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普段の「おやつ」を特別に。うつわ×おやつで作るひと息時間

普段の「おやつ」を特別に。うつわ×おやつで作るひと息時間

こんにちは。クリーマ編集部の柏村です。

 

本日は、「うつわとおやつ」がテーマ。

わたしの場合、おやつというと会社でのちょっと一息、やお家でのなんだかお腹が空いちゃった、というシーンが多いように思います。

 

そんな時には、パッケージをびりびりと開けて、そのままもぐもぐと。食器をつかうこともなく、雰囲気もへったくれもない状態で、ひたすら糖分補給とお腹を満たします。

でも実は、そんな「おやつ」が気分転換になっていたことに最近気が付きました。

体のためだけでなく、心のための「おやつ時間」なら、おしゃれなうつわを使って見た目にもこだわり、きちんと一息つけるような時間にしたい!

 

ということで、今回は、コンビニやスーパーで手軽に買えるおやつと、Creemaで出品されている豆皿や猫皿、漆器などのうつわを使って、心まで楽しめる「おやつ時間」のご提案です。

紅白の豆皿で、日常を「ハレの日」に

おめでたい色使いのうつわや、花をモチーフにしたうつわは、普段のおやつに季節感や特別感を連れてきてくれます。

 

赤部焼 松本尚さんの「雪椿豆皿(紅白セット)」は、小さなサイズの紅白皿セット。

 

「雪」椿なので少し季節に外れてしまいましたが、赤と白のうつわは目にも楽しく、おめでたい雰囲気は日常をぱっと鮮やかにしてくれます。もちろん、冬のおやつなら更に粋な印象に。

深さのあるデザインなので、安定しにくいトリュフなどのチョコレートにもおすすめ。

ちょこんと飛び出た葉っぱがアクセントになりますね。

 

それぞれのうつわに種類の違うお菓子を盛れば、食べながらも次はどれにしようかな、なんてちょっとした息抜きになりそうです。

内側まで椿の姿が再現されているので、食べ進めると現れる花の姿も目に楽しく。

豆皿は食べ過ぎることなく、少しの量を分けて食べれるので、そういった意味では、つい食べ過ぎてしまう方にもおすすめです。

高級感のある和食器なら、あえて洋菓子に

艶の美しい漆塗りのうつわで、おやつを並べただけで特別感のある姿に。

 

四代目伊藤寛司さんの「古代あかね塗 kowake ウェーブ 三菜」は、仕切りのあるデザイン。バランスなどを考えずにさっと準備でき、来客の際にも重宝します。

洋菓子ならお供にはシンプルなカップにコーヒーを入れて。

金平糖やソフトキャンディーのようにカラフルなおやつをのせてみると、普段のおやつが一気に高級な雰囲気になります。

左端のカラフルなお菓子は、和菓子屋さんで売っているゼリー菓子のようにも見えますが、実はグミだったり。

漆の器とチョコレートの相性は抜群。

異なる質感の焦げ茶色が、美しいコントラストを生みます。

鮮やかな色のうつわで、シンプルに楽しむ

とっておきのブルーのうつわと淡い色のカップを並べれば、シンプルでも華やかで素敵な雰囲気に。

 

クッキーなどの焼き菓子や手に入りやすい和菓子は茶色っぽい見た目になりがちなので、dona ceramic studioさんの「bule flax small dish」のように鮮やかな色合いのうつわが1枚あると役立ちます。

お気に入りの本と一緒に、読書の時間にも。ゆらぎのある花の形も愛らしいので、プレーンなお菓子とも相性がよく、どれにしようかな、と迷った時に率先して選べるうつわです。

和菓子から洋菓子まで、オールマイティーにマッチします。

食べ進めると、花の模様が浮かび上がります。

うつわに合わせて、おやつを選ぶ

食べるおやつの大きさや量、色合いなどでうつわを選ぶ方も多いかと思いますが、お気に入りのうつわがあるなら、それに合わせておやつを選ぶのも楽しいひとです。

 

うち山さんの「動物型豆皿 「座り猫」各種」は、柄や色の異なる猫の姿を描いたうつわ。こんなかわいらしいうつわには、おさかなの形のビスケットを。

じとっと見つめるその瞳は、おやつの魚を狙っているようにも見え、こちらの笑いを誘います。

 

体の部分がまるっと広いので、顔を隠さずおやつが置けるのもうれしいポイントです。茶色と白のコントラストは、焼き菓子にもぴったり。暗すぎず明るすぎず、普段のおやつにプラスするのにぴったりです。

「それ、全部食べちゃうの…?」と見られているようで、なんだか食べるのがもったいなくなってしまいそう。

スナック菓子は、爽やかな雰囲気のボウルを

datta@okinawaさんの「沖縄陶器の珊瑚ボウル/サンゴ/さんご/お碗/鉢/ボール/やちむん/ヤチムン/datta/南の島陶芸工房」は、沖縄の海をぎゅっと閉じ込めたブルーが美しいボウル。

 

珊瑚の描かれた海の姿は、明るい沖縄の雰囲気を活かして爽やかに。だからこそ、スナック菓子でもジャンキーすぎず、上品すぎず、なちょうどいい印象です。

深さがあり、通常であれば小どんぶりとしても使えるサイズなので、一人用ならちょうど良い容量。普通サイズのポテトチップスが、だいたい半分くらい入ってくれます。

お気に入りの雑誌にポテチ、コーラだって、たまの時間の過ごし方にはいいものです。

デザートプレートのように、おやつを楽しむ

おやつなら甘いものもしょっぱいものも一緒に食べたい、という方にはプレートがおすすめ。寄木細工の技術を活かしたIORIさんのウッドプレート「Noil(ノーリ)」は、並べるだけで雰囲気作りはばっちり。

 

普段おやつが、スイーツプレートのような姿に代わり、見ているだけでわくわくしてきませんか?そのまま乗せるだけでなく、更にカップや小皿と組み合わせるのもおすすめです。

4種類の木を組み合わせているので、色合いに幅があり、プレートだけでも落ち着きがありながら、華やかな印象を受けます。だからこそ、どんなおやつにも合ってしまうんです。

もちろん、甘いおやつだけだって、味の違うスナック菓子を並べたって。好きなものが並んでいる姿はみているだけでも楽しいですよね。

うつわで特別なおやつ時間を

今回ご紹介したおやつたちは、本当に会社の近くで購入した、すぐ手に入る物ばかりです。

 

おやつを選びながらも、あのうつわならこれかな?これを並べるならどんなうつわがいいかな?なんて、普段とは違う楽しみ方をしている自分に気が付きました。

 

大人になってからのおやつの時間は、どうしても「食べる」ことだけに集中しがちですが、こんな風にその時間そのものを楽しもうとするだけで、ほっと気持ちまでひと息つける時間になってくれます。

 

みなさんもぜひ試してみてくださいね。

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