スタッド、フープ、チェーン……ピアスの種類で印象を変えてみよう

耳元を華やかに彩り、顔回りの印象を大きく変えるアクセサリー・ピアス。Creemaでも大人気のカテゴリーで、出品数はなんと35万点以上！デイリーに使うアイテムだからこそ、いくつも集めているという方も多いのではないでしょうか？
種類が豊富だと、なおさら選び方に迷うという声をよく耳にします。以前、読みものでは髪型や顔型に合うアクセサリーの選び方についてご紹介しました。

今回はピアスのかたちの種類と、それぞれの特徴や与える印象、おすすめの作品をご紹介していきます。ピアスの種類別の特徴について知れば、もっと自分にぴったりなものを発見できるはず。新しいピアス選びの参考にして頂ければ幸いです。

スタッドピアスとは、ピアスポスト（耳に通す軸部分）がまっすぐになっていて、耳の後ろの留め具（キャッチ）で固定して着けるタイプのピアスです。耳元に密着するタイプなので、輪郭の中心あたりで目に入りやすいのが特徴です。着脱が簡単で安定しやすいので、ピアス穴をあけたばかりの方でも気軽に着けられます。さらに、小ぶりのデザインであればマスクに引っかかることもないのでストレスフリーで着けることができます。

ミディアムヘア・ロングヘアの方はアレンジによって華やかなスタイルを作ることができるので、小ぶりのスタッドピアスなどを身につけるとバランスが良くなります。他のピアスとは違い、顔の輪郭の印象をあまり変えることが無いので、シンプルで一番バランスの取りやすいピアスといえます。

アメリカ・アリゾナ州の鉱山で採れた天然のターコイズと、透明感が涼し気な天然水晶を組み合わせてできたこちらのピアスはbloomさんの作品です。ターコイズ特有の鮮やかなブルーが、天然水晶とのコントラストによって、魅力を存分に発揮していて、澄み渡る空と海を彷彿とさせるデザインとなっています。控えめなサイズ感で、シーンを選ばず使いやすいのも嬉しいポイントです。

グレーベースに黒で花のシルエットが描かれた、スクエア型のこちらのスタッドピアスはmio min mioさんの作品。七宝（しっぽう）焼きと呼ばれる伝統工芸技法による作品特有の、ぷっくりとしたシルエットが可愛らしい仕上がりとなっています。さらに上品で艷感が美しい漆黒とブルーのグラデーションもぱっと目を引く輝きをはなっていて、コーデにもアクセントを与えてくれそうです。

京都からアクセサリーを発信する、Cloudjewelryさんの結びモチーフのピアス。シンプルながらも線が太くボリュームがあるので、ほどよく華やかに身に着けることができます。先端に添えられた小粒のパールが上品です。和テイストの服装にも合わせられそうですね。

フープピアスとは、輪っかを耳たぶに通したようなタイプのピアスです。円の大きさ・太さの違いなど、デザインにバリエーションがありますが、「丸」は馴染み深い形でもあり、見た目もシンプルなので気軽に付けやすいのが魅力です。

アップヘアスタイルとも相性抜群で、ラフにまとめたヘアスタイルも、インパクトのあるフープピアスを添えるとぐっとおしゃれに。

また、フープの大きさや太さによって演出できる雰囲気が異なるのもポイントです。輪の直径が大きいフープピアスは存在感があるので、シンプルなコーディネートに合わせるのがおすすめです。輪の直径が小さいフープピアスは上品で落ち着いた雰囲気を与えてくれます。また、太めのフープピアスは存在感がありしっかりした感じの印象、細めのピアスは華奢で繊細な印象をプラスしてくれます。

シンプルでしっかりした、大きなピアスを探している方には、saintさんのこちらのフープピアスがおすすめです。金の輝きを楽しめる金属、14kgfでできていて、金がはがれにくく、アレルギー反応も起こしにくい作品となっています。大きさは45ミリと大きめのサイズですが重くなくつけ心地も◎。さらにグリッターワイヤーがさりげなく輝いているのがアクセントとなっています。

こちらは、14kgfでできたフープに、コッパーターコイズをカットして組み合わせたレモンソーダさんのフープピアスです。コッパーターコイズとは、銅とターコイズを張り合わせたもので、ブルーの中に輝くゴールドのコントラストや模様を楽しむことができます。また、シンプルでスタイリッシュなデザインなので、ちょっとしたお出かけにも気軽に身につけられます。

