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クリエイターに聞く「ハンドメイドインジャパンフェス(HMJ)」ってどんなイベント?」

クリエイターに聞く「ハンドメイドインジャパンフェス(HMJ)」ってどんなイベント?」

実に3年ぶりに、夏の開催が決定した「ハンドメイドインジャパンフェス2022」、今年は7/23(土)・7/24(日)に東京ビッグサイトで行います。

 

どんな作品に出会えるのか、どんな物語が生まれるのか……今から本当に楽しみで、ご来場いただく方にとってHMJならではの熱量やクリエイティビティを全身で感じていただける2日間となるよう、スタッフ一同準備を進めています!

 

今回はそんなハンドメイドインジャパンフェス(以下HMJ)について、いままでご参加いただいたクリエイターの方々にイベントならではのエピソードや思い出を語っていただきました!

クリエイター目線でのHMJエピソードは、お話を伺った方々それぞれの物語や思い出があって、私にとってもたくさんの発見がありました。3000人にものぼる数多くのクリエイターにご出展いただくイベントだからこそ、色とりどりの想いが重なったイベントなんだな......と感じました。

 

ご参加されたことがある方も、まだ参加したことがない!という方も、実際のエピソードを通してこのイベントについてより深く知っていただけたら嬉しいです。

第1回目から参加・全国から集まるクリエイターに刺激をもらえる場所_cb worksさん

銅・真鍮を主な材料に、「少しの癒しを与えられる作品作り」をテーマとして創作活動をしているcb worksさんが作るのは「ランプマン」。一つひとつ表情が違って、手に取った人が、自由にストーリーを膨らませる楽しさがあります。

なんと、HMJには2013年の第1回目からご出展いただいています!
 

–––––第1回目のHMJに出展しようと思ったきっかけを教えてください

 

それまではクリエイター活動を始めてから地元の東海地域のイベントしか出展したことがなかったので、機会があれば関東の方のお客さまの反応も見てみたいなと思っていました。Creemaに出品して活動していたところ、ある日「ハンドメイドインジャパンフェスというイベントを初開催する」と知り、“Creemaさんがやるイベントだったら出展してみよう”と思ったのがきっかけです。
 

–––––その時の思い出はありますか?

 

元々知っていたクリーマスタッフさんがいたのですが、会場でお会いしたときにもの凄く目が充血していて(笑)「この人、絶対寝てないでしょ!」って思ったのが印象的で、それだけ準備が大変だったんだなと感じました。お話ししていても、「HMJを絶対に成功させたい」という熱い意気込みを強く感じました。Creemaさんが”本当にいいものが埋もれてしまうことのない、フェアな世界をつくろう”という想いを掲げていたことを知っていたので、それをHMJでも実感しましたね。

 

–––––cb worksさんから見てHMJはどんなイベントですか?

 

時間をかけて作るとどうしても作品の値段が上がってしまうのですが、HMJではそういう作品も手に取ってくれるお客さんが多いなと感じます。こだわって、手間暇かけて作った作品を評価してくれる方々が集まってくれるのが嬉しいです。

また、全国から素晴らしいクリエイターの方々が集まるので、そういう方とお話しできるのもHMJならではだと思います。とても刺激になるし、制作に対する姿勢や取り組み方、お客さまにどう接しているかなど、本当に勉強になります。

–––––今回楽しみにしていることはなんですか?

