ヤオ族の刺繍作品について
こちらは、当店で扱っているヤオ族の刺繍作品についての説明ページとなります。
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タイ北部パヤオ県チェンカムから車で1時間の、山あいの小さな集落が、私たちの十年来のパートナーであるヤオ族の村です。
男性は畑仕事、女性は刺繍仕事、と一家をあげて生計を立てています。
村の女性たちは、母から娘へと受け継がれる刺繍技術に加え、他民族の文様や、伝統にこだわらない新しいモチーフを融合しながら、独自の刺繍文化を築いています。
生業としての刺繍には、クロスステッチの手法をとっています。
ヤオ族のクロスステッチは、一般的なクロスステッチと若干刺し方が異なります。
刺繍表面の×印に対し、裏面はカクカクとした直角の刺し目が特徴的で、これによって布の厚みが均一になり、補強に役立っていると思われます。
刺繍模様は、いくつかの文様を列に並べていくタイプが多く、刺し手によって色やデザインに個性が表れます。
思い思いに刺繍された布は、同じヤオ族出身女性の工房で、丁寧に縫製され、それぞれの作品として形を変えて、私たちのもとに届きます。
近年この村では、都市部へ出稼ぎにいく若者が増え、刺繍で暮らしを立てる者が減少し、刺繍文化の存続が危ぶまれつつあります。
生産量が足りない時は、タイ周辺国に暮らす同じヤオ族の手を借りながら刺繍文化を発信し続けています。
当店は、この刺繍を末永く伝えていくためのお手伝いとして、モンティラとその仲間の女性たちの作品を、日本の皆さま向けに代理販売しています。
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タイ北部パヤオ県チェンカムから車で1時間の、山あいの小さな集落が、私たちの十年来のパートナーであるヤオ族の村です。
男性は畑仕事、女性は刺繍仕事、と一家をあげて生計を立てています。
村の女性たちは、母から娘へと受け継がれる刺繍技術に加え、他民族の文様や、伝統にこだわらない新しいモチーフを融合しながら、独自の刺繍文化を築いています。
生業としての刺繍には、クロスステッチの手法をとっています。
ヤオ族のクロスステッチは、一般的なクロスステッチと若干刺し方が異なります。
刺繍表面の×印に対し、裏面はカクカクとした直角の刺し目が特徴的で、これによって布の厚みが均一になり、補強に役立っていると思われます。
刺繍模様は、いくつかの文様を列に並べていくタイプが多く、刺し手によって色やデザインに個性が表れます。
思い思いに刺繍された布は、同じヤオ族出身女性の工房で、丁寧に縫製され、それぞれの作品として形を変えて、私たちのもとに届きます。
近年この村では、都市部へ出稼ぎにいく若者が増え、刺繍で暮らしを立てる者が減少し、刺繍文化の存続が危ぶまれつつあります。
生産量が足りない時は、タイ周辺国に暮らす同じヤオ族の手を借りながら刺繍文化を発信し続けています。
当店は、この刺繍を末永く伝えていくためのお手伝いとして、モンティラとその仲間の女性たちの作品を、日本の皆さま向けに代理販売しています。
展示
2
とてもしっかりしたつくりで、使いやすそうな長財布です。
きれいな色の、丁寧な美しい刺繍です。
大事に使わせていただきます。