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2/22は猫の日。にゃんともかわいい、猫好き作家がつくる猫アイテム
今週2月22日は「猫の日」。
にゃんにゃんにゃん(222)という猫の鳴き声の語呂合わせが由来で、「猫の日制定委員会」が1987年に制定した記念日だそうです。
ご存知でしたか?
実は、Creemaは猫アイテム・猫雑貨の宝庫なんです。
もちろんその作品の中には、猫好きの作家さんや、実際に猫を飼っている作家さんが作っている作品もあります。
猫アイテムを作る 猫好き作家さん大集合!猫の日に、猫への愛を語り尽くします
作り手の猫愛がたくさん注がれた作品は、「あ〜確かにこんな格好するする!」「ぷにぷにの肉球がちゃんと表現されてるー!」などなど、猫好きなら分かる、共感ポイントをしっかり押さえた猫好き作家さんならではのかわいい作品ばかり。
今回は、そんな猫好きにはたまらない「猫好き作家」さんにご登場いただきます。
作家さんの飼い猫のお話や、作品制作のこと、作品のオーダーエピソードまで、猫にかける愛情たっぷりでご紹介していきます!
こういうヒト(猫)いるかも… 妙な人間くささが漂う猫の刺繍作家 にゃん吉ドーナツさん
人間だと何気ない仕草も、猫の仕草となるとどうしてこう妙に惹かれるのでしょう。
「マッサージする猫」から「猫の床山(とこやま)」まで、まるで街で見かけた人々やおじさんがそのまま猫になったかのようなにゃん吉ドーナツさんの猫刺繍たち。
目の下のシワがチャームポイントです。
モットーは、「人間くさく、且つ猫くさく」。
もしかすると本物の猫も隠れてこんな生活を送ってそう、そう思わずにはいられなくなる作品です。
(にゃん吉ドーナツさん)
「自分の思ったこと、とりとめのない日常を猫の刺繍で表現することを試みています。
その中でこれはブローチにしたら面白いのではというものを作品にしています。」
猫の気まぐれでゲンキンなところや、時に信じられないポーズを取ったりするところが好き、というにゃん吉ドーナツさん。
販売中の作品も、クセ強めのかわいいメンツたちが揃っていますよ。
新種の”ニャンコ鉱石”発見!? 馬の助猫玉屋分室さん
オリジナルで作る「ニャンコ石」や樹脂製の猫を使ってブレスレットやリングなどを作っている馬の助猫玉屋分室さん。
作品紹介文にはこんなストーリーも。
“西暦20××年
https://www.creema.jp/item/1832699/detail
極東ウニャル地方のゴロニャン鉱山で新種の鉱石が発見されました。
世界鉱石組合 組合長 ウラジミール・ニャンコスキー博士はこの鉱石に特殊な加工を施すとニャンコになることを発見しました。
加工を施し球体とした石は出来上がりの瞬間、何故か『ウニャ!』と鳴くようです。
博士は昼夜を問わず研究開発に勤しみ、ついに宝石としての商品化に成功致しました。
その石の名は『タマラニャイト』
世界中のニャンコの柄のまん丸なお石です。”
「98%程度フィクション」とのことですが、まるで本物の鉱石のような見た目とカラフルな猫のデザイン。
もともとハンドメイドルアー(釣りで使う餌に似せた道具)を制作していた馬の助猫玉屋分室さんだからこそ作ることができる作品です。
(馬の助猫玉屋分室さん)
「元々ハンドメイドルアーを制作しておりましたが、今ではすっかり猫モノ屋です。
本格的に始めたきっかけは先々代の愛猫をやはり老衰で失った寂しさだったと思います。
そんなお客様のご注文も多く、気持ちが判りますので、一生懸命作らせていただいております。
冬に長年飼っていた老猫を亡くし、しばらくは悲しみで落ち込んでいましたが、やはり猫のいない生活には耐えられず、春の終わりには新しい娘さんをお迎えしました。
それまで飼っていたスコテッシュとはまるで違う性格と行動で、毎日楽しい日々を過ごしています。」
サバトラ・チャトラ・三毛・キジトラ… 馬の助猫玉屋分室さんが手がける猫の色の種類は16種類以上。
気になる猫を探してみてくださいね。
2匹の兄妹猫がモデル。小さな肉球まで忠実に作り込まれたnaturamaさんの猫ジュエリー
里親募集サイトを通じて出会った2匹の兄妹猫を飼っているnaturamaさん。
