フランス海岸松
商品名:オーダーフランス海岸松
品番:NG00051A02
サイズ:約 100×85×85 mm
入り数::約 1 個
総重量:約 63 g(パッケージを除く)
原産国:日本
名称:フランス海岸松
別名/俗称:オニマツ、マレタイムパイン、フッコクカイガンショウ
英語:Maritime Pine
学名:Pinus pinaster
分類:マツ科 マツ属
原産/分布:地中海西部沿岸、主にヨーロッパに分布
地中海西部沿岸、特にフランスからイタリアにかけてと、対岸のアルジェリアからモロッコ原産で、名前の通り、主に海岸に自生しますが、分布の南限のモロッコでは、標高2000mの山岳地にも生えます。
イギリス南部、南アフリカ、オーストラリアなどに移入され帰化していますが、移入先で生態系を壊しており、残念ながら「世界の侵略的外来種ワースト100」に入っています。しかしその一方、原産地では、アメリカからの侵入病害であるマツ材線虫病(松喰い虫)による枯死が問題となっています。また、フランスやスペインなどの原産地では製材用として広く植栽もされており、フランス南西部のランド地方、「ランドの森」は、フランス海岸松でできた世界最大の人工林。ちなみに、この植林はナポレオン時代に土壌改良のために始まったとか。その森で今、松の葉を食い尽される被害が深刻になっています。その原因は、マツノギョウレツケムシ。オビガの一種の幼虫(毛虫)でファーブル昆虫記にも載っています。
ヨーロッパ中南部に分布し、毒のある毛をもつこの毛虫は、名前の通りきれいに一列になって移動し、松に棲みつき、松葉を食べ尽します。そして次の木へ移動、松林を破壊しながらどんどん北へ拡がっており、その通り道が分かるほどだといいます。現在、対策のための研究が進められています。
葉は、2本が束生するいわゆる松葉ですが、かなり太く、長さも20cmを超すものも。樹皮は、日本のアカマツよりもさらに赤みがかった褐色をしていて、その樹皮に含まれるポリフェノール類が天然の抗酸化物質ということで注目され、ピクノジェノールというサプリメントになっています。
松かさ(松ぼっくり)は、はじめは緑色で、約2年もかけて熟し、赤褐色になっていきます。その長さは10~20cm、開いたときの直径は8~12cmと大きく、ダイオウショウよりはやや小さめですが、1つ1つの鱗片(りんぺん)が分厚くとてもしっかりとしています。
日本では、明治以降、記念樹などとして各地に植栽されるものの、野生化したという報告はないということです。福井県の敦賀市の松林「気比の松原」には、アカマツ、クロマツなどとともにフランス海岸松が植栽されている珍しい松林です。また、この松林は、三保の松原(静岡県)、虹の松原(佐賀県)とともに、日本三大松原のひとつとなっています。
【主な用途と素材の処理方法】
■商品には乾燥剤(食べられません)が一緒に入っています。
■処理方法:自然落下したものを採取。水洗いした後、熱湯消毒、食品用アルコールを散布、日陰干し。
■ご注意:これらは木の実の標本です。インテリアやディスプレイまたは実験教材用を目的としたもので、栽培を目的とした種子ではありません。また、この商品は雑貨です。食べ物ではありませんのでご注意下さい。
【ご購入の際の注意点】
■当ショップの自然素材は、各種クラフト用素材、リース用素材、ディスプレイ・インテリア用素材、雑貨等の為の商品であり、食品ではありません。また、医薬品や栽培用を目的とした園芸品及び農産物でもありません。
■自然素材は、人によっては稀にアレルギー症状を引き起こす植物等もございますので、くれぐれもご注意下さい。また、万が一そのような症状がありましても、当店では責任を負いかねますので、ご了承の上でご購入・ご使用下さい。
■品質管理の徹底と個々の商品説明を詳細に説明しておりますが、自然素材ですので、細かな傷や個体差による違いがあるものがほとんどです。そこが個性でもあり素材としての魅力の一つとなります。そういった自然素材の特性をご理解ご了承の上でご購入ください。
品番:NG00051A02
サイズ:約 100×85×85 mm
