米松でスタビライズウッドシャープペンシルを制作しました。
あえて樹脂が浸透しにくい木材でスタビライズ化することによって、かすれたビンテージ風の１本に仕上がりました。

仕上げはバフ掛け後、カルナバワックスで完成としております。

米松とは米国やカナダの太平洋岸に分布する針葉樹です。心材は白、赤、黄色味を帯びたもの等バリエーションがあり、辺材はそれらの淡い色となっています。肌目は粗目で、そこそこ硬い木材で、耐久性や加工性は良好です。樹脂成分が多いですが、寸法の狂いや変形が少ないとされます。建築用途をはじめ、家具、合板など使われる範囲の広い木材です。

●写真だけでは伝わらない作品の表情や製作途中の風景を動画で紹介しています。
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ペン金具：ビーディッド（ノック式シャープペンシル）10K

表面仕上げ：オイルフィニッシュ
　
最大直径/㎜全長㎜/重さg：11.2/140/20.8

替え芯：市販の0.5mm替え芯をご利用ください。


●作品の梱包について
本品発送時には金属部をアルコール消毒した後、巾着タイプのベロアケースとギフトボックスに入れお送り致しますので、そのままプレゼント用としてすぐにお使いいただけます。


●注意事項
※出来る限り実物に近い状態で画像を掲載しておりますが、ディスプレイ環境等により多少異なる場合がございます。


※天然素材を全て手作業で制作している為、多少のサイズの違いや、小さな傷・汚れなどがある場合がございます。

※大変申し訳ございませんが、お客様のご都合による返品・交換は基本的にお受けいたしておりません。

※初期不良の場合は、大変お手数ですが内容をお知らせ下さい。全額返金もしくは修理にて対応させていただきます。


●スタビライズウッドとは
着色したアクリル樹脂を木材の中に含浸させた後に硬化させることで木材を均一に硬く、木材の弱点である湿気による影響もほとんど受けないよう強化した素材となります。
また、着色された樹脂が木材内部まで浸透しているので、塗装と異なり色が剥げるようなことがありません。そして最大の魅力の一つが、密度が硬く強い箇所には樹脂が浸透しないので、木材の色が残ることです。天然の色と鮮やかな発色が複雑に絡み合った模様はこの技法でしか実現できません。製造には木材の乾燥、真空、常圧、加圧、熱入れといった工程が必要です。国内ではまだ製造方法、材料などの流通はしていない為、当方では海外より輸入し独自製造しております。