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湯たんぽは、現在トタンやプラスチックが主流です。

しかし、室町時代に中国から日本に入ってきた最初の湯たんぽは「陶器の湯たんぽ」でした。

戦中も金属不足から、陶器の湯たんぽがもてはやされましたが、戦後は安価なトタン製、そして、プラスチック製へと移っていきました。


ご紹介するのはシンプルな陶磁器の湯たんぽです。

夏には水枕（みずまくら）としてもご使用いただけます。

本体のカラーはホワイト、ピンク、ネイビーの三色があります。

こちらはホワイトの商品です。

布団の中へ入れて使用する湯たんぽですが、多くの湯たんぽは、蓋の部分が突起として出ています。

その出っ張りをなくし、人が触れる形状としてもっともあってほしかった形態を目指しました。

湯たんぽは、人の肌が常に触れるものです。

布団の中にあって、違和感がなるべく少なくなるように薄型で、凹凸の無い形を目指しました。

多くの樹脂と、金属の湯たんぽは楕円形で、減圧に耐えるために、表面に凹凸があります。

これは、強度のある磁器製なのでそのような無骨なデザインは必要ありませんでした。

真円形状で、薄型の湯たんぽは、コンパクトで、シンプルで使いやすく、今までにないデザインとなりました。

布団の中に入れるのがもったいない。

そんな陶磁器製の気品ある湯たんぽです。

フタも陶磁器で作りたかった所ですが、陶器同士が擦れ合う音が使用者に不快感をもたらす懸念がありました。

コストアップにはなりましたが、毎日使う道具ですので金属製のアルミキャップでの製造になりました。

しかし、その金属のフタの存在が、全体を引き締める特別な印象を与えることになりました。

そして、本体は陶磁器製なのでアルミキャップを外せば電子レンジでの再加熱も可能です。

カバーには、静電気を起こしにくい素材（東レ：ソーラーセンサーL）を使用しております。

生地も肌触りがなめらかで、乾燥する季節、布団の中で毛布と擦れても静電気で嫌な想いをすることはありません。

カバーも、シンプルな湯たんぽの形状に沿うような専用カバーがついています。

カバーをつけても、美しい湯たんぽです。

ホワイトの専用カバーはホワイトです。



材質：本体：磁器　カバー：ポリエステル100％　キャップ：アルミ　シリコンゴム
製作：株式会社セラミック・ジャパン
サイズ：230x230x70mm
重量：約1.2kg
容量：約1L
日本製　Made in Japan

■受賞
・red dot design award : Product Design 2015受賞
　　http://red-dot.de/pd/?lang=en
・2014年度JIDAデザインミュージアムセレクション選定
　　http://jida-museum.jp/
・2014アジアデザイン賞：メリット賞受賞
　　http://www.dfaaward.com
・Japanese Design Today 100　選出
　　www.jflalc.org

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