表情がキリッとキツくてツンデレな雰囲気の作品はメスの三毛猫「グリ」。
やわらかい表情で顔がまるく大きい作品はオスの茶トラ「ラテュ」。
完成した作品はほとんど2匹がモデルになっているのだそう。
( naturamaさん)
「猫ってどこをとってもかわいいので、デフォルメしすぎないことに気をつけています。
どの角度から見てもかわいい猫アクセサリーになるようこだわり、たとえば見えない内側まで毛並みを彫り込んだり、ピアスほど小さい猫の脚の裏の肉球まで作りこんでいます。
あ!こんなところまで!と、お客様に小さな発見を喜んでもらえるポイントをどの作品にも盛り込んでいます。」
その姿から、猫リングラテュが誕生しました!」
「ブランドを立ち上げたときは猫のアクセサリーは制作予定がなかったのですが、先代猫「ピクシー」が天国へいったときにあまりにも悲しく、モデルにした第一号の猫リングをきっかけに今ではこんなに猫アクセサリーが増えました。」
「現在飼ってらっしゃるかわいい愛猫、愛犬をモチーフにして制作することが多い中、やはり命あるもの、悲しい内容のこともたくさんあります。楽しんで制作できないものもあります。
深く大きなプレッシャーの中、宝物をつくらせていただきます。自信はあります。
感情移入もたくさんします。仕事だったらそれはしてはいけないことかもしれませんが、小さな工房だからできること。
これからもずっと素直な気持ちを大切にしていくつもりです。
世界中で一番の笑顔とありがとうをたくさん集めるお店を目指しています。」
飼い主さんも思わずクスっと笑顔に 猫とヒトのための雑貨作家 mameさん
秋刀魚やシャケプリントが入ったキッカー(※)や、吹き出し型キッカー、ハリネズミの猫ひげスタンドなど、パッと見ても楽しくクスッと笑えて、猫が遊んでいるところを見ながら飼い主さんも思わず笑顔になってしまいそうな雑貨を作るmameさん。
ほかにはないアイデアを形にすることを常に考えて制作している、という言葉通り、mameさんの作品は、猫はもちろんですが飼い主さんだって夢中で猫と遊びたくなるようなオリジナリティーのある作品ばかりです。
キッカーになる秋刀魚やバケットなどの写真を撮ったり、イラストや描き文字もご自身で描いたりと、全てオリジナルで作っていらっしゃいます。
(※)猫が獲物を捕る感覚で遊べる猫のオモチャのこと。
mameさんのキッカーには中にキャットニップが入っているので、猫ちゃんの食いつきもすごくいいはず…!猫がくわえた写真が取れたらとっても楽しそうです。
猫の、人に落ち込んでいる暇を与えず、一緒にいるといつの間にかほんわか幸せになるところが好き、というmameさん。
そんなmameさんも、パステル白茶のミックス猫、空(くう)ちゃんと暮らし始めてもうすぐ10年。
抜けた猫のヒゲを刺していき、増えてくるとかわいいハリネズミとしてディスプレイできる「猫ひげスタンド」は、そんな猫好きのmameさんだからこそ思いついた作品ではないでしょうか。
(mameさん)
「アイデアを形にするにあたり、使ってくれた方の声が聞こえると、やっとそれで作品が完成された気がします。
使われた様子をみて、もう少しこうした方がなどひっそりとマイナーチェンジを繰り返して今の形になっています。
一見何でもない作業にも実は細かいコツがあり、キッカーの綿詰め一つとっても、誰でも出来るようでいて細かい気を付けるべきポイントが多々あるので、自分で詰めながら一番良い状態でお渡し出来るようにしています。
他にはないもの、皆さんが驚いたり喜んだりしてくださる事を思い描いて、新しい作品を生み出す悦びに替えてモチベーションにしています。」
mameさんの「猫とヒトの雑貨」は、猫と飼い主さんが一緒に過ごす時間を、面白く楽しく、そしてちょっと特別なものにしてくれそうです。
大好きな猫とどこへでも。猫と動物、自然をおもう気持ちで作られたARTERUPEアルテルーペさんの革小物
革製品の小さなアトリエで活動するARTERUPEアルテルーペさんと、猫との出会いは、ある散歩帰りの初夏の夕方、大きな声で鳴いている小猫と出会ったのが始まり。
拾い上げたとたん鳴き止んで一緒に暮らす運命の糸を感じたそうです。
その2年後に長男猫と出会い、そのまた2年後に次女猫と出会い、現在は3匹の猫のお世話係り。
