です。
タコノマクラは、砂中や砂上の細かい有機物などを食べているそうです。普段は海底を這うように移動していますが、岩場などを這い上がることもできます。体の上に砂粒や、貝殻・海藻の屑を乗せて、周囲に溶け込むようにカムフラージュする習性があるそうです。
このなんとも不思議な魅力のタコノマクラ、江戸時代には、その様子から、その頃は円盤形をしていた「きんつば」や「マンジュウガイ」など他の名で呼ばれていたとか。明治後期になってから今のこの名前が定着していったようです。また、その昔から「タコノマクラ」という名前はあったのですが、ヒトデやクモヒトデ、カシパンなどに使われていたそうです。ちなみに現在の英名も、「cake urchins」、「sea biscuit」と、お菓子に見立てるのはどの国も同じのようです。
※漂白しています。
※タコノマクラは割れやすい殻です。衝撃によってや自然崩壊する可能性があります。粉々に割れるわけではないので、ボンドなどで接着すると見て目にはほとんど分かりません。
【主な用途と素材の処理方法】
■主な用途:コレクション、ショップのショーケースなどのディスプレイ、アクセサリー素材、インテリア素材、各種クラフト用素材など。
■処理方法:水洗いした後、漂白、日陰干し。
一部、崩壊を防ぐ為にボンド着けしているものも含まれます。
【ご購入の際の注意点】
■素材の特性に合わせて、防カビ防虫のために煮沸消毒や天日干しなど徹底した処理をしており、その処理方法は必ず全て明記しております。ただ、木の実など、中まで完全に乾燥していないことも考えられ、ごく稀にカビが発生する可能性がございます。また、より自然な状態を保つため、特別な表記がない限り、強力な殺虫剤等による処理も施しておりませんので、ごく稀に虫が発生する可能性もございます。
■当ショップの自然素材は、各種クラフト用素材、リース用素材、ディスプレイ・インテリア用素材、雑貨等の為の商品であり、食品ではありません。また、医薬品や栽培用を目的とした園芸品及び農産物でもありません。
■品質管理の徹底と商品説明を詳細にしておりますが、自然素材ですので、細かな傷や個体差による違いがあるものがほとんどです。そこが個性でもあり素材としての魅力の一つとなります。そういった自然素材の特性をご理解ご了承の上でご購入ください。
品番:NG00154A02
品質:M(同じ素材の中での比較による品質表示)
サイズ:約 103 × 85 × 30 mm(1個体サイズ)
入り数:1 個
総重量:約 65 g(パッケージを除く)
採取地:日本産
名称:タコノマクラ(蛸の枕、蛸枕)
別名/俗称:マンジュウガイ、蓮の葉貝
英語:cake urchins、sea biscuit
学名:Clypeaster japonicus
分類:タコノマクラ科 タコノマクラ属
原産/分布:本州中部以南と四国、九州に分布
タコノマクラは、ウニやヒトデと同じ棘皮(きょくひ)動物のひとつで、ウニ綱タコノマクラ科に属します。本州中部以南から四国、九州に分布し、水深数mから数十mまでの浅い砂地や砂泥地、礫地の海底に生息しています。
長さ約6~12cm前後、巾6~10cmほどの楕円形に近い丸み帯びた長五角形で、厚みは3~3.5cmほどで中央が小高くなっています。(ウニの中では)厚く堅い殻をもち、本来、その表面はとても短い棘でびっしり覆われています。長さが2mm前後の大棘、縁がノコギリ歯のような小棘、また叉棘もあるそうです。全体は褐色で上面の花模様は濃褐色ですが、傷ついたり死んだりすると苔が生えたかのように濃い緑色に変化します。
棘皮動物の多くは五放射相称の特徴をもっていますが、タコノマクラは左右相称で、ウニの中でも一般的なウニが正形類であるのに対し、不正形類の方に分けられます。とはいえ、5、というポイントは同じで、背面(上面)に、5弁の花のような特徴的な模様があります。5弁のうち1つだけは先端が開いており、そちらが前方だと言われます。花びらの中心の5つの小さな穴は生殖孔で、腹面(下面)の中央には口(穴)があり、後側の端には肛門(排泄孔/穴)があります。
花模様の部分は、管足という独特の器官が出るところで歩帯と呼ばれ、5つの歩帯が放射状に並んだものです。管足によって、砂や泥の中でも酸素を取り込み呼吸をすることができるそうです。殻にくっきりと花模様を作っている小さな穴は管足がとれた跡です。
タコノマクラは、砂中や砂上の細かい有機物などを食べているそうです。普段は海底を這うように移動していますが、岩場などを這い上がることもできます。体の上に砂粒や、貝殻・海藻の屑を乗せて、周囲に溶け込むようにカムフラージュする習性があるそうです。
このなんとも不思議な魅力のタコノマクラ、江戸時代には、その様子から、その頃は円盤形をしていた「きんつば」や「マンジュウガイ」など他の名で呼ばれていたとか。明治後期になってから今のこの名前が定着していったようです。また、その昔から「タコノマクラ」という名前はあったのですが、ヒトデやクモヒトデ、カシパンなどに使われていたそうです。ちなみに現在の英名も、「cake urchins」、「sea biscuit」と、お菓子に見立てるのはどの国も同じのようです。
※漂白しています。
※タコノマクラは割れやすい殻です。衝撃によってや自然崩壊する可能性があります。粉々に割れるわけではないので、ボンドなどで接着すると見て目にはほとんど分かりません。
【主な用途と素材の処理方法】
■主な用途:コレクション、ショップのショーケースなどのディスプレイ、アクセサリー素材、インテリア素材、各種クラフト用素材など。
■処理方法:水洗いした後、漂白、日陰干し。
一部、崩壊を防ぐ為にボンド着けしているものも含まれます。
【ご購入の際の注意点】
■素材の特性に合わせて、防カビ防虫のために煮沸消毒や天日干しなど徹底した処理をしており、その処理方法は必ず全て明記しております。ただ、木の実など、中まで完全に乾燥していないことも考えられ、ごく稀にカビが発生する可能性がございます。また、より自然な状態を保つため、特別な表記がない限り、強力な殺虫剤等による処理も施しておりませんので、ごく稀に虫が発生する可能性もございます。
■当ショップの自然素材は、各種クラフト用素材、リース用素材、ディスプレイ・インテリア用素材、雑貨等の為の商品であり、食品ではありません。また、医薬品や栽培用を目的とした園芸品及び農産物でもありません。
■品質管理の徹底と商品説明を詳細にしておりますが、自然素材ですので、細かな傷や個体差による違いがあるものがほとんどです。そこが個性でもあり素材としての魅力の一つとなります。そういった自然素材の特性をご理解ご了承の上でご購入ください。
展示
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ありがとうございました。
また機会がありましたら、どうぞよろしくお願いいたします。