世界で一番小さなお菓子の折詰。

昔のお弁当箱「折箱」を小さく作った木箱に、お菓子を詰めて、リネンクロスで包みました。

東京・浅草で180年、折箱を作る木具定商店さん。今はなくなりつつ折箱を残そうと、お弁当箱だけでなく、小さな小さなサイズの折箱の試作をされていました。それがあまりに可愛くて、PINTでは、陶器作家さんやカフェ、お店にギフト箱やお菓子箱として提案して、お弁当以外の色々な使い方を探していました。

その中で、滋賀県大津市で、料理教室やケータリングを行う「月麦の音（つむぎのおと）」さんが、小さな折箱にお菓子を入れて、結婚式のプチギフトを作ってくださる機会がありました。その後、月麦の音さんが以前購入くださっていたPINTのリネンミニクロスでこの折箱を包んでお待ちくださりバージョンアップして、この小さな折箱のお菓子詰合せができました。

月麦の音さんは、料理、パン、お菓子など、味も盛り付けも抜群で、PINTでも食器をよく選んでくださり、その自由でセンス溢れる使い方にはいつも嬉しい驚きをもらっています。一つ一つの食材まで本当によく選び抜かれていて、様々な工程も自家製で作られていたり、こだわりも真面目さもぎゅぎゅっと詰まった料理。それでいて、メニューや盛付けに、遊び心やアクセントがあって、個人的に大ファンだったのです。

月麦の音、木具定商店、PINTで一緒に作ったセット。

先日、京都の恵文社さんでのお披露目イベントで人気をいただき、今回は冬限定でレモンケーキを新しく、少量ご用意しました。


【セット内容】
▼lemoncake
ケーキの中にはレモンカード入り。
無農薬瀬戸内干しレモン自家製を袋中に敷き込んでいます（種も皮も食べられます）。レモンティーにしても。
　
原材料　バター・コーンスターチ・小麦粉・卵・粗糖・ハチミツ・レモン・ピスタチオ

▼奥永源寺政所 平番茶５g
月麦の音さんが選んだ、一杯分のお茶も詰められています。
“幻の銘茶”とまで言われる「政所茶」。歴史もある、大変希少な滋賀県のお茶です。無農薬で作られています。ケーキと一緒にお楽しみください。
　
▼リネンクロス
包んでいるリネンのクロスは、PINTのリネン製品の残布から作っています。キッチンクロスやテーブルクロス、ハンカチに使われる生地がメインです。縫製もしてあるので、ミニクロスとしてお使いいただけます。
全てリネン100%、国内で織られた生地です。サイズは25-30cm角まで。
クロスの色柄は様々ですが、中身は全て一緒です。そのときにある残布を使っており、各柄少数の場合もあり、基本的にはお届けの生地はお任せください。お応えできない可能性も高いですが、希望がある場合は、ご注文時にお知らせください。
　
▼小さな折箱 / ヒノキ
昔のお弁当箱、折り箱。ヒノキを薄く剥いだ板で四角に作られ、駅弁などで使われていたお弁当箱です。今はプラスチック容器に変わられつつあるのですが、東京浅草で180年続く木具定商店さんは、東京都多摩で自社製材したヒノキやスギを使い、今も、昔ながらの折箱を残そうと製作をされています。その一つが、この小さな小さな折箱。オリジナルサイズで製作しています。
無塗装のヒノキ材なので、木の香りがします。小物入れなどにお使いいただけます。乾燥により反ったりする場合がありますので、冷蔵庫や、冷暖房が直接当たる場所はお避けください。
　
【サイズ】
折箱：外寸11cm × 4cm × 高さ3.8cm
リネンクロス：25-30cm角


という中身で、個々がみっちり濃い、フルスイングで振り切った折詰となっています。お手軽なお菓子セットではありませんが、折箱やクロスを含めて興味を持ってくださる方には、お楽しみいただけるかと思います。