ミシンのほか、裁断用の刃物など、危険なものも多いのでアトリエへの猫達の侵入はご法度にしているそうですが、作品ができあがった背景には猫への愛が溢れています。
(ARTERUPEアルテルーペさん)
「家に帰ると迎えてくれる猫。心の中に生きている猫。記憶の中の猫達。
いつでも身近にいるけれど離れると寂しくなるのが猫の魅力です。
アルテルーペの猫アイテムは愛する猫の代わりになってどこへでも連れて行けてちゃんと働いてくれる猫達です。」
そんな言葉の通り、猫のキーポーチは猫のフォルムがしっかり捉えられたカタチ。
どんな場所でも一緒に居られるわけじゃない。
そんなときにこの猫ポーチはちゃんと便利に働きながら、どこへでも一緒に連いてきてくれます。
自然と動物を愛してやまないARTERUPEアルテルーペさんがつくる作品は、素材にも使い手にもやさしいものばかりです。
カバンの中で活躍してくれる働き屋。よもぎやさんのしっかりモノの猫たち
よもぎやさんが作るのは、実用性があり日常的に使える猫のポーチやキーケースやコインケース。
たとえば、キーケースであればスリムでかざばらずバッグにすっきり入り、ポーチならちょっとしたマチがあるのが嬉しい。
見た目のかわいらしさだけでなく、使い勝手がいいのがポイントです。
コンセプトは「大人の女性や男性が持っても、甘くなりすぎない猫グッズ」。
そんなコンセプト通り、よもぎやさんが作る猫たちはどこかキリッと前を向いたしっかりモノの表情。
(よもぎやさん)
「猫5匹と暮らしています。
目も開いていない授乳の必要な保護された子猫の授乳をし、家族が見つかるまで育てる猫ボランティアもしています。
よもぎやの売り上げの一部は子猫のミルク代や医療費などに使っているんですよ。
今まで育てた猫は数十匹ほどで、いろいろな毛柄の猫がいました。
どの毛柄もかわいくて魅力的だったので、作品には茶トラ、白黒、グレー、黒、三毛など多くの毛柄を揃えました。」
猫は好きだけど、人目につく猫モチーフはちょっと恥ずかしいかも。
そんな方でも、よもぎやさんの猫たちなら、カバンの中でこっそり使えそうですね。
猫好きにはたまらない 猫ぎっしりなお菓子屋ニャンライズさんの焼き菓子
今もオッドアイのしいちゃんを筆頭に、合計5匹の猫ファミリーを飼っているそう。
こんがりふわっと美味しそうな猫姿のフィナンシェから、肉球クッキーまで。
お菓子屋ニャンライズさんの焼き菓子は猫・猫・猫!
シンプルな素材を使って、味を第一にこだわった焼き菓子は、猫好きの方へのギフトはもちろん、自分用のお菓子としても根強い人気があります。
特に耳の形や猫背のフォルムまで綺麗に焼かれたフィナンシェは見た目もコロンとかわいらしく、味も現在12種類以上という豊富な品揃えです。
猫好きさん必見!柄が選べる猫作品
見た目も可愛い、pupyopyoさんの起き上がり小法師。ころころと揺れる様子はずっと眺めたくなる可愛さです。
猫の柄は、ハチワレやキジトラ、ポインテッドなど13種類から選べます。
また、柄・名入れのオーダーが可能なので、うちの子そっくりな起き上がり小法師ができるんです。
シープスウェードで作っているので、触り心地はとても柔らか。ぜひ、可愛い置き物に癒されてみてはいかがでしょうか。
ギフトとしても人気のminakawanekoさんの猫小皿。柄は、白猫、三毛猫、ハチワレ猫から選べます。
minakawanekoさんのうつわは可愛い猫作品がたくさん。後ろ姿にほっこりする箸置きは、食卓に並ぶだけで普段の食事が一層楽しくなりそうです。
愛猫に何かプレゼントしたい......!そんな方におすすめなのが、にゃんとも見た目がユニークな陶工房 海 今井香苗さんの猫型のフードボウル。
愛猫の食後の吐き戻しの多さから「身体に優しいフードボールを」との想いから、2年以上試作を重ね、販売されたクリエイターさんの猫愛が詰まった一品です。
ボール(顔)が少し傾斜していて食べやすく、フードの盛り付け、洗浄などの使い勝手を考慮したデザインになっています。思わずくすっとしてしまう、ちょっと面白い姿が見られるかもしれません。
かわいい猫雑貨や猫アイテム、まだまだたくさん…!
気になる猫好き作家さんは見つかりましたか?Creemaにはまだまだ猫の作品がたくさん!
猫の日を機会に、個性豊かな猫作品をたくさん探してみてくださいね。