【SALE】和紙貼漆塗の汁椀 (四角乱貼|溜塗)
【SALE ¥9,720 → ¥6,600 】
PINTでずっと扱っている、オリジナルの欅の汁椀。いつもは黒の拭き漆仕上げで、シンプルなお椀ですが、同じ木地(木の椀本体)を使って、違う塗り仕上げを作りました。
職人や塗りのことは下にご紹介しますが、このお椀は、
「本格的な塗りでありつつ、色柄も楽しめる遊びのある漆器」
です。
塗りは、京都に工房を構える尋花の後藤さん。和紙素材を使った漆塗りをされる職人で、茶道具をはじめとして様々な製作をされています。和紙と漆の素材の掛け合わせでがその特長。和紙らしさが残るような、静かでマットな質感が美しく、奥深い表情です。
古美術にも造詣が深く、渋いかっこいい作品も作られながらも、漆に色をつけた色柄の塗りも得意とされています。今回、PINTのお椀に、和紙を貼り、色も合わせて漆を溜塗で仕上げていただきました。それぞれ、一点ものになります。
木椀とこの形とバランスが取れるような色と和紙パターンで仕上げられています。木の椀に、漆を塗り、切った和紙を1枚1枚貼り付け、その上から漆塗りを重ねます。仕上げ塗りの際に、柄によって色漆を使っています。
PINTで通常扱っている拭き漆(木目が透けて見えて、価格も抑えめな塗り)は、漆を塗って拭き取りながら染み込ませるイメージ。こちらは、木地にそのまま漆をたっぷると塗りつけてゆくイメージです。わかりやすく、ざっくりとイメージでご紹介します。
漆の量も多く、拭き取られることがないため、漆の塗膜は厚く、強くなります。また、輪島塗などの本塗りとは違い、下地はなく、木地そのものに塗りをします。そのため、例えば落としたときに、下地が欠けてしまうことなく、木そのものが当たるので、かえって本塗りよりも使い勝手のよい側面も。(もちろん落ちる程度によります)
塗りの工程も多いため、価格はやや上がりますが、拭き漆と本塗りの間というイメージで、長く使う漆器としてはバランスの良い塗りです。溜塗にもいくつかの定義がありますが、後藤さんと相談の上、こちらの作品については本テキストでご紹介する内容を指しています。
こちらの柄は、小さく四角く切った和紙を重ね貼りしている「四角乱貼」。色はついていない生漆を塗り、黒に近い茶という色合い。和紙はほぼ隙間なく重ねながら配されていて、木目が見える部分はありません。外側がこの塗りで、内側は和紙はなく木目の見える拭き漆です。
冒頭に、「本格的な塗りでありつつ、色柄も楽しめる遊びのある漆器」と書きました。遊びのある漆器は、バランスがなかなか難しいのですが、こちらはその点とても良い仕上がりになったと思います。ベーシックな形ですが漆や和紙の質感はしっかり出ていて、もう少しよく見ると色柄も配されています。長く使える定番ながら、ちょっと遊びが加えられたお椀ができました。
こちらは後藤さんとの取り組みの初回のトライアル。まずはそれぞれ1点ものということもあり、少し価格を抑えて、リーズナブルな価格でご紹介します。
▼7枚目写真
内側は拭き漆仕上げです。
▼8枚目以降写真
同型、拭き漆仕上げの汁椀です。形の参考にご覧ください。
ろくろ挽きの欅の汁椀(黒拭き漆)
https://www.creema.jp/item/1337770/detail
【素材】欅(国産材)
【仕上げ】和紙+漆塗り(溜塗)
【サイズ】φ11×6cm
【お手入れ】
・硬いブラシの使用は避けてください。漆が剥げてしまう可能性があります。
・長時間の水に浸け置きはお避けください。
・洗剤は問題なくご使用いただけます。硬くないブラシ洗いや、スポンジ洗いしていただいて大丈夫です。
・電子レンジや食器乾燥機の使用はお避け下さい。
