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意外と知らない?!結婚式男性ゲストの基本マナー&おしゃれにきめるアイテム11選

意外と知らない?!結婚式男性ゲストの基本マナー&おしゃれにきめるアイテム11選

結婚式に招待されるのは、いつでも突然。春の結婚式シーズンも近づき、結婚式に招待されている方も多いはず。

 

ところで、結婚式に招待された時、男性はどのような服装で結婚式へ向かえば良いのかご存知でしょうか。男性の方は「スーツなら大丈夫」と安心しがちですが、ゲストの服装には色々なマナーがあります。マナーを守らないと、結婚式で浮いた印象を与えてしまうことも……。

 

今回は男性ゲストが結婚式に参加する時の基本的なマナーや、よくあるQ&A、Creemaで見つかる結婚式に身に着けたい作品をまとめました。紹介したネクタイやポケットチーフなどは男性へのプレゼントにもおすすめです。夫婦で結婚式に参加することもあるので、一緒にこの記事でマナーをおさらいするのも良いかもしれません。これから結婚式に参加される方の参考になれば幸いです。

1.結婚式に適した服装は?基本的なマナー

2.どうすればいい?ゲストのよくあるQ&A

3.華やかにお祝いを!厳選作品11選

4.式を盛り上げよう。男性ゲストもおしゃれを楽しむ

結婚式に適した服装は?基本的なマナー

結婚式で気を付けることは何でしょうか?いつもと変わらずきっちりとしたビジネススーツで行くこと?確かにある程度のきっちりさは必要です。

 

でも男性ゲストが結婚式の服装で最も意識するべきことは、「マナーは守りつつ、式に華やかさを添えること」です。普段と変わらず、きちっとしすぎた格好は、結婚式の特別感を薄めてしまいます。結婚式には華やかさをプラスした服装で行くと、より式を盛り上げる気持ちが伝わります。

 

ただ、新郎より目立つような服装は控えましょう。最低限守ったほうがよいマナーとして共通するのは、アニマルデザインや派手柄のものを着用しないことです。

 

結婚式に行くときのスーツ、ネクタイ、靴・靴下、ポケットチーフの基本について詳しくご紹介していきます。

◆スーツの基本

▲スーツは明るい色は避けましょう。ネクタイやポケットチーフでアクセントを!

ゲストは基本的にスーツが良いと言われています。タキシードやモーニングコートは新郎や新郎の父親が着ることが多いので避けましょう。

 

スーツの色は、黒や紺、ダークグレーが適しています。ただ、黒のスーツを着るときにネクタイやベストも黒でそろえるのは、お葬式のような暗い印象になってしまうので気を付けましょう。黒のスーツの時は紺やグレーのベストを着ると◎

実はベストはとても便利なアイテム。結婚式ではジャケットを脱ぐことはカジュアルな雰囲気になりすぎてあまり良くないそうですが、ベストを着るとフォーマル感が出るので脱いでもokに。暑い時にはジャケットを脱げますし、寒さ対策にもなります。

 

注意したいのがシャツ。襟をボタンで留めるタイプの「ボタンダウンシャツ」は格式高い結婚式ではカジュアルなのでNG。色は白が基本ですが、最近では淡いパステルカラーのシャツも着られているよう。華やかさも忘れずに!

◆男性のたしなみ、ネクタイの色や柄

▲シルバーでストライプ柄のものはフォーマルな場でも◯ シルクなので光沢があり上品さが漂います。

黒のネクタイはお葬式のようで暗い印象になってしまう、という話がありましたが、実は選択肢がとっても広い。白やシルバーが基本と言われてきましたが、シャツと同じくパステルカラーがokに!柄はあまり派手なものではなく、無地や細かいドット、ストライプなど控えめなものを使いましょう。

 

最もフォーマルなものを使うときは、光沢のある生地で、白やシルバーで無地のものか、白やシルバーでストライプ柄のものを選びましょう。

◆足元にも気をつけて。靴、靴下のマナー

意外と見落としがちなのが足元。靴は先端に一本線の入った「ストレートチップ」と言われるデザインが最もフォーマル。ひも付きで、無地、黒のものを選びましょう。

 

一般の友人のゲストなら、先端に模様の無い「プレーントゥ」もokとされています。場合によってはダークブラウンの靴も良いこともあります。

 

靴下も黒が基本。座っても肌が見えないような長さのものを履くと安心です。

◆ポケットチーフのたたみ方は?

