七彩工房 nanasaikoboのプロフィール
創業35年
京都で、七宝焼の絵を製作しています。
初めて七宝に出会ったのは小学生のころ。
成長するにつれ七宝焼とは何度か出会いがあり、このような仕事に就きたいと漠然と思うようになっていました。学校の校章(この当時学校には色の入ったバッジがありました)や勲章に七宝が施されていることを知ったのもこのころです。
そして就職を考える年頃になった時に出会ったのが「染型七宝」の絵でした。七宝でこれほど細かな色分けが出来るのかと衝撃を受け、迷わず七宝の世界に。
伝統的な図柄や技法を基礎にしながら、時代に合わせた商品を作るために斬新なアイデアで技法、技術に工夫を重ねて製作に取り組まれていた師の姿が、私が七宝を続けていくうえで今も励みとなっています。
染型七宝も進化しています!
無数にある七宝の釉薬の組み合わせと型の切り方で、水彩画・油絵・版画などのようないろいろな画風の表現ができるようになりました。
現代のインテリアに似合う七宝焼。
七つの宝のように美しいと名付けられた七宝焼は飾るものとしてふさわしく
これからの新しい生活様式に潤いを与え、豊かなものにしてくれることと思います。
nanasaiの画風は様々。
多くのお客様のお気に入りに入れて頂けるよう少しずつ出品数を増やしていきますのでよろしくお願いします。
*****************************************
◇七宝焼とは
金属の素地に釉薬(ガラスの粉末の様な絵具)を800度前後の窯に入れて焼き付ける伝統工芸です。仏教の経典にある七種類の宝のように美しいものという意味で名付けられました。
◇七宝の歴史は
起源は古代エジプト。それがヨーロッパや中国に伝わりシルクロードを通って日本に伝承されたと言われています。
安土桃山時代には、刀装具や宮殿の釘隠し、襖の引手などの建築装飾品として使われていました。明治時代には七宝焼の技術は大きく発展し、七宝家「並河靖之」の活躍でその技術の高さを世界から評価されるようになります。
花瓶や香合など多くの作品はリビングの高価な装飾品として輸出されました。
◇京七宝とは
時代の流れとともに七宝の技術も変化し、その時代の生活様式にあったものが作られてきた歴史があります。その技術を受け継ぎ発展させ、京都で作られた七宝を京七宝といいます。
◇染型七宝
七宝焼の代表的な技法として有線七宝があります。金属を1mm程度の幅にリボン上にしたものを下絵の上に立て釉薬を入れて色分けする技法。最後に研ぎあげて艶を出します。
京都を代表する並河の七宝焼はこの有線を大変細かく植線して一見すると繊細な絵のような仕上がりです。この技法が、京七宝の特徴でもあるのですが
染型七宝は、有線は使いません。研ぎ上げもしません。
友禅染の型染めの要領で、版画のように色を重ねて絵にしていきます。
型は、原画に合わせて切り抜いていきますが、15枚から20枚になる事も。色数も20色以上使う場合もあります。線の壁が無いので色の境目が柔らかく、ふんわりするのが特徴です。
研ぎ上げをしないので、七宝の釉薬の凹凸があります。
*****展示販売・出展イベント*****
花フェスタin札幌・旭川
暮らしの陶磁器フェスタin 宮城・岡山・愛媛・熊本・鹿児島
ハウステンボス
全国陶磁器フェア 北九州
テーブルウェアフェスティバル 東京ドーム
バラクライングリッシュガーデン
等
京都で、七宝焼の絵を製作しています。
初めて七宝に出会ったのは小学生のころ。
成長するにつれ七宝焼とは何度か出会いがあり、このような仕事に就きたいと漠然と思うようになっていました。学校の校章(この当時学校には色の入ったバッジがありました)や勲章に七宝が施されていることを知ったのもこのころです。
そして就職を考える年頃になった時に出会ったのが「染型七宝」の絵でした。七宝でこれほど細かな色分けが出来るのかと衝撃を受け、迷わず七宝の世界に。
伝統的な図柄や技法を基礎にしながら、時代に合わせた商品を作るために斬新なアイデアで技法、技術に工夫を重ねて製作に取り組まれていた師の姿が、私が七宝を続けていくうえで今も励みとなっています。
染型七宝も進化しています!
無数にある七宝の釉薬の組み合わせと型の切り方で、水彩画・油絵・版画などのようないろいろな画風の表現ができるようになりました。
現代のインテリアに似合う七宝焼。
七つの宝のように美しいと名付けられた七宝焼は飾るものとしてふさわしく
これからの新しい生活様式に潤いを与え、豊かなものにしてくれることと思います。
nanasaiの画風は様々。
多くのお客様のお気に入りに入れて頂けるよう少しずつ出品数を増やしていきますのでよろしくお願いします。
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◇七宝焼とは
金属の素地に釉薬(ガラスの粉末の様な絵具)を800度前後の窯に入れて焼き付ける伝統工芸です。仏教の経典にある七種類の宝のように美しいものという意味で名付けられました。
◇七宝の歴史は
起源は古代エジプト。それがヨーロッパや中国に伝わりシルクロードを通って日本に伝承されたと言われています。
安土桃山時代には、刀装具や宮殿の釘隠し、襖の引手などの建築装飾品として使われていました。明治時代には七宝焼の技術は大きく発展し、七宝家「並河靖之」の活躍でその技術の高さを世界から評価されるようになります。
花瓶や香合など多くの作品はリビングの高価な装飾品として輸出されました。
◇京七宝とは
時代の流れとともに七宝の技術も変化し、その時代の生活様式にあったものが作られてきた歴史があります。その技術を受け継ぎ発展させ、京都で作られた七宝を京七宝といいます。
◇染型七宝
七宝焼の代表的な技法として有線七宝があります。金属を1mm程度の幅にリボン上にしたものを下絵の上に立て釉薬を入れて色分けする技法。最後に研ぎあげて艶を出します。
京都を代表する並河の七宝焼はこの有線を大変細かく植線して一見すると繊細な絵のような仕上がりです。この技法が、京七宝の特徴でもあるのですが
染型七宝は、有線は使いません。研ぎ上げもしません。
友禅染の型染めの要領で、版画のように色を重ねて絵にしていきます。
型は、原画に合わせて切り抜いていきますが、15枚から20枚になる事も。色数も20色以上使う場合もあります。線の壁が無いので色の境目が柔らかく、ふんわりするのが特徴です。
研ぎ上げをしないので、七宝の釉薬の凹凸があります。
*****展示販売・出展イベント*****
花フェスタin札幌・旭川
暮らしの陶磁器フェスタin 宮城・岡山・愛媛・熊本・鹿児島
ハウステンボス
全国陶磁器フェア 北九州
テーブルウェアフェスティバル 東京ドーム
バラクライングリッシュガーデン
等