イスノキエダチャイロオオタマフシ
商品名:イスノキエダチャイロオオタマフシ(04)
品番:NG00083A02
品質:M(同じ素材の中での比較による品質表示)
サイズ:約 65×50×40、37×32×32 mm(1個体サイズ)
入り数:3 個
総重量:約 25 g(パッケージを除く)
採取地:日本産
名称:虫こぶ(虫瘤)
別名/俗称/和名:虫えい、ゴール、ヒョンの実
英語:insect gall、gall(虫こぶ)
英語:Isu Tree(イスノキ)
学名:Distylium racemosum(イスノキ)
分類:マンサク科 イスノキ属(イスノキ)
産地/分布:関東以西の本州、四国、九州、沖縄列島、台湾、中国など東アジアの温暖帯から亜熱帯に分布
虫こぶとは、植物の組織内に昆虫(アブラムシやハチ)などが産卵し、その幼虫が寄生することで、その植物組織が異常に発達、肥大してできるこぶ状の突起をいいます。産卵時に注入された物質や幼虫が出す分泌物などと植物自体から出る化学物質の相互作用で発達するそうです。卵からかえった幼虫は、虫こぶの中でその組織を食べて育ち、虫こぶに丸い穴をあけてそこから出て行きます。
虫こぶは、植物の葉や茎、枝、花や果実などさまざまな部位にできます。また、昆虫だけでなく、線虫や菌類などによってできるものもあるなど多種多様ありますが、面白いことに、虫こぶのできる植物の種類とその部位、虫こぶの形に対して、その虫こぶをつくる昆虫は、ほぼ1種に決まっているといいます。また、虫こぶができてもその植物が枯れるということはありません。虫こぶには、それぞれ名前がつけられており、通常、植物の名前+虫こぶのできる部位+虫こぶの形や色・大きさ+「フシ」というふうに名前がつけられています。
虫こぶがよくできる植物として最も代表的なのがイスノキで多種の虫こぶができます。
「イスノキエダナガタマフシ」はイスノフシアブラムシ。
「イスノキエダチャイロオオタマフシ」はモンゼンイスアブラムシ。
「イスノキエダオオナガタマフシ」はイスノキオオムネアブラムシ。
「イスノキハタマフシ」はヤノイスアブラムシなどなどです。
イスノキの虫こぶの中でも最も大きくなるのが 「イスノキエダチャイロオオタマフシ」で、その長さは7~8cm、径は5~6cmほどになります。緑色から褐色になり次第に木質化し、硬くしっかりしています。「イスノキエダオオナガタマフシ」や「イスノキエダナガタマフシ」などを含め、大きい虫こぶの中は空洞になっており、虫が出ていく時にできた穴に口を当てて吹くと笛のように音が鳴ることから「ひょんの実」とも言われ、このことからイスノキ自体を別名「ヒョンノキ」とも呼びます。
虫こぶは、タンニンを豊富に含み、染料や革をなめすのに使われたり、お歯黒に利用されていました。また、マタタビ(マタタビ科マタタビ属)にマタタビミタマバエが寄生してできる「マタタビミフクレフシ」という虫こぶは、木天蓼(もくてんりょう)と呼ばれる漢方薬になり、神経痛やリウマチなどに効くとされ、マタタビ酒という薬用酒にもされるようです。
【主な用途と素材の処理方法】
■作業効率や素材の保存を考えて、ジップの付いた自立式の透明なパッケージに入っています。商品には乾燥剤(食べられません)が入っています。
■主な用途:標本、ショップのディスプレイ、インテリア、クラフト用素材など。
■処理方法:自然落下したものを採取。水洗い、食品用アルコールを散布して消毒、日陰干し。
【ご購入の際の注意点】
■当ショップの自然素材は、各種クラフト用素材、リース用素材、ディスプレイ・インテリア用素材、雑貨等の為の商品であり、食品ではありません。また、医薬品や栽培用を目的とした園芸品及び農産物でもありません。
■自然素材は、人によっては稀にアレルギー症状を引き起こす植物等もございますので、くれぐれもご注意下さい。また、万が一そのような症状がありましても、当店では責任を負いかねますので、ご了承の上でご購入・ご使用下さい。
■品質管理の徹底と商品説明を詳細にしておりますが、自然素材ですので、細かな傷や個体差による違いがあるものがほとんどです。そこが個性でもあり素材としての魅力の一つとなります。そういった自然素材の特性をご理解ご了承の上でご購入ください。
品番:NG00083A02
品質:M(同じ素材の中での比較による品質表示)