▲ワンポイントの刺繍が可愛らしいポケットチーフとしても使える白地のハンカチ。

そもそも男性の胸ポケットはポケットチーフを入れるために生まれたのだとか。ポケットチーフはスーツに立体感を与え、仕立ての良さを感じさせる効果もあります。ポケットチーフは、男性が身に着けられる数少ないアイテムの一つなので、ぜひ使いたいところです。

 

白が最もフォーマルです。白やシルバー以外であれば、ネクタイの色に近いものを使うとまとまりがでます。ポケットチーフが多色使いであれば、ネクタイはそのうちの一色を使うとこちらもまとまりが出て◎

 

ネクタイが無地の時はポケットチーフの柄は自由度が高いです。もしネクタイも柄付きの時は柄の大きさを合わせましょう。

素材は大きく分けて4種類あります。それぞれの特徴、使う場面をまとめました。

リネン:午前中から昼間の結婚式 使いやすい

シルク:夕方から夜の結婚式 エレガント

コットン:二次会 春夏 カジュアル

ウール:二次会 秋冬 カジュアル

ポケットチーフの形は「スクエア(正方形)」と「ラウンド(円形)」があります。

 

ラウンドは円の中心をつまんでポケットに挿し込めば良いので初心者におすすめですが、フォーマルな場ではスクエアを使いましょう。

 

男性たるもの、ポケットチーフの畳み方は知っておきたいところ。

ここではスクエアのポケットチーフを使った、代表的な3種類のたたみ方をご紹介します。

●TVフォールド

最もオーソドックス。どんな場面でも使えます。

 

1.縦→横の順番に折り、正方形にします。

2.ポケットの大きさに合わせ、三つ折りにします。

3.ポケットの深さに合わせ、下を折り曲げます。

4.ポケットから縁の部分を1cmほど覗かせます。

●スリーピークス

フォーマル度が高いため、無地のものが適しています。シルバーグレーのものが良いとされています。

 

1.広げて三角に折ります。

2.さらに三角に折って、四分の一にします。

3.もう一度三角に折ります。三つの角ができるので、ずらして整えます。 ※等間隔にずらすときれいにできあがります。ここで、角が二つになるようにすると、ツーピークスというたたみ方になります。ツーピークスも、以下の手順にそってたためば作ることができます。

4.ポケットの深さに合わせ、下を折り曲げます。

5.左側の部分をポケットの幅に合わせて折ります。

6.チーフの角が外側を向くようにして2〜3.5cmほど覗かせます。

 

●パフド

柄付きのものだと、様々な表情を見ることができます。

 

1.チーフを広げて真ん中を摘み上げます。

2.チーフを絞るようにまとめます。

3.真ん中から二つに折り曲げます。

4.折り曲げたふわっとした方を上にして胸ポケットに入れます。

どうすればいい?ゲストのよくあるQ&A

◆ネクタイピンは必要?

▲ユニークなネギ型のネクタイピン。さりげない遊び心をプラスしてみるのも◯

付けないとマナー違反ということは無いですが、ネクタイピンは機能的にもアクセサリー的にも優れもの。ネクタイを固定すればきっちりとした印象に。普段のビジネスシーンでは付けられないような遊び心のあるものを身に着けるとコーディネートのバランスがよくなります。

 

フォーマルな場ではゴールドやシルバーのネクタイピンが基本的で、ゴールドなら黒やグレーのダークスーツ、シルバーなら濃い色のスーツと良く合います。

 

付ける位置はいつもより少しの高めの位置に。華やかな場なので目立つ位置にしてみましょう。

◆蝶ネクタイはあり?

▲なんと革でできた蝶ネクタイも。色使いが可愛らしく、革ならではのボリューム感があります。

蝶ネクタイは新郎以外がつけるのもアリです。実は蝶ネクタイは本来、夜の正装であるタキシードなどに合わせるネクタイで、フォーマルなアイテムなんです。基本的には夜に使うほうが無難であると言われてます。

 

付けるときは、ベストを着るとコーディネートのバランスが良くなります。

黒が無難ですが、黒で揃えすぎるとウェイターのようになってしまうので、適度に柄の入ったものや他の色が入ったものを選んでみましょう。

◆ポケットチーフはハンカチでも代用できる?

ハンカチでも代用できますが、基本的にポケットチーフのほうが小さく、ハンカチはバランスが悪くなってしまい、使いづらいです。ポケットチーフは装飾、ハンカチは機能的に使うものと割り切って、ポケットチーフを手に入れましょう。

◆ポケットに手荷物が入らない!どうすればいい?

▲牛革を使用したクラッチバッグ。引き締まったクラシカルな風合い。

手荷物はクラッチバッグにまとめれば大丈夫。カジュアルなリュックやトートバッグはもちろんNGです。

◆ご祝儀袋はそのまま持っていっていい?

袱紗という、ご祝儀袋を包むアイテムに入れましょう。袱紗はご祝儀袋にしわがついたり、折れてしまうのを防ぐなどの役目を持っています。

袱紗の選び方や渡し方についての記事はこちら

 

◆腕時計は付けてもいい?

「時間を気にしている」という印象はあまり良くありません。

もしつけるとしたら、シルバーのメタルバンドタイプや黒系のレザーベルトタイプをチョイスしましょう。

チラチラと何度も見ないように注意!