 

夏のHMJは3年ぶりになるので、毎回来てくださっていたお客さまや、クリエイター仲間に会えるということがまず楽しみです。普段はオンライン販売が中心ではありますが、イベントを節目に年間の制作活動を計画しているところもあるので。やっと...!という気持ちです。

出展できていなかった間にいろんな作品を制作したので、それをたくさん持っていきたいと思います。この3年間で溜まったクリエイティビティをぶつけます!(笑)

直接伝えてもらえた「かわいい!」の言葉が嬉しかった_pu・pu・puさん

オリジナルデザインの布を使った、思わず「ぷぷぷ」と笑ってしまうユニークな作品を制作するpu・pu・puさん。HMJには2016年からご参加いただき、今回で7回目の出展となっています。

(pu・pu・puさんの出展ブース。ユニークな布の柄が一目で飛び込んでくるディスプレイです)

––––最初にHMJに出展しようと思った理由を教えてください

 

最初にHMJに参加した2016年は、作家活動を本格的にはじめて半年ぐらいの頃だったんです。まだ本当に初心者という感じで、友達と一緒にひとつのブースで出展しました。オンラインのCreemaでも販売していたので、そこが運営するイベントということで安心して参加することができました。

 

––––その時の思い出を教えてください

 

思い出深かったことは、「ネットでチェックしてて、実物を見たくて来ました!」という方がいらっしゃったことです。オンライン上の遠い存在だったお客さまが、はじめて現実になったというか。オンラインにアップしても、誰が見ているかはわからないですよね。でも、イベント会場で目の前で作品を「かわいい!」と言っていただけたのが、本当に嬉しかったです。直接お客さまを前にして、会話することで「次は何を作ろうかな?」というインスピレーションにもつながりました。

 

––––pu・pu・puさんから見た、HMJの印象はどんなものでしょうか?

 

お買いものを楽しみに来た、おしゃれなお客さんが多い印象です。街にお買いものしに行くように、フラットな感じで来てくれているなあと思います。

そして、クリエイター同士が仲良くなりやすいイベントだなとも感じています。1日隣にいると話が弾んだりして。ライブなどもあって、他のクラフトイベントより会場の空気感が楽しくて、私たち出展者側もテンションが上がるからかなと思います。「こんな風にディスプレイしたら良いんじゃないか」など、出展者同士でアドバイスし合うこともあります。そこで繋がった全国のクリエイター仲間もいますし、夏と冬、HMJに来たら会える友達みたいな存在です。

(制作中のpu・pu・puさん)

–––––それでは最後に、HMJ2022に向けた意気込みをお願いします!

 

「今回も新作を用意していきたいと思います。夏らしいバッグなどを持って行けたらと思いますので、どうぞお楽しみに!」

HMJを楽しみたい!というお客さまの熱量が嬉しい_QUEUE DE RANUNさん

ふんわりと優しく、美しいインテリアフラワーを制作するQUEUE DE RANUNさん。

HMJでは、ワークショップエリアに毎回ご出展いただいており、今回で5回目の出展!気軽に参加できて、その場で持ち帰ることができる、おしゃれなインテリアフラワーのワークショップは毎回大盛況です。

–––––初めてHMJに出展された時の印象を教えてください。

 

まず、開場前からたくさんのお客さんが外に並ばれていたことにびっくりしました!皆さんの「お買いものするぞ」という勢いに圧倒されたことを覚えています。ワークショップ中にお客さまといろいろお話することも多いのですが「ずっと前からすごく楽しみで、思いっきり楽しむためにホテルをとって来ました!ワークショップも絶対参加したくて......」とお話しされる方もいらっしゃって。そんな熱烈なHMJファンのお客さまの声に、こちらも嬉しい気持ちになります。

 

–––––HMJのワークショップの良さってなんでしょうか?

 

「事前に予約してお店に行ってワークショップに参加、というのはハードルが高いという方もいらっしゃると思うのですが、HMJだとお買いものの途中に気軽に参加できるというのが素敵だと思います。普段だとあまりお見かけしない男性の方も、カップルでいらして、ものすごく熱中して作って下さったり、お子さま連れのご家族にも楽しく参加してもらえたり。そういう出会いがとてもいいなと思います。」

(ガラスボトルに入ったフラワーは持ち帰りやすさもしっかり考慮されています。)

–––––ご自身もHMJでお買いものをすることはありますか?