サイズ:約 65×50×40、37×32×32 mm(1個体サイズ)
入り数:3 個
総重量:約 25 g(パッケージを除く)
採取地:日本産
名称:虫こぶ(虫瘤)
別名/俗称/和名:虫えい、ゴール、ヒョンの実
英語:insect gall、gall(虫こぶ)
英語:Isu Tree(イスノキ)
学名:Distylium racemosum(イスノキ)
分類:マンサク科 イスノキ属(イスノキ)
産地/分布:関東以西の本州、四国、九州、沖縄列島、台湾、中国など東アジアの温暖帯から亜熱帯に分布
虫こぶとは、植物の組織内に昆虫(アブラムシやハチ)などが産卵し、その幼虫が寄生することで、その植物組織が異常に発達、肥大してできるこぶ状の突起をいいます。産卵時に注入された物質や幼虫が出す分泌物などと植物自体から出る化学物質の相互作用で発達するそうです。卵からかえった幼虫は、虫こぶの中でその組織を食べて育ち、虫こぶに丸い穴をあけてそこから出て行きます。
虫こぶは、植物の葉や茎、枝、花や果実などさまざまな部位にできます。また、昆虫だけでなく、線虫や菌類などによってできるものもあるなど多種多様ありますが、面白いことに、虫こぶのできる植物の種類とその部位、虫こぶの形に対して、その虫こぶをつくる昆虫は、ほぼ1種に決まっているといいます。また、虫こぶができてもその植物が枯れるということはありません。虫こぶには、それぞれ名前がつけられており、通常、植物の名前+虫こぶのできる部位+虫こぶの形や色・大きさ+「フシ」というふうに名前がつけられています。
虫こぶがよくできる植物として最も代表的なのがイスノキで多種の虫こぶができます。
「イスノキエダナガタマフシ」はイスノフシアブラムシ。
「イスノキエダチャイロオオタマフシ」はモンゼンイスアブラムシ。
「イスノキエダオオナガタマフシ」はイスノキオオムネアブラムシ。
「イスノキハタマフシ」はヤノイスアブラムシなどなどです。
イスノキの虫こぶの中でも最も大きくなるのが 「イスノキエダチャイロオオタマフシ」で、その長さは7~8cm、径は5~6cmほどになります。緑色から褐色になり次第に木質化し、硬くしっかりしています。「イスノキエダオオナガタマフシ」や「イスノキエダナガタマフシ」などを含め、大きい虫こぶの中は空洞になっており、虫が出ていく時にできた穴に口を当てて吹くと笛のように音が鳴ることから「ひょんの実」とも言われ、このことからイスノキ自体を別名「ヒョンノキ」とも呼びます。
虫こぶは、タンニンを豊富に含み、染料や革をなめすのに使われたり、お歯黒に利用されていました。また、マタタビ(マタタビ科マタタビ属)にマタタビミタマバエが寄生してできる「マタタビミフクレフシ」という虫こぶは、木天蓼(もくてんりょう)と呼ばれる漢方薬になり、神経痛やリウマチなどに効くとされ、マタタビ酒という薬用酒にもされるようです。
【主な用途と素材の処理方法】
■作業効率や素材の保存を考えて、ジップの付いた自立式の透明なパッケージに入っています。商品には乾燥剤(食べられません)が入っています。
■主な用途:標本、ショップのディスプレイ、インテリア、クラフト用素材など。
■処理方法:自然落下したものを採取。水洗い、食品用アルコールを散布して消毒、日陰干し。
【ご購入の際の注意点】
■当ショップの自然素材は、各種クラフト用素材、リース用素材、ディスプレイ・インテリア用素材、雑貨等の為の商品であり、食品ではありません。また、医薬品や栽培用を目的とした園芸品及び農産物でもありません。
■自然素材は、人によっては稀にアレルギー症状を引き起こす植物等もございますので、くれぐれもご注意下さい。また、万が一そのような症状がありましても、当店では責任を負いかねますので、ご了承の上でご購入・ご使用下さい。
■品質管理の徹底と商品説明を詳細にしておりますが、自然素材ですので、細かな傷や個体差による違いがあるものがほとんどです。そこが個性でもあり素材としての魅力の一つとなります。そういった自然素材の特性をご理解ご了承の上でご購入ください。
展示
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ありがとうございました。
また機会がありましたら、どうぞよろしくお願いいたします。