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繰り返し使えるエコラップ。スタッフが実際に使ってみました!
みなさんは「エコラップ」をご存知ですか?
使い捨てではなく、洗って繰り返し使えるラップのことで、近頃は雑貨店で見かけることも増えました。けれど「チャレンジしたいけど、どんな使い心地かわからなくて不安……」というも多いのではないでしょうか。
かくいう私もそのひとり。ということで、今回は実際に私がエコラップを使ってみて、その使い心地をレポートしていきたいと思います。
エコラップとは?
通常のラップとは異なり、エコラップは洗って繰り返し使うことができます。
またその原料はプラスチックではありません。蜜蝋や、ホホバオイル、天然の樹脂などを使用して作られているので、最後は土に還るのが特徴です。
プラスチックは処理する際に有害物質が排出されたり、海へ流されると自然動物へ悪影響が出たりしてしまいます。そのため近年プラスチックごみを減らすことは世界的な課題となっています。
プラスチックフリーなエコラップを使うことは、環境を守るための取り組みになるのですね。
実際に使ってみました
今回はkasi:さんのエコラップを使わせていただきました。kasi:さんのエコラップはミツロウ、ホホバオイル、松脂を国産のオーガニックコットンに染み込ませて作られています。
四季折々の木の実や草花で染められた、素朴で優しい色合いがとても素敵です。
意外にも表面はベタつく感じはありません。少しザラっとしていて、通常のラップよりは硬めの質感です。
エコラップ同士を合わせると、しっかりくっつきます。
早速、お皿にかぶせてみます。ピンと張りながら被せ、最後にフチをしっかり抑えてあげましょう。
手の温度で少しエコラップを柔らかくして、お皿にフィットさせるのがポイントです。冷えるとまた固くなるので、より固定されます。
サイズ展開も豊富なので、用途に合わせてサイズを選んでくださいね。
もちろん野菜を保存するときにも使うことができます。
ミツロウとホホバオイルには抗菌作用も期待できるので、食材の鮮度が保たれやすいのだとか......!
酸で溶けてしまうこともあるので、柑橘系の果物には注意してくださいね。
慣れない感覚に最初は戸惑いながらだったのが、だんだん包むのが楽しくなってきました! 不思議と、いつもより食材を大事にしようとも思えます。
エコラップを使うと料理も楽しくなりそうですね。
このようにおにぎりを包んでも◎
エコラップは熱に弱いので、温かいものを包むときはしっかり冷ましてから包むのがポイントです。
エコラップで包んだおにぎりは、どこかしっとりとしていて、ツヤも増すよう……。
好きな色や柄のものを使うと、なんだかランチタイムが楽しみになりますね。
食べ終わったあとは、このように小さく畳むことができます。コンパクトになってかさばらないのが嬉しい。
お家で保管するときも折りたたんだり、くるくる丸めてしまっておくとスペースを取らずにすみますよ。
エコラップのお手入れ方法は?
繰り返し使うエコラップは、使ったらお手入れしてあげましょう。
1)冷水やぬるま湯で、台所用の柔らかいスポンジを使って軽く擦る
2)洗剤を使う場合は、中性洗剤を使う
3)洗ったらよく乾かして保管する
※ エコラップを洗う際は熱いお湯ではなく、冷水やぬるま湯で洗うのがポイントです。
また、長く使っていると表面が白くなりガサガサとすることがあります。そんなときは100度のオーブンで2〜3分温めると、ミツロウが少し柔らかくなり、復活します! 約1年、繰り返し使うことができるんです。
エコラップを取り入れて地球に優しい生活を
実際にエコラップを使ってみて感じたのは、ただエコなだけでなく使う楽しさがあるということでした。おにぎりや食材を可愛く包むのは毎回わくわくします。
また、丁寧に手作りされた素敵なエコラップは、使い捨てのラップとは違い、お気に入りのアイテムとして大事にしたいなという気持ちが湧いてきました。ものを大事にしたいというちょっとした気持ちが、地球に優しい生活に繋がるのだなと感じました。
実はキットを使えば、エコラップをお家でも作ることもできます。
急に「環境に配慮した生活を」と言われると難しいかもしれませんが、エコラップのようなものを何かひとつ取り入れてみると、少しずつ意識が変わっていきそうです。