様々な色や木目の木を組み合わせて（はめ込んで）制作した木象嵌です。

葛飾北斎の浮世絵、富嶽三十六景の中の一枚「山下白雨」です。
白雨とは夏の激しいにわか雨のこと。裾野では雷を伴い激しい雨が降っているのに上空は晴れ渡っているという絵で、別名：黒富士とも言われています。
使用材はトチ、パドック、ウォールナット、カヤ、コブシ、ホオです。
トチのリップルマークが綺麗です。

天然木の色や木目をそのまま生かすために着色は行っておりません。

Atelier kでは象嵌の終えた板を特殊なカンナで約0.2mmにスライスし、金太郎飴のように量産しております。その為、基本的には同じ絵柄であっても木目の出方や色の出方が一枚一枚微妙に異なる場合がございます。また、写真の色合いと実際の商品とで色、木目が微妙に異なる場合もございます。ご了承頂ければ幸いです。

スライスした木象嵌は、薄紙と木板で補強した後に塗装を施し額装してあります。

商品サイズ（額サイズ）
（縦）約１５ｃｍ　（横）約２０ｃｍ　（厚み）約３ｃｍ
※額は市販の額となります。
※卓上、壁掛けどちらでもお使い頂けますが、壁掛けでご使用いただく場合は裏板を一度外して180度回転させ、金具が上になるようにしてください。裏板は４か所の折れ金具を戻すことで外すことができます。取り付けの際は再度折り曲げてください。