素材：綿１００％
色：エボニー
等級：A反
製造：日本
生地巾：110cm

※1mの価格となります。

「ローズ(ROSE)」は1883年12月8日に登録された、ウィリアムモリスが鳥を描いた3つのテキスタイルパターンのうちの1つです。マートン・アビーで「インディゴ抜染」の染色技法のためにデザインされたものです。

モリスは1877年3月25日付のトーマス・ウォードルへの手紙の中で、次のデザインに入れるために鳥を研究していると主張していました。 また、モリスはデザインのモチーフに、英国の国花でもある薔薇（ローズ）をよく用いていました。

このデザインに描かれている小鳥はアオジと思われますが、キリストの十字架の周りを飛んでいた鳥とも言われています。 そこには美しいハーモニーを奏でながらやってくる美しい小鳥たちが繊細に描かれ、なにげない日常の光景にこそ芸術性を求めるモリスの考え方が表れています。 それは宇宙的であり、地上に楽園をと望んでいたモリスの叙情詩でもあります。

一方、moda(モダ)社はUSAコットンを中心にプリントファブリックを展開しているアメリカの生地メーカーです。moda社によるウィリアムモリスの復刻ファブリックである「モリス・コレクション」は、日本でも人気のシリーズで、現在も多くのモリスファンを魅了しています。

綿１００％のシーチング生地で、透け感はほとんどありません。お洋服のほか、バッグやインテリアファブリック、ファブリックパネルにもおすすめです。