ヘンプ100%のキャミソールです。

ハリはありますがチクチク感はなく肌触りの良い素材です。
お洗濯のたびに柔らかくなっていきます。


ヘンプは調湿、調温をはじめ、紫外線防止、抗菌など様々な

Mサイズ：着丈約59cm、脇下横幅約47cm
Lサイズ：着丈約61cm、脇下横幅約49cm


平織りヘンプ100% 36N×36N オフホワイト




受注制作とさせていただいています。
ご注文をいただいてから布の発注となりますが、発注先で欠品することも多く、タイミングによっては直ぐにお作り出来ないこともございます。
予めご了承くださいませ。
手元に材料がある時は直ぐに制作させていただきます。


＜ヘンプ＞

ヘンプ（HEMP）とは『麻』（大麻,おおあさ）という植物です。

ヘンプ繊維は、空気を多く含み、余分な湿気を蒸散するため、調温性、調湿性などに優れています。その機能によって、ヘンプ繊維でできた衣服は、一年中着ることができます。

吸湿性、発汗性がよく、調温、調湿性などに優れ、夏は涼しく、多孔構造の為、繊維には空気の層がたくさんできるため、冬は暖かく、呼吸するように体感を調節してくれます。

吸水性と発散性（発汗性）などによる高い調体感性に加え、あらゆる麻の中でも特に、
「紫外線防止」や「強力性」「伸度」また「抗菌性」が高いのが特徴とされています。

また、消臭性にとても優れており、汗による嫌な臭いの発生源であるアンモニア・酢酸・イソ吉草酸のいずれも消臭する効果があります。
カビや害虫にも強く、この他にも水に濡れると強くなるという特徴があり、素材としてはとても優れたさまざまな性質を持っています。



ヘンプは害虫に強く、栽培において、農薬・化学肥料を使用する必要がなく、栽培の手間があまり要しません。農薬が用いられていない畑は非常にクリーンな環境です。



ヘンプは太い短いのバラツキが多い繊維なので、紡績して糸にするのが難しく、粗硬な素材なため、糸ネップやスラブが生じやすいとされています。
その性質ゆえ、たくさんの加工工程があり、多くの時間と手間と技術が必要となり、またその段階ごとに『多くのロスが発生』する可能性があります。
産業用の生産ラインにのせるためには、あの堅牢な繊維のうちの約半分以上がロスとなり、削ぎ落とされることで、美しい繊維をつくり出しています。

そういった技術や手間は、現在の日本では実現が到底難しく、衰退する繊維産業の中で、技術を進化させることにおいて空洞化していったと言わざるを得ません。
日本の繊維産業の自給率は現在0.1％未満だと言われています。