木のおもちゃのパイオニア、寺内定夫の代表作。
１９６０年の発表当時から話題になり、通産省日本グッドデザイン賞を受賞、朝日新聞の社説にも取り上げられました。
日本を代表する木のおもちゃの一つです。

「押して遊びを切りひらく」
小さな子どもにこそ、大きな堂々としたおもちゃで遊ばせたい
との思いから、当時は広葉樹でとても軽いカツラ材を使って作っていました。
広葉樹が枯渇して入手が困難になってしまってから（汽車つみきはとても沢山の木材を使うため）、しばらく生産できない時期が続いていましたが、現在はブランド檜である神奈川県丹沢山の諸戸百年檜で少しずつ生産しています。
檜も軽く、柔らかい材で、日本人が大好きな木材です。

この汽車には連結器がありませんが、上手に工夫すると連結して遊ぶことができます。
小さな子どもは最初は連結の仕方がわかりません。
けれど次第に方法を発見して連結できるようになります。
子どもの発達を促す知育のおもちゃでもあります。
パーツは大ぶりなつみきとしても遊べます。
インテリアのオブジェとしても楽しめる、完成されたデザインです。

３両並べた全長４８cm、幅９cm、高さ１５cm。
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