ホオノキの実
商品名:ホオノキの実
品番:NG00085A02
品質:M(同じ素材の中での比較による品質表示)
サイズ:約 140×50×50 〜 150×55×55 mm(1個体サイズ)
入り数:約 2 個
総重量:約 85 g(パッケージを除く/2個分)
採取地:日本産
名称:ホオノキ・ホウノキ(朴の木)
別名/俗称:ホオ・ホウ(朴)、ホオガシワ
英語:Japanese bigleaf magnolia
学名:Magnolia obovata(Magnolia hypoleuca)
分類:モクレン科 モクレン属
原産/分布:日本各地の山地に自生し、朝鮮半島や中国大陸にも分布
※画像は以前のものを使用しています。
日本各地の山地に自生する日本特産種とされ、朝鮮半島や中国大陸にも分布し、大きくなると樹高20~30m、幹の直径は1m以上になる落葉高木。また、ホオノキは、根などから発芽抑制物質を分泌するため、この樹の下には他の植物が生えずらいことで知られています(アレロパシー他感作用)。
日本原産の樹木の中で、葉(単葉の葉の中で)も花も最大とされるホオノキ。日本最大級の葉は、長さ20~40cm前後、幅10~20cm前後で、一見複葉に見えますが、枝の先に輪生状に互生している単葉。表面は緑色で裏面にはうぶ毛が密生し白っぽくなっています。生の葉は水分を弾きます。
花も直径15cm前後ととても大きく、5~6月頃、輪生状に並んだ葉の中心に乗るようにつき、上向きに咲きます。肉厚なクリーム色の花びらの中心には立派な雌しべと雄しべがあり、花の中心は濃いピンク色から紫色っぽく見えます。高い木の枝先に咲くので、間近ではなかなか見えませんが、とても甘くよい香りが風に乗って漂います。
開花の時点では雌性(雌しべのみが成熟し花粉を受け取る)で、翌日には雄性(雄しべのみが成熟し花粉を放出する)に性転換をする、雌性先熟(しせいせんじゅく)という性質があります。そして、さらにその翌日には生殖機能をなくしてしまうそうです。
果実は、袋果(たいか)のたくさん集まった集合果で、長楕円形、長さ10~15cmほどもあり、かなりの存在感でしっかりとした太い軸(果柄・かへい)についています。全体が黄緑色から濃い紅、褐色と熟していき、それぞれの袋果が開いて鮮やかな赤い種子を糸状の柄の先に垂らします。よく似たハクモクレンの袋果(たいか)がさらに巨大化したような感じです。
ホオノキの葉といえば、飛騨高山の郷土料理として有名な朴葉味噌や朴葉焼き、朴葉もちなど。この地域の山林にはホオノキが多く自生しており、朴葉は、葉が大きいだけでなく、火に強く、カビも防ぐとされ、さらに香りもよいため古くから使われていたそうです。
材は軽くて柔らかいため、版木や下駄の歯、刀の鞘、まな板のほか、様々な器具材、建築材などに使われます。また、ホオノキの木炭を「朴炭(ほおずみ)」といい、硬く均質なため、昔からさび落としやこげ落とし、金属や漆器等の研磨に使われてきました。樹皮を乾燥させたものは、整腸・健胃作用や去痰に効くとされ、生薬名「和厚朴(わこうぼく)」と呼ばれ様々な漢方薬に配合されています。
【主な用途と素材の処理方法】
■作業効率や素材の保存を考えて、ジップの付いた自立式の透明なパッケージに入っています。商品には乾燥剤(食べられません)が入っています。
■主な用途:リース用素材や各種クラフト用素材、インテリアやショップのディスプレイはもちろん、標本やコレクションとしてもお使い頂けます。
■処理方法:自然落下したものを採取。水洗い、熱湯消毒、食品用アルコールを散布して消毒、日陰干し。
【ご購入の際の注意点】
■当ショップの自然素材は、各種クラフト用素材、リース用素材、ディスプレイ・インテリア用素材、雑貨等の為の商品であり、食品ではありません。また、医薬品や栽培用を目的とした園芸品及び農産物でもありません。
■自然素材は、人によっては稀にアレルギー症状を引き起こす植物等もございますので、くれぐれもご注意下さい。また、万が一そのような症状がありましても、当店では責任を負いかねますので、ご了承の上でご購入・ご使用下さい。
■品質管理の徹底と個々の商品説明を詳細に説明しておりますが、自然素材ですので、細かな傷や個体差による違いがあるものがほとんどです。そこが個性でもあり素材としての魅力の一つとなります。そういった自然素材の特性をご理解ご了承の上でご購入ください。
品番:NG00085A02
品質:M(同じ素材の中での比較による品質表示)
