商品名：ツガ
品番：NG00074A02
品質：M（同じ素材の中での比較による品質表示）
サイズ：約 27×22×22〜23×20×20 mm（1個体サイズ）
入り数：30 個
総重量：約 22 g（パッケージを除く）
採取地：日本産

名称：ツガ　
別名／俗称／和名：栂、トガ
英語：Southern Japanese Hemlock
学名：Tsuga sieboldii、Tsuga sicboldii Carr
分類：マツ科 ツガ属
原産／分布：本州福島県以西から、四国、九州、屋久島、韓国などに分布

このツガとコメツガは、最も小さな松ぼっくりの一つ。
小さいながらしっかりとした松かさになっていて、とても可愛い松ぼっくりです。

本州の福島県以西から、四国、九州、屋久島、韓国などに分布し、樹高25～30m、直径1mほどになる常緑針葉高木。
ツガに似ていて日本のツガ属の２種のうちのもうひとつであるコメツガ（米栂）は、ツガよりも標高の高い、亜高山帯に生えます。線形の葉は長さ1～２cmほどで、先は丸く、よく見るとわずかにへこみがあります。表面は濃い緑色をしていて光沢があり、裏には2列の気孔が白く並んで見えます。雌雄同株で、花は4～5月頃に咲き、楕円形で緑色の雌花序が秋に熟して褐色になり、長さ2～3cm前後の球果となります。小さな小さな松ぼっくりのような球果には、果枝があり、下向きにぶら下がるようにつきます。鱗片が開くと翼のある種子が風で散布されます。木材は、淡褐色でキメが鮮明で美しく良質とされ、床柱などの建材や船舶材などに利用されているようです。樹皮は、漁の網を染めるタンニンの原料にされたそうです。また、江戸時代には、武士が着る裃（かみしも）の腰板は信州産のツガが用いられたといわれています。

ツガは、マツやモミなどの針葉樹に寄生する「マツグミ」の宿主のひとつとなることで有名です。マツグミは、宿主から水分や養分を吸収しながら光合成もおこなう半寄生植物で、やや楕円の球形のグミのような果実がなり、赤く熟すと食べられます。

※細かな土など、多少の汚れがある場合があります。

【主な用途と素材の処理方法】
■作業効率や素材の保存を考えて、ジップの付いた自立式の透明なパッケージに入っています。商品には乾燥剤（食べられません）が一緒に入っています。
■主な用途：リース用素材、ショップのショーケースなどのディスプレイ、室内インテリア、標本や各種クラフト用素材など。
■処理方法：自然落下したものを採取。水洗いした後、熱湯消毒、日陰干し。一部、水洗いした後、食品用アルコールを散布して殺菌したものも含まれています。

【ご購入の際の注意点】
■素材の特性に合わせて、防カビ防虫のために煮沸消毒や天日干しなど徹底した処理をしており、その処理方法は必ず全て明記しております。ただ、木の実など、中まで完全に乾燥していないことも考えられ、ごく稀にカビが発生する可能性がございます。
また、より自然な状態を保つため、特別な表記がない限り、強力な殺虫剤等による殺虫や殺菌処理も施しておりませんので、ごく稀に虫が発生する可能性もございます。
■当ショップの自然素材は、各種クラフト用素材、リース用素材、ディスプレイ・インテリア用素材、雑貨等の為の商品であり、食品ではありません。また、医薬品や栽培用を目的とした園芸品及び農産物でもありません。
■自然素材は、人によっては稀にアレルギー症状を引き起こす植物等もございますので、くれぐれもご注意下さい。また、万が一そのような症状がありましても、当店では責任を負いかねますので、ご了承の上でご購入・ご使用下さい。
■品質管理の徹底と商品説明を詳細にしておりますが、自然素材ですので、細かな傷や個体差による違いがあるものがほとんどです。そこが個性でもあり素材としての魅力の一つとなります。そういった自然素材の特性をご理解ご了承の上でご購入ください。