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「ハンドメイドインジャパンフェス2019」お買いものレポート【作家さん編】

「ハンドメイドインジャパンフェス2019」お買いものレポート【作家さん編】

こんにちは、クリーマの竹中です。

 

7月20日(土)・21日(日)に東京ビッグサイトで実施した「ハンドメイドインジャパンフェス2019(以下:HMJ)」。全国および海外から約3,000人のクリエイターと、オリジナリティ溢れる作品たちが集まり、大盛況のうちに幕を閉じました。

(当日のマーケットエリアの様子)

今回のイベントテーマ「みんなの宝島」という言葉の通り、たくさんの作品たちの中から自分だけのお気に入りを見つける「宝探し」のようなお買いものを、多くの方に楽しんでいただけたのではないでしょうか。

そんな中、当日の忙しい合間をぬって、実は作家さんたちも買い手としてお買いものを楽しまれています。そこで今回は、昨年もご紹介した「作家さんのお買いもの」を取材させていただきました!

 

作家さん同士の繋がりや、イベントならではの出会いが見えてきました。

作り手の人柄が見える、丁寧に作られたポーチ

買い手: ヤマセのすり鉢さん(すり鉢職人)

作り手: satte hanpuさん(帆布カバン作家)

焼き物の町・常滑で、すり鉢一筋の製陶所を営む「ヤマセのすり鉢」四代目の杉江さん。職人として日々、丹精こめたすり鉢を一つひとつ作られています。

そんな杉江さんが今回のHMJで買ったのは、国産帆布のトートバッグ等を手掛けるsatte hanpuさんのミニポーチ。

(右側が、2年前に購入されたというミニポーチ。2年経ってもとても綺麗な状態で、丁寧に作られ、大切に使われていることが良く分かります。)

2年ほど前にイベント出展した際、satte hanpuさんとブースが隣同士で、その時に紫色のポーチを購入しました。ケーブル類など、そのままカバンに入れるのはちょっと不安なものをしまっておくのにとても便利で、今回追加で2つ買いました。

satte hanpuさんは普段、帆布のカバンを制作されているのですが、その工程の中で余ってしまう端切れを活用してポーチにされているそうです。縫製がとても丁寧で、しっかりと作られています。satte hanpuさんご自身も丁寧かつ真摯にものづくりをされている方で、そのお人柄がそのまま作品に表れているところも素敵ですよね。

ヤマセのすり鉢・杉江さん
(satte hanpuさんのブースにて。左:satte hanpuさん、右:ヤマセのすり鉢・杉江さん)

「一緒に会いに行こう!」とsatte hanpuさんのブースに連れていっていただきました。イベントで生まれた、作家さん同士の繋がりが見えるお買いものでした。

3年越しのお買いものに、イベントならではの出会いも

買い手: Studio Glass-Ivyさん(ステンドグラス作家)

作り手: NAKARI WATCH JPさん(腕時計作家)、iwashikujiraさん(イラストレーター)、peiworksさん(陶芸家)

 

(買い手:Studio Glass-Ivyさんのブースにて。左:クリエイター・岸江さん、右:マネージャー・小林さん)

続いて、色鮮やかなステンドグラス作品を手掛けるStudio Glass-Ivyの岸江さんと小林さんにも、お買いものを見せていただきました。

一つめのお買いものは、NAKARI WATCH JPさんの腕時計。木の文字盤と革のベルトが、自然な風合いで肌になじみます。

(NAKARI WATCH JPさんの腕時計。小林さんは「これを買ったんだよ!」と周囲の方に嬉しそうにお話されていたそうです。)

実は、3年前のHMJで見かけてから、ずっといいなと思っていたんです。その後、作家さんご本人とはSNSでも繋がったりと仲良くさせていただていたのですが、買う機会を逃してしまっていて。

「どうせならHMJで直接お会いできたときに買いたいな」と思い、今回は買うと決めて朝イチでブースに行かせていただきました!3年越しになってしまいましたが、ようやく購入することができ、とても嬉しいです。

Studio Glass-Ivy・小林さん

お二人とも買われたもう一つの作品は、iwashikujiraさんが描く似顔絵。小林さんはご自身の似顔絵を、岸江さんは写真をもとにお子さんたちの似顔絵を描いてもらったそうです。

優しげなタッチで描かれた似顔絵たち。お話を伺ったときに、ちょうど岸江さんがお子さんの似顔絵を受け取られていましたが、「素敵すぎて、涙が出そうになりました!」ととても喜んでいらっしゃいました。

小林さんは、さらに陶芸家・peiworksさんのマグカップも購入されていました。ブースがちょうどお向かいで、作品を眺めているうちに「あのマグカップいいな」と気になったそうです。