PINTでずっと扱っている、オリジナルの欅の汁椀。いつもは黒の拭き漆仕上げで、シンプルなお椀ですが、同じ木地(木の椀本体)を使って、違う塗り仕上げを作りました。
職人や塗りのことは下にご紹介しますが、このお椀は、
「本格的な塗りでありつつ、色柄も楽しめる遊びのある漆器」
です。
塗りは、京都に工房を構える尋花の後藤さん。和紙素材を使った漆塗りをされる職人で、茶道具をはじめとして様々な製作をされています。和紙と漆の素材の掛け合わせでがその特長。和紙らしさが残るような、静かでマットな質感が美しく、奥深い表情です。
古美術にも造詣が深く、渋いかっこいい作品も作られながらも、漆に色をつけた色柄の塗りも得意とされています。今回、PINTのお椀に、和紙を貼り、色も合わせて漆を溜塗で仕上げていただきました。それぞれ、一点ものになります。
木椀とこの形とバランスが取れるような色と和紙パターンで仕上げられています。木の椀に、漆を塗り、切った和紙を1枚1枚貼り付け、その上から漆塗りを重ねます。仕上げ塗りの際に、柄によって色漆を使っています。
PINTで通常扱っている拭き漆(木目が透けて見えて、価格も抑えめな塗り)は、漆を塗って拭き取りながら染み込ませるイメージ。こちらは、木地にそのまま漆をたっぷると塗りつけてゆくイメージです。わかりやすく、ざっくりとイメージでご紹介します。
漆の量も多く、拭き取られることがないため、漆の塗膜は厚く、強くなります。また、輪島塗などの本塗りとは違い、下地はなく、木地そのものに塗りをします。そのため、例えば落としたときに、下地が欠けてしまうことなく、木そのものが当たるので、かえって本塗りよりも使い勝手のよい側面も。(もちろん落ちる程度によります)
塗りの工程も多いため、価格はやや上がりますが、拭き漆と本塗りの間というイメージで、長く使う漆器としてはバランスの良い塗りです。溜塗にもいくつかの定義がありますが、後藤さんと相談の上、こちらの作品については本テキストでご紹介する内容を指しています。
こちらの柄は、小さく四角く切った和紙を重ね貼りしている「四角乱貼」。色はついていない生漆を塗り、黒に近い茶という色合い。和紙はほぼ隙間なく重ねながら配されていて、木目が見える部分はありません。外側がこの塗りで、内側は和紙はなく木目の見える拭き漆です。
冒頭に、「本格的な塗りでありつつ、色柄も楽しめる遊びのある漆器」と書きました。遊びのある漆器は、バランスがなかなか難しいのですが、こちらはその点とても良い仕上がりになったと思います。ベーシックな形ですが漆や和紙の質感はしっかり出ていて、もう少しよく見ると色柄も配されています。長く使える定番ながら、ちょっと遊びが加えられたお椀ができました。
こちらは後藤さんとの取り組みの初回のトライアル。まずはそれぞれ1点ものということもあり、少し価格を抑えて、リーズナブルな価格でご紹介します。
▼7枚目写真
内側は拭き漆仕上げです。
▼8枚目以降写真
同型、拭き漆仕上げの汁椀です。形の参考にご覧ください。
ろくろ挽きの欅の汁椀(黒拭き漆)
https://www.creema.jp/item/1337770/detail
【素材】欅(国産材)
【仕上げ】和紙+漆塗り(溜塗)
【サイズ】φ11×6cm
【お手入れ】
・硬いブラシの使用は避けてください。漆が剥げてしまう可能性があります。
・長時間の水に浸け置きはお避けください。
・洗剤は問題なくご使用いただけます。硬くないブラシ洗いや、スポンジ洗いしていただいて大丈夫です。
・電子レンジや食器乾燥機の使用はお避け下さい。
展示
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