 

この前はじめて、他のブースを周ってみました。周っていると、クリエイターの皆さんの「本当にこれを作りたい」「これが好きなんだ」という想いやこだわりを感じましたね。素敵な作品があるなと思い足をとめたら、隣のブースにも、その隣のブースにも目がとまり……そんなふうにたくさんの魅力的な作品に次々と出会えるのはHMJならではだなと思います。皆さんそれを作るまでに、ものすごく一生懸命考え、試行錯誤していらっしゃるんだろうなと、ものづくりに対する妥協しない気持ちみたいなものをひしひしと感じました。


–––––今回はどんなワークショップになりそうですか?

 

前回好評だった、一輪挿しタイプのインテリアフラワーを予定しています。今回は貝殻なども持っていくので、夏らしく爽やかな作品も作ることができます。ちょうど夏休みの自由研究の時期でもあるので、他にもお子さまが喜びそうなものを持っていく予定です。
お楽しみに!
 

HMJがずっと好きで、前回やっと出展者側に_IRO LABさん

アクリルやレジンを使って、透明感溢れる作品を制作しているIRO LABさん。自然の中にある美しい瞬間を切り取ったような作品は、一目見たら忘れられません。実は前回のHMJ冬(2022)が初出展だったそうです。

(HMJ冬(2022)のIRO LABさんのブース)

––––前回HMJに初出展した理由を教えてください

 

他のイベントには出展していたのですが、HMJはお客さんとして遊びに行くのが好きだったんです。素敵な作家さんの作品が綺麗に並んでいて、会場全体が作り込まれていて、空間もゆったりしていて。

少しずつ自分の作風が変わるにつれて、HMJのようなイベントにも出展したい!と思い、初出展に踏み出しました。

 

–––––初めはお客さんとしての参加だったんですね!実際に参加してみていかがでしたか?

 

HMJがずっと好きで、次は出るぞ!と思っていたところで、コロナ禍になって......前回HMJ冬(2022)にやっと出展することができて、本当にうれしかったです。会場全体の作りがゆったりしているイベントだからこそ、安心して来ることができたとおっしゃっていたお客さまもいました。そういう雰囲気の中で、私も落ち着いてお客さまとお話ができて、とても楽しかったです。来場者として参加していたときから楽しみにしていた、エントランスの作品展示企画に参加できたのもうれしかったですね。

(「空色の作品」がテーマだったHMJ冬(2022)の企画展示コーナー。IRO LABさんの作品はテーマにぴったりでした!)

–––––夏開催ではどんなことを楽しみにされていますか?

 

葛飾北斎の代表的な浮世絵・富嶽三十六景をテーマにした作品を作っているのですが、そのシリーズの夏らしさを感じる作品を持っていきたいなと思っています。みなさんにも楽しみにしていただけたら嬉しいです!

また、今回は土曜だけの出展なので、日曜日はお客さんとして思いっきりお買いものを楽しみたいと思っています!(笑)

作り込まれたエントランスや展示企画もHMJならでは_you 祐山窯さん

手作業の手間を惜しまない「しのぎ削り」が美しいリムプレートが人気を集める、you 祐山窯さん。前回のHMJ冬(2022)が初出展でした。

 

–––––HMJに初出展しようと思った理由を教えてください

やはり「Creemaさんのイベントだった」ということが大きいです。Creemaに2020年ごろ出品を始めて、ありがたいことにフォロワーさんも増えて......HMJに出展すれば、Creemaで購入してくれた方と直接会ってお話できたりするんじゃないかと思いました。

––––実際にご出展されていかがでしたか?

 

「Creemaで見て、来ました!」という方がやっぱり、多くいらっしゃいました。実際に手に取ってもらってじっくり陶器の質感を感じて欲しいという思いもあったので、とても嬉しかったです。

そして他のイベントと比べて、お客さまが心からお買いものを楽しんでいるなという印象を受けました。それはCreemaさん自体がもつイメージだったり、そこに集まるお客さまの雰囲気なんだと思います。作り込まれたエントランスや展示企画も、HMJの素敵な雰囲気につながっているのかもしれません。大きな会場ということもあって、どんな感じなんだろう……という不安もありましたが、良い意味で自分が思っていた印象と違い、あたたかい空気に包まれていました。それも、また次回参加したいと思った理由のひとつです。

–––––今回ご来場されるみなさんに向けて一言お願いします!