サイズ:約 140×50×50 〜 150×55×55 mm(1個体サイズ)
入り数:約 2 個
総重量:約 85 g(パッケージを除く/2個分)
採取地:日本産
名称:ホオノキ・ホウノキ(朴の木)
別名/俗称:ホオ・ホウ(朴)、ホオガシワ
英語:Japanese bigleaf magnolia
学名:Magnolia obovata(Magnolia hypoleuca)
分類:モクレン科 モクレン属
原産/分布:日本各地の山地に自生し、朝鮮半島や中国大陸にも分布
※画像は以前のものを使用しています。
日本各地の山地に自生する日本特産種とされ、朝鮮半島や中国大陸にも分布し、大きくなると樹高20~30m、幹の直径は1m以上になる落葉高木。また、ホオノキは、根などから発芽抑制物質を分泌するため、この樹の下には他の植物が生えずらいことで知られています(アレロパシー他感作用)。
日本原産の樹木の中で、葉(単葉の葉の中で)も花も最大とされるホオノキ。日本最大級の葉は、長さ20~40cm前後、幅10~20cm前後で、一見複葉に見えますが、枝の先に輪生状に互生している単葉。表面は緑色で裏面にはうぶ毛が密生し白っぽくなっています。生の葉は水分を弾きます。
花も直径15cm前後ととても大きく、5~6月頃、輪生状に並んだ葉の中心に乗るようにつき、上向きに咲きます。肉厚なクリーム色の花びらの中心には立派な雌しべと雄しべがあり、花の中心は濃いピンク色から紫色っぽく見えます。高い木の枝先に咲くので、間近ではなかなか見えませんが、とても甘くよい香りが風に乗って漂います。
開花の時点では雌性(雌しべのみが成熟し花粉を受け取る)で、翌日には雄性(雄しべのみが成熟し花粉を放出する)に性転換をする、雌性先熟(しせいせんじゅく)という性質があります。そして、さらにその翌日には生殖機能をなくしてしまうそうです。
果実は、袋果(たいか)のたくさん集まった集合果で、長楕円形、長さ10~15cmほどもあり、かなりの存在感でしっかりとした太い軸(果柄・かへい)についています。全体が黄緑色から濃い紅、褐色と熟していき、それぞれの袋果が開いて鮮やかな赤い種子を糸状の柄の先に垂らします。よく似たハクモクレンの袋果(たいか)がさらに巨大化したような感じです。
ホオノキの葉といえば、飛騨高山の郷土料理として有名な朴葉味噌や朴葉焼き、朴葉もちなど。この地域の山林にはホオノキが多く自生しており、朴葉は、葉が大きいだけでなく、火に強く、カビも防ぐとされ、さらに香りもよいため古くから使われていたそうです。
材は軽くて柔らかいため、版木や下駄の歯、刀の鞘、まな板のほか、様々な器具材、建築材などに使われます。また、ホオノキの木炭を「朴炭(ほおずみ)」といい、硬く均質なため、昔からさび落としやこげ落とし、金属や漆器等の研磨に使われてきました。樹皮を乾燥させたものは、整腸・健胃作用や去痰に効くとされ、生薬名「和厚朴(わこうぼく)」と呼ばれ様々な漢方薬に配合されています。
【主な用途と素材の処理方法】
■作業効率や素材の保存を考えて、ジップの付いた自立式の透明なパッケージに入っています。商品には乾燥剤(食べられません)が入っています。
■主な用途:リース用素材や各種クラフト用素材、インテリアやショップのディスプレイはもちろん、標本やコレクションとしてもお使い頂けます。
■処理方法:自然落下したものを採取。水洗い、熱湯消毒、食品用アルコールを散布して消毒、日陰干し。
【ご購入の際の注意点】
■当ショップの自然素材は、各種クラフト用素材、リース用素材、ディスプレイ・インテリア用素材、雑貨等の為の商品であり、食品ではありません。また、医薬品や栽培用を目的とした園芸品及び農産物でもありません。
■自然素材は、人によっては稀にアレルギー症状を引き起こす植物等もございますので、くれぐれもご注意下さい。また、万が一そのような症状がありましても、当店では責任を負いかねますので、ご了承の上でご購入・ご使用下さい。
■品質管理の徹底と個々の商品説明を詳細に説明しておりますが、自然素材ですので、細かな傷や個体差による違いがあるものがほとんどです。そこが個性でもあり素材としての魅力の一つとなります。そういった自然素材の特性をご理解ご了承の上でご購入ください。
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3
ありがとうございました。
また機会がありましたら、どうぞよろしくお願いいたします。