肥後象嵌 関のプロフィール
「人に愛される図柄」「斬新で人に優しいデザイン」
そういった物を目指し、心がけて作っています。
作品には、人柄も出ると思ってます。
「平凡だけど、感性豊かがいい」と思って
日々の「肥後象がん」の創作活動に取組んでいます。
【自己紹介】
関 維一(雅号:光輪)
1941年 上海に生まれ
1957年 人間国宝 故米光太平氏に弟子入り
1962年 独立 故田辺恒雄氏に師事
1981年 第36回熊日総合美術展奨励賞
1983年 第7回全国伝統的工芸品展
通商産業省生活産業局長賞
1996年 淡交ビエンナーレ茶道美術公募展入選
1998年 淡交ビエンナーレ茶道美術淡交社奨励賞
2004年 第31回ドイツ・オランダ・ベルギ-美術展出品
美術展出品
2017年 「ハイバージヤバン クリスマスマーケット」
イギリス・ロンドンに招待出展
■デザイン性を求めつつ、伝統を大切に
肥後象がんと向き合って60年以上になりました。
大切にしているのは「デザイン性」と「伝統」です。
現代アートなどにも通じるようなデザイン性も心がけつつ
伝統も大切につなげていきたいと思っています。
父は家具職人を継ぐよりも、好きな肥後象がんの道を薦め
人間国宝・米光太平さんに弟子入りすることができました。
それもなにかのご縁と思い、作品作りに取組んでいます。
■今の技術で、歴史と伝統を再現
肥後象がん始祖といわれる「林又七(はやしまたしち)」の
名作「桜九曜透象嵌鐔(さくらくようすかしぞうがんつば)」
「今の技術では当時と同じ物は作れない」と
言われていましたので挑戦したいと思い、取り組みました。
仕事の合間を縫い、少しずつ時間を掛けて、写しを制作。
時間が掛かりましたが、2017年にようやく完成しました。
極細のヤスリを使って透かし彫りで描かれていた「桜」は
1mmに満たない穴まで忠実に再現できました。
「手彫りとは思えないほど精密」と言っていただけたのが
なによりも嬉しかったです。
もちろん一つでも彫り損なえばやり直しとなりますし
通常よりも堅い鉄を使うので、穴一つ開けるのも大変。
1週間も作業をすると飽きてしまう感じでしたが
「誰もやらないからやってみたかった」
「せっかくなら一番難しいものに挑戦したい」
そんな思いで取組んで仕上げた作品です。
■大好きな「肥後象がん」をより多くの人に伝えたい
「好きなことを仕事にしてやってこれたこと」が
続けていくことで一番良かったかなと思っています。
これからは肥後象がんをご存じない多くの人にも
もっと気に入って喜んでもらえる物を作ってみたい
そう思って、日々の創作活動に取組んでいます。
そういった物を目指し、心がけて作っています。
作品には、人柄も出ると思ってます。
「平凡だけど、感性豊かがいい」と思って
日々の「肥後象がん」の創作活動に取組んでいます。
【自己紹介】
関 維一(雅号:光輪)
1941年 上海に生まれ
1957年 人間国宝 故米光太平氏に弟子入り
1962年 独立 故田辺恒雄氏に師事
1981年 第36回熊日総合美術展奨励賞
1983年 第7回全国伝統的工芸品展
通商産業省生活産業局長賞
1996年 淡交ビエンナーレ茶道美術公募展入選
1998年 淡交ビエンナーレ茶道美術淡交社奨励賞
2004年 第31回ドイツ・オランダ・ベルギ-美術展出品
美術展出品
2017年 「ハイバージヤバン クリスマスマーケット」
イギリス・ロンドンに招待出展
■デザイン性を求めつつ、伝統を大切に
肥後象がんと向き合って60年以上になりました。
大切にしているのは「デザイン性」と「伝統」です。
現代アートなどにも通じるようなデザイン性も心がけつつ
伝統も大切につなげていきたいと思っています。
父は家具職人を継ぐよりも、好きな肥後象がんの道を薦め
人間国宝・米光太平さんに弟子入りすることができました。
それもなにかのご縁と思い、作品作りに取組んでいます。
■今の技術で、歴史と伝統を再現
肥後象がん始祖といわれる「林又七(はやしまたしち)」の
名作「桜九曜透象嵌鐔(さくらくようすかしぞうがんつば)」
「今の技術では当時と同じ物は作れない」と
言われていましたので挑戦したいと思い、取り組みました。
仕事の合間を縫い、少しずつ時間を掛けて、写しを制作。
時間が掛かりましたが、2017年にようやく完成しました。
極細のヤスリを使って透かし彫りで描かれていた「桜」は
1mmに満たない穴まで忠実に再現できました。
「手彫りとは思えないほど精密」と言っていただけたのが
なによりも嬉しかったです。
もちろん一つでも彫り損なえばやり直しとなりますし
通常よりも堅い鉄を使うので、穴一つ開けるのも大変。
1週間も作業をすると飽きてしまう感じでしたが
「誰もやらないからやってみたかった」
「せっかくなら一番難しいものに挑戦したい」
そんな思いで取組んで仕上げた作品です。
■大好きな「肥後象がん」をより多くの人に伝えたい
「好きなことを仕事にしてやってこれたこと」が
続けていくことで一番良かったかなと思っています。
これからは肥後象がんをご存じない多くの人にも
もっと気に入って喜んでもらえる物を作ってみたい
そう思って、日々の創作活動に取組んでいます。