ここまで結婚式に招待された男性ゲストの服装についてまとめてきました。せっかく招待された大切な人の華やかな結婚式に、普段通りの格好ではもったいない。いつもとはひと味違うアイテムを身に着けてお祝いの気持ちを伝えましょう!今回はネクタイから、さりげなく手元で映えるカフスまで、結婚式で役立つ作品を11作品厳選しました。

華やかにお祝いを!厳選作品11選

受注制作・結婚式やパーティーに、小さなミツバチ柄・ネクタイ/ホワイト

どんなスーツにも似合う白地に、ちいさく控えめな蜂が柄になっているかわいらしいotema projectさんの作品。折柄は蜂の巣模様がイメージされていて、ディティールにこだわって作られた作品です。遊び心のあるデザインは結婚式に華を添えます。

ホライズン(エーゲブルー)、ウェディング 西陣織 ネクタイ(ポケットチーフ付)

水平線をモチーフにしたグラデーション、少し光沢のある西陣織で仕上がったFORTUNA Tokyoさんの作品。上品な色合いの淡いエーゲブルーが特徴で、高級感があるのでフォーマルな場にもぴったり。ポケットチーフとセットなのでコーディネートにも困りません。

GAËLLE ポケットチーフ&シュシュ 2点セット 『Paysage』 * 風景 *

風景柄のファブリックが美しいPAOUDAさんの作品。ポケットチーフの表地はグレーベージュにワインカラーの風景柄で、裏地はブラウンがベースのストライプ柄。どちらの面も独特な色使い、デザインで、控えめながらも存在感のある作品です。ご夫婦でのコーディネートも楽しめるようシュシュもセットになっています。

TATAN 定番の水玉蝶ネクタイ(ネイビー)

落ち着いたネイビーにかわいらしい水玉模様がうまく調和したTATANさんの作品。カジュアルですが品があり、定番の水玉はどんな季節にもピッタリ。式に華を添えるワンポイントとしてぴったり。落ち着いた色合いのスーツにこの蝶ネクタイを付けるとバランスも良くなりそう。

<Ci-Pu>ネコタイピン まったり猫

まったり優雅に座っている猫がかわいらしいアトリエちぃぷぅさんの作品。タイピンの横には猫の手がついていて、猫好きにはたまらない作品です。デザインはシンプルですがシルバーで高級感があるので、フォーマルな場でも使えそう。遊び心をプラスしたい方におすすめ。

 

寄木のネクタイピン

木の持つ独特な色合いを活かした、幾何学模様がおもしろい白谷工房さんの作品。100%自然素材のワックスでの仕上げな上、ピンの部分がゴールドなので高級感があります。模様の並び方はランダムで、他の人と被ることがありません。木材特有の控えめで柔らかな温かみを与える、繊細で美しい仕上がりとなっています。

博多織オリジナル蝶ネクタイ ボーダー ハンドメイド 絹100% 光沢 八寸なごや帯 高級生地 

貴重な八寸なごや帯の高級生地を使って作られたいのじさんの作品。普通のボーダーではなく細かい織柄が入っていてオリジナリティがあります。絹100%で肌ざわりや光沢に高級感があり、丈夫なのでずっと長く使っていくことができます。

KAMIBUKURO(紙 袋) large 国内本牛革製 ブルー

口部分をクルクルと折り返すことでサイズ調整ができるクラッチバッグです。ハリがあるのに柔らかく、手に馴染み持ちやすくなっています。内側の底部分には型崩れを防ぐための革の底芯が入っているので、シルエットもきちっとキマります。giaponicaさんの作品です。

タッセルクラッチバッグ / レザー / ブラック / プレゼント

ワンポイントの発色の良いタッセルが目をひくlowbellystrippersさんのクラッチバッグ。シンプルなデザインながら特厚グローブレザーを使用し高級感もあります。荷物を入れても不自然につっぱることがなく、コーディネートにまとまりを与えます。フォーマルな式にもぴったり。

 

光で表情が変わる注目度抜群の天然貝のカフスボタン Advanced 003

ちらっと見えるシャツの袖に、さりげなくこのカフスボタンが付いていたらきっと注目してしまう。天然貝のボタンを用いたこの逸品は3B CUFFSさんの作品。作りがチェック柄になっているので光がキラキラと反射して見ていて飽きません。大人な雰囲気の中にも遊び心が感じられます。

オニキスカフスボタン   silver950/メンズ/プレゼント/手作り/カフリンクス

オニキスの深い漆黒の美しさが、六角形という珍しい形のデザインで一層引き立っている作品。この作品を作られたAJINAさんは銀と革の職人で、素材そのものの良さを最大限に引き出すものづくりをされています。銀の表情、重みも余すところ無く感じられ、存在感があります。

式を盛り上げよう。男性ゲストもおしゃれを楽しむ

結婚式に参加する男性ゲストの服装には色々なマナーがありますが、結婚式は実はおしゃれをする絶好の場でもあります。スーツや靴はオーソドックスにまとめることが多いですが、ネクタイやポケットチーフ、カフスなどのアクセサリーは式に華を添える役目として大活躍します。最近ではパステルカラーがコーディネートに取り入れられ始め、より華やかに、より遊び心を楽しめるようなマナーに変わってきました。

 

結婚式では、懐かしい友人や親戚と会うことも多いです。見た目が楽しく目を引くようなCreemaの作品は、久しぶりに会う人との会話のきっかけになるかもしれません。結婚式を盛り上げるという意味でも、せっかくの機会なので、基本のスタイルは意識しつつも普段できないおしゃれを自分も楽しみましょう!

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