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暮らしとともに変化を楽しもう。真鍮インテリアのある暮らし
どんなアイテムにも馴染む美しい金属、真鍮。
真鍮を使った作品はCreemaにもたくさん出品されています。
アクセサリーやインテリア、小物まで、そのカテゴリは多岐に渡ります。真鍮は熱を加えれば複雑な形にも加工しやすく、また削りやすい金属であるというのも、いろんなものに使われる理由の一つかもしれません。
しかし、真鍮の魅力はそれだけにとどまらないのです。
スタイリッシュな雰囲気や温かみのある柔らかな光沢、そして何より経年変化。一緒に過ごせば過ごすほど、深みをまして味わい深くなる真鍮は、インテリアにうってつけの素材なのではないでしょうか。
今回はそんな、暮らしと共に育つ真鍮を使ったインテリアをご紹介します。
真鍮という素材
真鍮は亜鉛と銅を混ぜて作られた、合金です。亜鉛が多いとより金色に近く、銅が多いと赤茶色に近くなります。身近なところで言うと、五円玉も真鍮で作られているんです。
真鍮は空気中の酸素や、人が触れることにより酸化します。これが経年変化として、あの独特の風合いを生むのです。
基本的に腐食しにくい真鍮ですが、湿気が多いと緑っぽいカビが生えることがあります。その時はお酢に浸した布で磨いてあげると、綺麗になるので試してみてくださいね。
普段、手垢などの汚れが気になるときは乾いた布で軽く拭いてあげてください。
おすすめの真鍮インテリア10選
時が経つにつれ少しずつ姿を変えていく素材だからこそ、ずっと一緒に暮らしたくなりますね.....
ここからはCreemaで見つかる日常に取り入れたい、真鍮インテリアをご紹介します。
真鍮を使ったインテリアといえば、ランプを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。こちらはLAMPLAMPさんによる黒染めされた真鍮を溶接によって組み立てたランプ。シンプルなデザインがお部屋にスタイリッシュな印象を与えます。そんなかっこよさもありながら、ライトの光が反射した真鍮には温もりも感じるので不思議です。
tsumamiさんによる真鍮の表札。名字が浮かび上がっているデザインが洗練された雰囲気を醸し出しています。お家の顔になる表札も、年季が入るにつれて味が出ると、どんどん愛着が湧いてきそう。家や家族と一緒に育っていく感じがしますね。
まるでトライアングルのような斬新な形のハンガーは、Claroさんによる作品。無駄のないデザインが粋で、たくさん欲しくなってしまいます。洋服をお洒落にディスプレイしたい方にもぴったりです。
OBJJP ARCHITECTSさんが手がけるのは、リードディフューザーポット。ディフューザーは楽しみたいけど、既にあるインテリアを邪魔しないデザインがいい...という方も、この作品ならミニマルなデザインなのでお部屋にもしっかり馴染みそうです。
WATOさんによる金槌で打った模様がしっかり出た、一輪挿し。高級感とエレガントさが漂います。真鍮の雰囲気が、お花をさらに美しく引き立てていて、一つあるだけでお部屋のアイキャッチになります。アロマを入れればディフューザーとしても使用可能です。
brass_himmeliさんはその名の通り、真鍮でできたヒンメリを中心に制作されています。ヒンメリとは、北欧はフィンランド伝統の装飾品で、別名「光のモビール」とも呼ばれています。日照時間の少ないフィンランドで、光のモチーフとして大切にされているのです。真鍮の色味がより光を柔らかく感じさせてくれます。
真鍮屋Rbrassさんによる、三脚の小物入れ。砂を固めて型を作り、そこに真鍮を流し込む、昔ながらのサンドキャストという製法で作られたものです。少し凹凸のある質感が、独特の世界観を醸し出しています。
somaさんの、黒染めされた真鍮の板と秒針だけでデザインされたシンプルな壁掛け時計。日に照らされた姿はまるで、夜空の雲から現れたお月様のよう。よくみると板には細かな模様が施されていて、引き込まれます。時間に追われずにゆったりとしたひと時が過ごせそうですね。
こちらはvalue interior storeさんの作品。ちょっとしたタオル掛けも、真鍮素材なら存在感が出ます。大きなお花のモチーフと、アンティーク調の雰囲気がとっても素敵。タオルだけでなく玄関などに設置して、小物や鍵などをかけても◎
金属の風合いを大切にものづくりをされているatelier PEKAさんの、真鍮のシュガーポットとスプーンのセット。蓋の部分の、金槌でつけた美しい槌目に心掴まれます。スプーンの口に当たる部分は銀でコーティングされていて、それぞれの色合いの違いを楽しむことができます。
真鍮のある暮らし、始めてみませんか。
買ったばかりの艶めきはもちろん、使い込むほどに出る味が美しい真鍮。家やそこで暮らす人々とともに、だんだんと姿を変え育っていく姿に愛着を持たずにはいられません。新しくインテリアを新調する際には、真鍮インテリアを取り入れてみるのはいかがでしょうか。