縦：約45mm
横：約34mm
作者：－
QR：アーティスティッククオリティ

ご相談いただきましたラペルピン向きのカメオです。
こちらは番外編といいましょうか、サイズは通常のサイズにあたりますが、ブローチとしては場所を選ばない花のカメオの上作です。
作者は珍しい女流彫刻師のひとりとして知られるフランチェスカ・ロマーナ・ティッタ氏。
巨匠フランコ・スカーラに弟子入りして同氏の花の描写を学び、同じく花や小動物といったモチーフを得意とするフランコ氏の娘アンナ・スカーラ氏とも交流があり、合作なども見られます。
本作はティッタ氏による薔薇のカメオで、瘤の部分を用いて彫られた立体的な花弁が美しい逸品です。
6時位置に光に透かして見てもほとんどわからないようなヘアラインがあるのみでそのほか外傷みられず、非常に状態のいいルースです。