泥七宝青銅花瓶「幻獣」
当工房創業時の技法を用いて作った泥七宝花瓶です。
蝋で原型を作り、粘土と砂を混ぜて作った真土と呼ばれる鋳物砂で全体を覆い、焼成脱蝋して鋳型を作成する「真土式蝋型鋳造法」で生地を作り、泥七宝で彩りました。
オーソドックスな形状の花瓶に幻想的な模様を組み合わせて、花を活けなくても飾っておける花器を目指しました。
泥七宝とは、鋳造で模様を描いた生地に不透明な釉薬を施した、金属工芸品です。
現代では透明な釉薬が一般的ですが、不透明な釉薬は古墳時代から使われており、古いタイプの釉薬とも言えます。
現代の七宝よりも落ち着いた色味で、古代の彩りを感じられます。
当工房はこの泥七宝銅器の製作をするために創業しており、今でも作り続けているおそらく唯一の工房です。
創業時の生産品である泥七宝花瓶は需要が消滅してしまいましたが、このまま泥七宝の技術まで消滅してしまうのは勿体ないと思い、技術を次世代へ残すために花瓶以外の品物も作っています。
七宝に細かな気泡が生じていますが、鋳造生地を使用している証です。
七宝を焼成する際に、金属中の不純物がガスを発生させて、気泡が出来てしまいます。
これもまた古代を感じさせるアクセントだと捉えて頂ければ嬉しいです。
サイズ
長さ 約23cm
幅 約22cm
素材: 青銅(ブロンズ)、七宝
ご注文を頂いてから木箱を製作しますので、お届けまで2~3週間お時間を頂戴します。
モニターの環境等で、写真と現物の色が違って見える場合があります。
予めご了承下さい。
蝋で原型を作り、粘土と砂を混ぜて作った真土と呼ばれる鋳物砂で全体を覆い、焼成脱蝋して鋳型を作成する「真土式蝋型鋳造法」で生地を作り、泥七宝で彩りました。
オーソドックスな形状の花瓶に幻想的な模様を組み合わせて、花を活けなくても飾っておける花器を目指しました。
泥七宝とは、鋳造で模様を描いた生地に不透明な釉薬を施した、金属工芸品です。
現代では透明な釉薬が一般的ですが、不透明な釉薬は古墳時代から使われており、古いタイプの釉薬とも言えます。
現代の七宝よりも落ち着いた色味で、古代の彩りを感じられます。
当工房はこの泥七宝銅器の製作をするために創業しており、今でも作り続けているおそらく唯一の工房です。
創業時の生産品である泥七宝花瓶は需要が消滅してしまいましたが、このまま泥七宝の技術まで消滅してしまうのは勿体ないと思い、技術を次世代へ残すために花瓶以外の品物も作っています。
七宝に細かな気泡が生じていますが、鋳造生地を使用している証です。
七宝を焼成する際に、金属中の不純物がガスを発生させて、気泡が出来てしまいます。
これもまた古代を感じさせるアクセントだと捉えて頂ければ嬉しいです。
サイズ
長さ 約23cm
幅 約22cm
素材: 青銅(ブロンズ)、七宝
ご注文を頂いてから木箱を製作しますので、お届けまで2~3週間お時間を頂戴します。
モニターの環境等で、写真と現物の色が違って見える場合があります。
予めご了承下さい。
展示
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