〇─────── 道具についての説明 ───────〇
先日「やすり掛けはどういう風にすると良いですか？」と購入者さんから質問がありまして。
「うちの工場（家具職人です）では、このようなものを使っていますよ。」とお答えしたのがこちらの道具です。

タイトルにある通り「何の変哲もない道具」ままです。
木片にやすりを巻き付けて、木工用ホッチキスで留めただけ。
ただそれだけの単純な構成の道具なのですが、こちらとても優れもの。

まず「指先が痛くならない」。
木など硬いものを磨くとき、どうしても指先に力が入って痛くなりがちですが、こちらは木を介して磨くので痛くならないうえに安全でもあります。

次に「真っすぐ磨ける」。
平たいものを磨くとき、手でやるとどうしてもわずかな段差ができますが、こちらの道具を使うと真っすぐに磨くことができます。

ちなみに巻いてあるサンドペーパーですが、なんと機械用。
機械用はそれこそ一分間に何百回転もしながらずっと磨き続けられるよう、ちょっと特殊な加工になっているので、とても長持ちします。
どのように違うかですが、普通のサンドペーパーですと使うとボロボロとやすり部分が剥がれ落ちてきますが、こちらはサンドを塗布し紙と一体化しているような感じ。
お手に取っていただければ良く分かるのではないかと思うのですが、拙い説明でスミマセン。

本当に単純な道具ですが、うちの工場にはいつも置いてある、職人の強い味方です。
DIYにお勧めです！

サイズ：5.5×7.5×厚さ1.8㌢（およそ）
サンドペーパー番号：60番、150番

〇──────── 使用上の注意 ─────────〇
本体は合板です。急な加熱や、衝撃、切込みなどで本体の木材が破損することがありますので、ご注意くださいませ。
また、ホッチキス部分の金具や合板のささくれなどには、くれぐれもご注意を。

〇────────── 備考 ───────────〇
●サイズについては、多少の誤差はあります。どうぞご了承ください。
●合板部分は破損していることもありますので、ご留意ください。
●写真の色合いは実物と比べ、可能な限り再現しているつもりですが、光の種類（太陽光、室内灯など）で変化いたします。こちらも、ご了承くださいませ。

▧ カテゴリ：道具
▧ 検索タグ：DIY、日曜大工、加工、やすり、鑢、ヤスリ
▧ 作品番号：何の変哲もない道具／やすり（小）