淡く爽やかなブルーとオレンジのコントラストが目を引くFlectさんのフープピアス。花をモチーフにしていて、2mm厚のアクリル板を熱で丁寧に曲げ加工し、14kgfのフープと組み合わせること作られています。アクリルの透明感と、やわらかいシルエットが顔周りを軽やかに飾ってくれます。

チェーンピアス（アメリカンピアス）とは、留め具を使わず、チェーンを穴に通して垂らすようにして着けるタイプのピアスです。チェーンピアスは、チェーンのみのタイプ、モチーフが付いたタイプに基本的に分かれています。前後に垂らすチェーンの長さを変えることでモチーフの場所を変えることができ、印象を変えて楽しむことができます。
 

縦に伸びているデザインなので、顔をすっきりと小顔に見せてくれる効果もあります。顔の横幅が気になる方は、横に広がりのあるデザインや丸みのあるデザインのピアスを避け、チェーンピアスを身につけるのがおすすめです。

5cmはそこまで揺れが目立たないので日常使いしやすく、7cmはバランスが良く、10cmの場合は大きめで存在感があり華やかなど、チェーンの長さによっても印象が異なるのも面白いポイントです。ロングタイプであれば、大振りのモチーフがついていてもマスクに引っかからないので、マスクと合わせて華やかなアクセを身に着けたいときにおすすめです。

月のような丸いモチーフがゆらゆら揺れるこちらのチェーンピアスはBENIR（ベニル）さんの作品です。ひとつひとつ金属を叩くことで作られていて、モチーフにはうねりや波が刻まれています。上質な14kgfを使用していて、チェーンが繊細でたおやかな雰囲気を演出してくれるシンプルなデザインです。

一粒の小さなパールに耳たぶの下からビジューとチェーンが覗く、耳元で揺れる女性らしいデザインのこちらのピアスはcoco vanillaさんの作品です。軽くて付け心地が良く、いつものスタイリングにプラスするだけでコーデに華やかさがでます。普段使いはもちろん、結婚式などフォーマルなシーンでもお使いいただけるデザインなのも嬉しいところです。

細やかな輝きと、エメラルド特有の明るさのあるグリーンの発色が美しく、目を奪われるこちらのチェーンピアスはLipattiさんの作品です。雫のようなカット「ドロップカット」に回されることがほとんど無い、コロンビア産の大変貴重な原石を使用して作られています。チェーンの途中から、フックのような形で滑らかな曲線を描いたシルエットを作るなど、細かい部分までこだわり抜かれた作品です。

フックピアスとは、ピアスの穴に釣り針状のポストを引っ掛けて着けるタイプのピアスです。耳元で軽やかに揺れ、女性らしい雰囲気を出すことができます。オフィスでも使えるこぶりのものや、大きめモチーフのドレッシーなものまであり、バリエーションは豊富です。外れにくい形なので、落としにくいのも嬉しいですね。

こちらのフックピアスは、ATELIER KEIさんが元々出品されていたペンダントをミニサイズにして生まれた作品です。濃いマリンブルーとゴールド箔のグラデーションが美しく、浜辺から深海までの海辺の景色をギュッと詰め込んだような仕上がりとなっています。記憶や妄想を形にする、というコンセプトを持つATELIER KEIさんならではのデザインで、見ていると真夏の海や、そこでの思い出がありありと目に浮かんできそうです。

雨上がりの後に滴り落ちる水滴の一瞬を閉じ込めたかのようなこちらのフックピアスはシュシュフルールさんの作品です。アレルギーの出にくい14kgfのワイヤーでクリアなモチーフをつなぎ通すことで、ゴールドが反射して上品に輝いています。ユニークなデザインですが、主張しすぎずさり気なく耳元で揺れるフックピアスとなっています。

A.Nさんが作られたこちらのフックピアスは、オレンジ✕ブルーの配色が絶妙にマッチしていて、暑い季節にもぴったりな作品です。カーネリアンというオレンジ色の天然石の発色やカットが美しく、顔周りをぱっと明るく見せてくれます。つけ心地も軽く、長めに弧を描いているフックや、縦ラインでゆらゆらと揺れるのも魅力的なポイントです。

人目を引きやすい顔周りのアクセサリーだからこそ、自分の魅力や美しさを引き出すのにぴったりなのがピアスです。小ぶりながらも、力強く輝きを放ってくれる女性の心強い味方でもあるといえます。

今回ご紹介したピアスそれぞれの魅力や効果を踏まえて、新しいピアスを取り入れみてはいかがでしょうか。