入り数::約 1 個
総重量:約 63 g(パッケージを除く)
原産国:日本
名称:フランス海岸松
別名/俗称:オニマツ、マレタイムパイン、フッコクカイガンショウ
英語:Maritime Pine
学名:Pinus pinaster
分類:マツ科 マツ属
原産/分布:地中海西部沿岸、主にヨーロッパに分布
地中海西部沿岸、特にフランスからイタリアにかけてと、対岸のアルジェリアからモロッコ原産で、名前の通り、主に海岸に自生しますが、分布の南限のモロッコでは、標高2000mの山岳地にも生えます。
イギリス南部、南アフリカ、オーストラリアなどに移入され帰化していますが、移入先で生態系を壊しており、残念ながら「世界の侵略的外来種ワースト100」に入っています。しかしその一方、原産地では、アメリカからの侵入病害であるマツ材線虫病(松喰い虫)による枯死が問題となっています。また、フランスやスペインなどの原産地では製材用として広く植栽もされており、フランス南西部のランド地方、「ランドの森」は、フランス海岸松でできた世界最大の人工林。ちなみに、この植林はナポレオン時代に土壌改良のために始まったとか。その森で今、松の葉を食い尽される被害が深刻になっています。その原因は、マツノギョウレツケムシ。オビガの一種の幼虫(毛虫)でファーブル昆虫記にも載っています。
ヨーロッパ中南部に分布し、毒のある毛をもつこの毛虫は、名前の通りきれいに一列になって移動し、松に棲みつき、松葉を食べ尽します。そして次の木へ移動、松林を破壊しながらどんどん北へ拡がっており、その通り道が分かるほどだといいます。現在、対策のための研究が進められています。
葉は、2本が束生するいわゆる松葉ですが、かなり太く、長さも20cmを超すものも。樹皮は、日本のアカマツよりもさらに赤みがかった褐色をしていて、その樹皮に含まれるポリフェノール類が天然の抗酸化物質ということで注目され、ピクノジェノールというサプリメントになっています。
松かさ(松ぼっくり)は、はじめは緑色で、約2年もかけて熟し、赤褐色になっていきます。その長さは10~20cm、開いたときの直径は8~12cmと大きく、ダイオウショウよりはやや小さめですが、1つ1つの鱗片(りんぺん)が分厚くとてもしっかりとしています。
日本では、明治以降、記念樹などとして各地に植栽されるものの、野生化したという報告はないということです。福井県の敦賀市の松林「気比の松原」には、アカマツ、クロマツなどとともにフランス海岸松が植栽されている珍しい松林です。また、この松林は、三保の松原(静岡県)、虹の松原(佐賀県)とともに、日本三大松原のひとつとなっています。
【主な用途と素材の処理方法】
■商品には乾燥剤(食べられません)が一緒に入っています。
■処理方法:自然落下したものを採取。水洗いした後、熱湯消毒、食品用アルコールを散布、日陰干し。
■ご注意:これらは木の実の標本です。インテリアやディスプレイまたは実験教材用を目的としたもので、栽培を目的とした種子ではありません。また、この商品は雑貨です。食べ物ではありませんのでご注意下さい。
【ご購入の際の注意点】
■当ショップの自然素材は、各種クラフト用素材、リース用素材、ディスプレイ・インテリア用素材、雑貨等の為の商品であり、食品ではありません。また、医薬品や栽培用を目的とした園芸品及び農産物でもありません。
■自然素材は、人によっては稀にアレルギー症状を引き起こす植物等もございますので、くれぐれもご注意下さい。また、万が一そのような症状がありましても、当店では責任を負いかねますので、ご了承の上でご購入・ご使用下さい。
■品質管理の徹底と個々の商品説明を詳細に説明しておりますが、自然素材ですので、細かな傷や個体差による違いがあるものがほとんどです。そこが個性でもあり素材としての魅力の一つとなります。そういった自然素材の特性をご理解ご了承の上でご購入ください。
展示
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ありがとうございました。
また機会がありましたら、どうぞよろしくお願いいたします。