旅暮らしのかばん
中国の長江デルタ流域の土布、タイのタイルー族、モン族、ラオスのレンテンヤオ族、ミャンマーのリス族、ベトナムの黒タイ族・・・。これらの布を取り混ぜて、筒型のかばんを作りました。
今では滅多に見かけることがなくなりましたが、遠い昔、私が初めてネパールやインドを旅した頃にはよく見かけた形です。あちこちの町の商店の軒先に、趣向を凝らした、あるいはまったく凝らさない、この形のかばんが無造作に吊り下げられていたのを思い出します。よく売れてもいました。もちろん私も買って使っていましたが、あまりに遠い昔のことで、今は手元にありません。
かつての旅人たちが愛した形なので、旅暮らしのかばんと名付けました。携帯電話も小さなパソコンももちろんスマホもなかった時代、このかばんの中に入っていたのは、ガイドブックと財布、カセットテープのウォークマンだったかな。リアルに出会って話す以外に誰ともつながりようもなく、情報を発信することなど思いもよらなかった、そんな時代の懐かしい旅暮らしのかばんです。
丸い底も黒タイ族の藍染め(ろうけつ染め)のヘンプ(大麻布)。
側面はあちこちの木綿とヘンプ。
内布は明るいイエローのタイ・コットン。
内側に小さなポケットが1つあります。
口を絞って本体底につながる紐は、北タイのリス族が手縫いで作っている飾り紐。両端のポンポンが可愛らしいです。
口部分にしっかりした布を配したので、ぎゅっと完全に絞ることはできません。悪しからず。
サイズ
タテは上辺から底まで33センチ
底の直径17センチ
ひもの全長は130センチ弱
肩にかけて使うこともできます、斜めがけは無理です
今では滅多に見かけることがなくなりましたが、遠い昔、私が初めてネパールやインドを旅した頃にはよく見かけた形です。あちこちの町の商店の軒先に、趣向を凝らした、あるいはまったく凝らさない、この形のかばんが無造作に吊り下げられていたのを思い出します。よく売れてもいました。もちろん私も買って使っていましたが、あまりに遠い昔のことで、今は手元にありません。
かつての旅人たちが愛した形なので、旅暮らしのかばんと名付けました。携帯電話も小さなパソコンももちろんスマホもなかった時代、このかばんの中に入っていたのは、ガイドブックと財布、カセットテープのウォークマンだったかな。リアルに出会って話す以外に誰ともつながりようもなく、情報を発信することなど思いもよらなかった、そんな時代の懐かしい旅暮らしのかばんです。
丸い底も黒タイ族の藍染め(ろうけつ染め)のヘンプ(大麻布)。
側面はあちこちの木綿とヘンプ。
内布は明るいイエローのタイ・コットン。
内側に小さなポケットが1つあります。
口を絞って本体底につながる紐は、北タイのリス族が手縫いで作っている飾り紐。両端のポンポンが可愛らしいです。
口部分にしっかりした布を配したので、ぎゅっと完全に絞ることはできません。悪しからず。
サイズ
タテは上辺から底まで33センチ
底の直径17センチ
ひもの全長は130センチ弱
肩にかけて使うこともできます、斜めがけは無理です
展示
18
荒く織った素朴な感じがほっこりします。
手触りも柔らかくて履きやすいです。
何度も履いてみたいと思います。
ありがとうございました。