(peiworksさんのマグカップと、Studio Glass-Ivyさんのキャンドルホルダー)

好物のワッフルで、2日間の元気をチャージ。

買い手: mokmoさん(時計クリエイター)

作り手: kosさん(パティスリー)

(買い手:mokmoさんのブースにて)

今回HMJに初出展いただいた時計作家・mokmoさんが購入したのは、パティスリーkosさんの手作りワッフル。

2日間おひとりで出展されていると、なかなか長時間の休憩を取るわけにはいきません。そんな中、ほっと一息つけるおやつを会場内で買われたそうです。

もともとワッフルが好物なので、「あるかな~?」と思いながら手作りフードのエリアに足を運んでみたんです。そこでkosさんのバターと蜂蜜のワッフルを見つけ、迷わず購入しました。

蜂蜜の香りが濃厚で、美味しくエネルギー補給ができました。オレンジとレーズンのスコーンも購入させていただいたのですが、そちらもとても気に入りました!

mokmoさん

ちなみに、mokmoさんは昨年のHMJ2018に来場者として足を運び、「私もここに出たい!」とHMJでの出展を目指してこの1年間で作家活動を開始されたそうです。

そんな嬉しいお話も伺うことができました。

一目ぼれしたジュエリーと、HMJで再会

買い手: 毛線球牧場 MU/s craftさん(帽子作家)

作り手: mkさん(アクセサリー作家)

(買い手:毛線球牧場 MU/s craftさんのブースにて)

今回、HMJ出展のために来日してくださった台湾の帽子作家・毛線球牧場 MU/s craftさん。以前別のイベントで一目ぼれしたという、mkさんのイヤリングを購入されていました。

(一つひとつ手作りされた、真鍮とパールのイヤリング)

以前、日本で開催された別のイベントに来場者として足を運んだ際、mkさんのジュエリーを見てとても素敵だと思いました。ただ、その時は時間がなくて購入できず、台湾に戻ってから似たデザインのものがないかあちこち探したのですが、やはり見つからず…。

今回HMJの会場でたまたまmkさんが出展されているのを見つけて、無事購入することができました。左右異なるデザインのイヤリングを組み合わせて買わせていただきました。とても気に入っています!

毛線球牧場 MU/s craftさん

イベントでの作品や作家さんとの出会いは、まさに一期一会。その時その場で理想の作品と出会えるというのは、本当に「ご縁」ですね。

思わず笑顔になる、遊び心のある作品

買い手: 141硝子 石井洋平さん(ガラス作家)

作り手: 平野照子さん(陶芸家)、ナウーシニクデザインさん(Tシャツ作家)

(買い手:石井さんのブースにて)

パンティグラス」をはじめ、個性豊かなガラス作品を手掛ける石井洋平さん。石井さんはHMJで、クスッと笑顔になるような遊び心のある作品を購入されていました。

 

一つめのお買いものは、陶芸家・平野照子さんが作られたカバの置き物。

平野さんのブースにたまたま立ち寄った際、こちらのカバをはじめ動物モチーフの作品が並んでいて、惹かれました。

どの子にしようか迷ったのですが、正面から見たときの、この「にんまり」と笑うカバの表情がとにかく気に入って、この子に決めましたね。見ているだけでとても癒されます。

石井洋平さん

もうひとつのお買いものは、ナウーシニクデザインさんのTシャツ。猫が逆毛を立てながら、「OMAE NANKA KOWANAI DE」と威嚇しているイラストが胸元に。

どこか怯えた様子の猫と強気なセリフが、なんとも愛らしいデザインです。思わずふふっと笑みがこぼれますね。

作品を手に取って、作り手との対話を楽しむ。イベントならではのお買いもの

今回は、HMJ2019にご出展いただいた5組の作家さんに、当日のお買いものを教えていただきました。

イベント会場で一目ぼれしたという作品との出会いや、作家さん同士の交流など、いろいろなお買いもののストーリーが見えてきました。

直接作品を手に取って、その手触りの良さに驚いたり、作家さんとの会話を通して、作品のこだわりやものづくりへの想いを教えてもらったり。イベントでのお買いものは、対面だからこそのワクワクがたくさんあります。

 

クリーマでは、ハンドメイドインジャパンフェス(次回開催:2020年1月11日・12日)のほか、様々なリアルイベントを通年で開催しています。ぜひ足を運んでいただき、一期一会の作品との出会いを楽しんでみてくださいね。

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(読みもの)“作家さんの”お買い物をこっそり教えてもらいました @HMJ2018(ハンドメイドインジャパンフェス)

昨年のHMJ2018でも、作家さんたちのお買いものをリサーチさせていただきました。作家さんならではのお買いものストーリーに注目です。
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