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サステナブルな自由研究キット? 夏休みは自由研究でSDGsなものづくりを体験してみよう
こんにちは。クリーマ広報の重岡です。
だんだんセミの声も聞こえ始めた夏真っ盛りのこの時期、夏休みに入ったというお子さまも多いのではないでしょうか。夏休みといえば、自由研究。今年はどんなことをしようか...... と頭を悩ませているお子さまや保護者の方も多いと思います。今回はそんな親子にぴったりな、クリエイターによる自由研究キットをご紹介します。
実は、今回ご紹介するキットの素材となっているのは、玉ねぎの皮や牛乳パック、古くなったドライフラワーなど、お家で余っているものや不用品。どれも「アップサイクル」をテーマに作られているんです。
クリエイターの技術やアイデアによって、手軽ながらも本格的なキットに仕上がっているので、親子で取り組むのにもぴったり。この夏、サステナブルな自由研究キットで、親子でSDGsについて身近なものから考えるきっかけにしてみませんか? ぜひ挑戦してみて、親子の夏休みの思い出にしてくださいね。
玉ねぎの皮を使って、ハンカチ染め体験!
Youcomfortさんが企画したのは、玉ねぎの皮でハンカチを染められるキット。玉ねぎの皮を煮出してハンカチを染める、植物染めを手軽に体験できます。説明書にしっかりと作り方が書いてあるので、染め物が初めてでも安心して取り組めます。
さて、玉ねぎ染めのできあがりはこんな美しい黄金色! 玉ねぎの皮だけで染めたとは思えません。普段は捨ててしまうものでも、やり方次第で新しい使い道があると、ものづくりを通してお子さまも実感できそうです。
染める前に輪ゴムで縛れば、模様を表現することも可能。縛り方によって違う模様ができあがるそうです。また、オプションの銅媒染を一緒に注文すると、玉ねぎの皮だけで染めた色とは少し違う色も出せるそうですよ。 よりオリジナリティのある染め物に挑戦してみたい方は、ぜひこちらも挑戦してみてください。
繰り返し使える不思議なラップ、エコラップを作ってみよう!
エシカル雑貨デザイナーのKasi:さんが企画したのは、「エコラップ」が手軽に作れるキット。エコラップとは、繰り返し使える使い捨てないラップのこと。布と、ミツロウなど自然由来のワックスでできているのですが、最近は可愛い柄のエコラップが増えて、選ぶのも楽しいと注目を集めています。
(エコバッグについて詳しくはこちら)繰り返し使えるエコラップ。スタッフが実際に使ってみました!
Kasi:さんが出品しているエコラップはオーガニックコットンを使用していますが、今回はお家にある布ものを使って作ります。例えば、今はあまり使わなくなったハンカチやシャツ、シーツなど、薄手でラップとして使いやすい大きさの布であればOK。もし好みの色や柄があれば、その布を使うのもおすすめです。
まずは粒状のワックスを、アイロンで布に押し当てて広げていきます。火傷に注意してくださいね。涼しいところでワックスを固めてオリジナルのエコラップが完成したら、親子で一緒にお料理しながら実際に使ってみるのも良いかも。
手のひらでエコラップを温めてお皿やお野菜に密着させると、しっかりくっついてくれますよ。自分が作ったエコラップだと、繰り返し使うのがもっと楽しみになりそうです。
牛乳パックで紙すき体験。専用の道具を使ってオリジナルの葉書作り!
こちらの葉書作りキットを企画したのは、和紙メーカーのアワガミファクトリーさん。Creemaでは1300年の歴史を持つ阿波和紙を使ったアートパネルやアクセサリーを販売しています。和紙の扱いに慣れた和紙メーカーだからこそできる、実用的ながらも風合いを活かした素敵な作品ばかりです。
今回アワガミファクトリーさんが企画したキットを使えば、牛乳パックで葉書を作ることができます。牛乳パックをミキサーにかけて溶かし、簀桁(紙すき枠とすだれのセット)で葉書の形に成形します。
色付きの綺麗な和紙がセットになっているので、ちぎったり切ったりして葉書に付ければ、オリジナルの葉書が完成!
牛乳パックとは思えない素敵な仕上がりです。飾るのはもちろん、作った葉書を使って、遠くにいるおじいちゃんやおばあちゃんにお手紙を出したりしても良いですね。
自由にいろいろ入れてみよう! シャーレキャンドルキット
こちらのシャーレで作るキャンドルキットを企画したのは、キャンドル作家のnicoriさん。木芯に火を付けるとパチパチと音のなるキャンドルが人気です。目にも耳にも楽しくて、香りも良いのでプレゼントにもぴったり。
そんなnicoriさんが企画したキットは、好きな素材を自由に入れて自分好みのキャンドルを作ることができる、というもの。例えば、古くなって「もう捨てようかな......」というドライフラワーや、海で拾った貝殻、リボンなど、乾燥しているものであればなんでも入れることできるそうです。不用品はもちろん、夏のお出かけ先で拾った石や貝殻をを入れれば、思い出のキャンドルになりそうですね。
入れるものを選んで、配置を考えて決めたら、最後に溶かしたジェルを流し込んで完成。温度計を使ってジェルを温めるのが、実験のようでワクワクします。
できあがったキャンドルは手のひらサイズで、置き場所にも困りません。お子さまが作ったキャンドルが食卓を彩るなんて、素敵ですね!
学びながら楽しくものづくり。
今回はクリエイターによる4種類の自由研究キットをご紹介しました。どれも不用品を材料にしながら、今後もずっと使いたくなるような素敵な作品を作ることができます。そんな体験を通して、サステナブルな取り組みに対して考えをより深めてもらえたら...... と思います。そして、ものづくりの楽しさを実感してもらえたら嬉しいです!
今回ご紹介したサステナブルなキットだけでなく、Creemaには自由研究にぴったりなものづくりキットが多数出品されています。そちらもぜひチェックしてみてくださいね。