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北海道の大自然の中でものづくりに没頭する。「くりエイトするまち」栗山町に作り手が集まる理由

2022.11.09
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北海道の大自然の中でものづくりに没頭する。「くりエイトするまち」栗山町に作り手が集まる理由

北海道の中央部。新千歳空港から車で45分に位置する栗山町は、丘陵地に田んぼや畑ののどかな風景が広がる、自然豊かな街です。

「くりエイトするまち栗山町」をキーワードに、ものづくりを通じたまちづくりを行う栗山町とクリーマは、クリエイティブコンテスト や、Creema Craft Caravan などさまざまな取り組みを行ってきました。

今回は、今年10月に初開催された「クリエイターワーケーション体験 in 栗山 Supported by Creema」で出会ったクリエイターの方々、ものづくりに没頭できる豊かな環境など、栗山町の魅力をたっぷりお伝えします。

「くりエイトするまち」栗山町とは

ぽかぽかとした日差しの温かい秋晴れの栗山町。視界いっぱいに広がる空と大地は思わず深呼吸してしまうほどの解放感があり、時間までゆったりと流れているようです。

栗山町の町名はアイヌ語の「ヤム・ニ・ウシ=栗の木の繁茂しているところ」を起源としていて、栗のブランド化に力を入れています。

▲ Creemaでも人気の栗山町の栗農家・かっちゃん農園さんの栗のパウンドケーキ。ほくほくの栗とマロンクリームがたっぷり詰まっています。

作るも、売るも。栗山で叶うものづくりのある暮らし

夕張山地と夕張川に挟まれた緩やかな丘陵地帯にある田園都市として発展してきた栗山町。この景色や環境を求めて、道内外からの移住者も多くいるというのも頷けます。

東京から移住したキャンドル作家の櫻井さんは、栗山町でアトリエを構えて制作しながら、「gallery Y」を運営しています。

栗山町は大きな建物がなく、空間が広いのでものづくりにはとてもいい環境です。山の中を歩いたり、庭いじりをしていると、自然と創作意欲が湧いてきます。

櫻井さん

「gallery Y」には櫻井さんのキャンドル作品のほか、絵画、人形、リースやファッション、ワイヤーアートなど、さまざまなクリエイターの作品が集まります。

▲ この日は、北海道・当別町で40年に渡って羊毛フェルト作品を制作する、吉田さん(写真左)の作品が展示販売されていました。ニードルなどの道具は一切使わない伝統的な手法で、染色からデザインまで一貫して吉田さんが手がけているそう。

このほかにも栗山町には作品を販売できる環境がたくさんあります。

栗山駅前の「くりやまクリエイターズマーケット」は、公募で選ばれたクリエイターが作品を展示販売する施設。いつも20名以上のクリエイター作品が販売されています。店舗運営を通してクリエイター同士の交流もあり、お互いに刺激しあえる環境も魅力的です。

また、秋には「栗山秋まつり」と呼ばれる、10万人もの人が訪れる道内屈指のお祭りが行われ、多くの人が栗山町を訪れます。

世界とも繋がる、充実の制作環境

ものづくりを通じたまちづくりを進める栗山町には、作品制作に役立つさまざまな施設や制度も。

2023年1月にプレオープン予定の「栗山煉瓦創庫くりふと」と呼ばれる施設は、栗山町駅前にある赤レンガが印象的な建物です。もともとは穀物貯蔵庫として使われていましたが、リノベーションして栗山町民をはじめ栗山町に関わる人々の交流拠点となる予定です。

※ オープン前のため今回は特別な許可を得て見学させていただきました。

この施設「くりふと」には、3Dプリンタやレーザー加工機、UVプリンタなどが揃う「FabLab」が入り、どなたでも機械を使うことができ、作品の幅が広がります。栗山町の「FabLab」は行政が運営していて、高性能の機械が安価で使えるそう。

「FabLab(ファブラボ)」とは・・・

世界100カ国以上に広がる、誰でもどこでも(ほぼ)何でも作れるような環境、スキル、素材、先端技術を習得するための手段を提供する市民工房のネットワークです。推奨機材として共通する機械が配備されているため、どこかのFabLabで作られた設計図(データ)があれば、世界中のどこのFabLabでも同じものを作ることができます。

▲ 現在は栗山町内の「あさひ工房」にある「FabLab」にて、クリエイターワーケーション体験に参加したクリエイターがUVプリンタを使ったキーホルダー作りに挑戦。
栗山で撮った写真から渾身の一枚を選び、キーホルダーにしました。同じ場所を巡ったようには見えないほど、個性的で素敵なキーホルダーが完成!

そのほかにも「くりふと」にはキッチンスペースやコミュニティ放送スタジオが併設されていたり、屋外にはキッチンカーも置けるイベントスペースが設けられたりと、人々が滞在しながら交流できる施設としてますます充実するそう。来春のオープンが楽しみです!

人が、町が、あたたかい。栗山に決めた理由とは?

このように、作った作品の販路や展示場所があったり、市民が自由に使えるスペースに充実した機材が整っていたりと、クリエイターにさまざまな支援がある栗山町。栗山町でものづくりなどを生業にしていく人にはさらに、担い手がいなくなった空き物件の紹介や、開店資金として使える補助制度なども充実しています。

 

町内の人気レストラン「サメオト」。オーナーの早乙女さんは、京都、イタリア、東京で修行を積んだのち、栗山の景色を一望できるこの場所で自分の店を持つことを決めました。

地元の苫小牧で自分の店を持つという目標を持っていたのですが、地元にこだわるのではなくて、札幌からもほど近い場所で挑戦するのも面白いのでは? という弟の言葉に共感し、さまざまな場所を探している中で、この栗山町というロケーションに出会ったんです

早乙女さん
▲ 実際に栗山町で料理を作り、店舗を持つ早乙女さん目線から感じる栗山町の魅力についてのお話に、参加者の皆さんも興味深く聞き入っていました。

このロケーションもさることながら、栗山町の移住担当者さんがとても親身に相談に乗ってくださったことが移住の決め手でした。役場の方から建築会社の方もご紹介いただいて、横の繋がりもぐっと広がりました。
栗山には目立つ特産物はありませんが、人があたたかく、よそ者扱いせずに受け入れてくれる、コミュニケーションが楽しい街です。

早乙女さん
▲ 「サメオト」近くから見渡す景色。
▲ 栗山公園では子どもたちが元気いっぱいに遊んでいました。

栗山町で叶える、自然に触れながら、ものづくりに没頭する暮らし

町内のさまざまな施設を見学したり、先輩移住者との交流をしたりと、あっという間にすぎた3日間のクリエイターワーケーション体験ツアー。

体験したクリエイターの方々からは、

栗山町の景色を見ているだけで癒されました。いろんなアイデアが浮かんできそうです。

自分の作品が販売できる場所が栗山町にこんなにあるとは知らなかった!

こだわりを持っている方がたくさんいて、その人同士が繋がり合っているところがすごく魅力的でした。

札幌からも近く、センスの良い場所がたくさんありました。

という声が聞かれ、皆さん栗山の魅力をたっぷり知ったようでした。

 

北の大地で自然に触れながら、ものづくりに没頭する暮らし。栗山町なら、そんな夢が叶う気がしました。

ぜひ一度、栗山の街を訪れてみてください。まるで家族や友だちのように迎え入れてくれますよ。

※ この記事は栗山町さまから委託を受け株式会社クリーマが制作しています。

こちらの記事を読んだ方におすすめの読みもの

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