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ハーバリウムとは？初心者でも出来る作り方と贈り物に最適なハーバリウム
お花や植物を美しい状態で長い間楽しむことができるハーバリウムは、近年、お部屋に飾るインテリアアイテムや生花の代わりに贈るプレゼントとして人気なんです。
そんなハーバリウムは、実は作り方も意外と簡単。今回は、初心者にもおすすめの「ハーバリウム」の作り方をご紹介します。ハーバリウムキットを使えば必要な道具さえ揃えれば時間をかけずにできますよ。
お花を飾りたいけれど手入れが難しい......と感じる方は、ぜひおうちでハーバリウム作りに挑戦しませんか？
ハーバリウムとは？
ハーバリウム（Herbarium）とは、プリザーブドフラワーやドライフラワーをガラスなどの容器に入れ、専用のオイルに浸したもので、植物の瑞々しさや美しい発色を長期間楽しめる人気のインテリアです。水やりなどのお手入れも不要で、置くだけで植物を飾れるのが特徴。
使われているオイルは発火しにくく、化粧品等の材料としても使われるものなので万が一皮膚についても安全です。
なお、もともと英語で「Herbarium」は、研究を目的とした植物標本やそれを保管する植物標本室のことを指す言葉で、その標本の多くは、乾燥した押し葉標本で作られているそうです。観賞用のハーバリウムとは大きく違うんですね。
ハーバリウムを作る際に必要な材料・道具
□ ボトルや、ガラス容器、空き瓶
まずは植物や装飾品を入れるための容器が欠かせません。素材は色々な種類がありますが、観賞も大きな目的の一つであるためガラスのような透明な素材が用いられることが多いです。オイルを入れるので、しっかり蓋が閉まるものを用意してくださいね。
□ プリザーブドフラワー、もしくはドライフラワー
ガラスの瓶に好きなお花を入れるだけで簡単に作れるハーバリウムですが、ほかにも工夫していろいろなものを入れて楽しむことができますよ。
例えば、鑑賞用に作られたドライの押しフルーツや、ビー玉、貝殻やラメ、グリッターなどを入れても素敵です。ぜひお好みで試してみてくださいね。
□ ハーバリウム専用オイル
水が入っているように見えるハーバリウムですが、実は中身はオイル。水を使ってしまうと、お花の腐敗が早まるのでおすすめしません。
また、水を使うとお花が水面に浮いてきてしまうことも。せっかくお花の美しさを気軽にずっと楽しめるハーバリウムですので、専用のオイルを使うと良いですよ。
ハーバリウム専用のオイルは透明度が高く、粘度が高いため、傾けたり揺らしたりすると優雅にお花がボトルの中で舞う様子も楽しめます。
初心者でも出来る！ ハーバリウムの作り方
1）ガラス瓶やボトルを煮沸消毒する
ボトルが清潔でないとお花が腐敗してしまう原因になってしまうので、最初にしっかりと消毒します。ガラスの瓶の場合、煮沸ができるので、鍋などに入れて煮沸消毒してください。煮沸後は、しっかり水を切って冷めるまで置いておくことで自然と水気がなくなります。
2）ハーバリウムに入れる花材などの配置を決める
花材をハサミでちょうどいいボリュームにカットして、色の配置やボリューム感を決めていきます。一度入れてしまうと、やり直しがしづらいので、ここでしっかりとイメージを決めておくことがスムーズに進めるコツです。細かくカットしすぎると浮いてきてしまうことがあるので、適度な大きさにとどめつつ、長い花材なら茎も残しておくのもポイントです。
3）ガラス瓶やボトルにオイルを注ぎながら順番に花材を入れる
最初にガラス瓶に少しオイルを注ぎ入れてから、花材とオイルを交互に入れていきます。花材がガラス瓶の口より大きくても、ピンセットなどで押し込めば綺麗に入ります。
ガラス瓶の上の方まで花材が入ったら、オイルをギリギリまで注いで、少しの時間そのまま置いておき、瓶の中の気泡をなくします。
最後にガラス瓶のキャップをしっかり閉めて、完成です！
ハーバリウムの作る際の注意点
□ 必ずドライフラワーかプリザーブドフラワーを使う
乾いているお花を使わないと、お花に含まれた水分によってハーバリウムにした後に腐敗が進んでしまいます。ドライフラワーとプリザーブドフラワーを使う際も、十分乾燥したものを使い、湿気てしまったものは使わないようにしましょう。
□ オイルが入っているので火元に気を付ける
ハーバリウムに含まれたオイルは発火しにくい化粧品等の材料として使われるものが多いですが、中には可燃性のものも。安全のため、ガスコンロや火元の近くには置かないようにしてください。