 

「みんなが安心して楽しめるように開催されることを願っています。夏なのでいつもより爽やかな作品をご提案できればと思いますので、楽しみにしていてください!

最後に、長年運営スタッフとして携わっているイベントチームの竹内にも、HMJに対する思いを聞いてみました!

––––運営している側として楽しみにしていることはなんですか?

 

HMJ開始時間に向けて、本当に多くのお客さまが、会場めがけてご来場くださいます。その様子を見て、熱気を感じるというのが、私のひそかな楽しみのひとつです。クリエイターさんと会うことや、その作品を楽しみに来てくださるお客さまのパワーにのまれるような感覚は、準備期間の大変さが吹き飛ぶような高揚した気持ちになります。まだ誰にも教えていない、秘密の場所からいつも眺めています......(笑)

 

–––––運営スタッフからみて、HMJはどんなイベントだと思いますか?

 

HMJは、日常の中にある非日常が詰まったイベントだと思います。日常的に使っているものについて、「どんな人が作ったか」「どんな想いで作ったか」を感じることはあまりないのではないでしょうか。けれど、HMJという場所に行くと、作り手との会話から、その「もの」の持つ背景や、想いなどを知ることができます。

それにより、日常で使っている「もの」に付加価値が付き、大切な一つの宝物になるような。自分の日常の中にはそんな”大切”が詰まっているということを再認識できる。そういうイベントだと思っています。

–––––3年ぶりとなる夏のHMJ。その意気込みをお願いします!

 

様々な状況、環境の中で過ごしたこの3年間を振り返ると、やりたくてもできない事がたくさんありました。そんななかでも、作ることを止めずに続けてきたクリエイターの皆さんの制作への想い、パワーを非常に強く感じています。

HMJは、クリエイターの皆さんがいなくては成立しないイベントです。「出展してよかった!」と心から思っていただけるよう、スタッフ一丸となって皆さんに負けない熱量をもって開催に向けて取り組んでいます。

 

そしてそんなあふれんばかりのパワーを、ご来場いただく方々にも感じていただけたら嬉しいです。

HMJで、ここにしかない、とっておきの出会いをお楽しみください!

みんなにとってのかけがえのない場所に

今回は5名のクリエイターさんにHMJについてお伺いしました。

HMJでのお客さまとの会話がインスピレーションにつながったり、大切なクリエイター仲間と出会ったり......そんなエピソードを聞くと、とても嬉しい気持ちになります。

 

たくさんのクリエイターさんのいろんな歩みのなかに、かけがえのない場所としてHMJがあればいいなと思いました。ここまで読んでくださった皆さんにもイベントの雰囲気や、魅力が少しでも伝わっていれば嬉しいです!

当日まであと3ヶ月。この場につどう方々が安心して、そして思いきり楽しめるように、スタッフ一同準備を進めてまいります。

会場でとびっきりの笑顔に会えることを楽しみにしております!

HMJでのエピソードをお寄せください!

現在HMJ2022の公式TwitterとInstagramにて、キャンペーンを実施中!

皆さんのHMJでの素敵な思い出、出展を決めたきっかけ、心にのこるお買いもの体験など…HMJにまつわるエピソードをぜひご投稿ください。ご参加いただいた方には当日会場でHMJ2022 限定デザインのトートバッグプレゼントいたします!(各日100名様先着)

皆さんの素敵なエピソードをお待ちしております。

参加方法など、詳しくは以下のリンクよりご覧ください。

日本最大級・クリエイターの祭典「ハンドメイドインジャパンフェス2022」チケット発売スタート!
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