□ 直射日光を避ける
ハーバリウムは直射日光に長く当たっていると、日焼けや色落ちをして色が変わってしまうことも。なるべく直射日光の当たらないところで飾ってください。
□ 小さなお子さまの誤飲などに気を付ける
綺麗に見えるハーバリウムはお子さまにとっても興味深いもの。誤って水だと思って開けて誤飲してしまわないように、小さなお子さまがいらっしゃるご家庭では十分に気をつけて管理してください。
初心者さんが作るなら、ハーバリウムキットがおすすめ
新色 パステル ハーバリウムボールペンキット 花材キット 20種類
カスミ草やあじさい、スターチスにお好きな色のパールを取り入れてオリジナルのボールペンを作成しましょう。
Creemaで見つけた、おすすめのハーバリウム10選
ハーバリウムは、中に入れるお花の種類や色、量、ボトルの形などで雰囲気がガラリと変わります。ブーケのように華やかなものももちろんありますが、男性の部屋にも飾れるシックな雰囲気のハーバリウムも。
自分用にも、プレゼント用にも、飾る場所やその人の好みに合わせて選んでみてくださいね。
ゴールドにカラーリングされたかすみ草でりんごの表面のつぶつぶ模様を表現したfull fleurさんのハーバリウムは、珍しいりんごの形！ 紫陽花も入っていて、ブルーとレッドの2色展開になっています。選ぶ色でぐっと雰囲気が変わるので、お部屋のスタイルに合わせて楽しんでくださいね。
lala salamaさんのこちらのハーバリウムは、グリーンやブルー系のラインナップから1本を選べます。瓶の中に余白があり、植物の姿を楽しめるハーバリウムは、男性のお部屋にもおすすめ。
爽やかなブルーがまるで青空を思わせるAtelier SENICO（セニコ）さんのハーバリウムは、お部屋に置くことでどんよりとした曇り空の日も気分が晴れやかに。
清涼感溢れるハーバリウム、夏のインテリアにいかがでしょうか？
美味しそうでカラフルなフルーツミックスをイメージした、Natural＊mocoさんのハーバリウム。ドライオレンジやベリーなどを入れて、カラフルなフルーツミックス、フルーツポンチ風に仕上げたハーバリウムです。
爽やかなドライオレンジのスライスがホワイトあじさいベースにとても映えるkoyukiさんのハーバリウムは、爽やかなシトラスな雰囲気。円柱型など他の形のボトルと並べてスクエア型のハーバリウムもおしゃれです。
まるで香水のような上品な見た目のTritonさんのエキゾチックハーバリウムは、1つ置くだけでぱっと華やかな印象に。
1つでももちろん、コロンとした形の異なるハーバリウムを並べても可愛いですね。
視覚と香り、両方から癒し空間を演出してくれる、heill ヘイルさんの「ハーバリウム・アロマディフューザー」。ラベンダーの香りは、疲れたときやお休み前のゆったりとした時間を優しく演出します。
本物そっくりな見た目に思わずじっくりと眺めてしまう、花職人工房さんのクラゲのハーバリウムは立体感が出るように、面の多い瓶で製作されているんです。
LEDライトと一緒に飾ることで、まるでライトアップされた夜の水族館のような幻想的な雰囲気に。
La soieさんのハーバリウムは、海をモチーフにしたちょっと珍しい「フラワーアクアリウム」。ブルーの紫陽花が咲いているような不思議な世界。まるで海の中をくり抜いたような面白さ。癒しのハーバリウムです。
一年中、透明な海の世界を楽しめるアイテムとしてギフトにもおすすめの、シアレス-Thirlays-さんのフラワーアクアリウム。南国リゾートの白い砂浜で拾った貝殻やシーグラス。ガラスのようにクリアな海の中、熱帯魚たちが気持ちよさように泳いでいる様子を再現した涼やかなアクアリウムです。
ハーバリウムで、手軽に花のある暮らしを。
細やかなお世話が要らず、置くだけでお花の色や瑞々しさを楽しめるハーバリウム。フラワーアレンジメントと違って埃を被ってしまう心配もなく、男女を問わない豊富なデザインが揃っているのも魅力です。
Creemaには定番のドライフラワーのハーバリウムから、和風のハーバリウム、海の世界のハーバリウムまで種類も豊富に約4,800点のハーバリウムが見つかります。
生花を飾るのは難しいという方も、ハーバリウムで暮らしに植物を取り入れてみませんか？
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